感想:面白かったけど ・ ・ ・
て感じでした。
マクロス好きなら目を通しておいてもいいとは思いますけど、おすすめはしないレベル。
いままでの主だったキャラが次々出てくるので、マクロスシリーズが好きな人なら楽しめるかと。
あとは右京さんの書かれるあのアルトさんが好きな人、アルトファンなら買ってもいいのでは。
アルシェリ好きな方でそれを期待してる人だと、目を通して損はないかと。
途中何度かニヤニヤしてしまうところがあるです。
ただ、右京さんの描くアルトなので、どちらかというとミハアルじゃね?!と思ったけどね、私は。
あと、個人的には右京さんの過剰すぎるアルトの表現に私は毎回笑ってしまいます。
ええっとなんであんなに過剰なんですかね?
あとね、アルトが登場するたびに謡ってるのがどうなのかと……てか、いくら歌舞伎出身でもおかしいですよね?ですよね?てか、変な人じゃね?
すみません、ああする意味が俺いまだよくわからんです。
あれだけ個性豊かなキャラがたくさんでてるわりにうまくまとめたなぁと感心します。
でも逆にいえば全部が浅くなってしまって、微妙さがましたとも…
このへんは難しいですね。
ただ新キャラのリオン・アイシャ・ミーナの3人は好きです。
むしろ、もっとしっかりこの3人メインの話で読みたいなぁ。
でもさ、やっぱ△なのね。
”お前たちが俺の翼だ!”
なんだなぁ…
私、基本的にマンガ・アニメであっても一途な人が好きなんだけど…
―はっ、私がマクロスの主人公にハマれない理由と+と0は受け入れた理由がわかったよ。
主人公の男がふらふらしてるから嫌なんだ。なるほど。
そして+と0については男側の気持ちはぶれないから大丈夫なのか…なるほど。
そうですね、できればマクロスFキャラメイン、+キャラメインとか、視点を変えて何冊か出してくれないかぁ(苦笑)
あ、あとシンってそんなすごい奴だっけ?
イサムはどんなに過剰に表現しても問題ないくらいの腕だと思います。アニメもそういう扱いだったし。
あれでもシンってそんなだっけ?
いや、腕はいいパイロットしては描かれていたけどさ。
本当、右京さんの小説て”すごい”と見せるために過剰すぎるきらいがあって、どうもなぁ
あと頼むからアルト賛美すぎて、アルトの声を”玲瓏”と表現するのはや~め~て~~(泣)
(※玲瓏:玉などが透き通るように美しいさま。また、玉のように輝くさま。 玉などの触れ合って美しく鳴るさま。また、音声の澄んで響くさま。)
悠きゃん、そういう声で演じてないから(涙)
あえて2枚目半で、あくまで普通の熱血少年(男)ぽい声…という制作側のオーダーで演じるから。
頼むその努力を無駄にしないで(涙)
本読むときもセリフは全部そのキャラで脳内再生される私には、ギャップがありすぎて辛かったです。
右京さんの詩的な感じとか、戦闘シーンなんかは好きなんだけど、人物表現の賛美っぷりというか、美化っぷりがすごすぎて、せっかくのよさをうわまってて、残念なんだよね。もったいないなぁ。
ということで、まぁ右京さんは通常運行です。
大丈夫なかたは読めばいいと思う。