書こうか悩んだのですが、色々思うところがありまして、やっぱり書くことにしました。
コミケ関連のちょっと真面目な話です。
今回の参加でも思ったのですが、『コミケ』を知らない参加者さんがふえてるなぁ～と。
メディアに取り上げられ、ヲタク市場が大きくなった分、恐らく、これからも増える一方だと思います。
参加してる知人たちと話したりしても、結構、え、そこを知らないの？とびっくりすることが、ここ数年増えてます。
私もルールとか詳細を熟知しているとは言えません・・・が、しかし、そんな私から見てもびっくりすることが多いわけです。
正直、これからが心配です。
そんなわけで、これくらいは覚えておいて欲しいことを書いてみようかと！
■スタッフの皆さんは仕事じゃないですよ！！！ボランティアです！！
時給？なにそれ？でるのはお弁当くらいですよ！
普段は別の仕事なり、学生している方が、コミケ規定の説明会に参加うえで、頑張っているんです。
逆を言えば、説明会に参加できる18歳以上なら誰でも出来るんですよ。
報酬なしで、ほとんどのスタッフの方は、役所やヘタなサービス業のかたより笑顔で、優しく接してくれたうえに、てきぱきさばいてくれるんです。
個人的に、心から尊敬します。
■コミケは何十万人が集まる巨大イベントです！
コミケの規模を知らずにくる方が増えてるようです。
参加するときは、覚悟してきてください。
夏なら炎天下で2～3時間並ぶのも当たり前です。
冬も同じです。
自分が知っている一番大きなイベント・・例えばコンサートなんかより、さらに何倍かでかいと想像したほうがいいと思います。
軽い気持ちでくると焼けどしますよ。
■買えなくてキレないように！
欲しかった本が買えなかったからといって、作り手に文句言うのもやめましょうね！
色々、事情があるんですから。
そういう方は、まず、自分で作って売って見たらいかがでしょうか？
時間やお金のやりくりがどんだけ大変か身に沁みるのでは？
まぁ、中には集客のためあえて限定本を出したり、ベラボーなきんがくを設定するところもあります。
残念ながら、そんなところを好きになってしまった自分を諦めましょう（苦笑）。
■1ＳＰ2列
・・・・が基本かと。机半分に3人は無理。かと言って、ど真ん中に1人立たれるのも後から来た人が迷惑。
カタログなどの注意事項に明記されていることではないですが、売る・買うどちらにも参加している私の感想です。
■隣りのスペースから横入りしない！
買うかどうか決めるのに、ちょっと見たいだけの時もありますよね。でも見たいところが並んでいる・・・・・・かといって、隣りのスペースから手を出して、隣のスペースのところで読んじゃうのは駄目ですよ！
自分の本じゃないのを自分のスペースで立ち読みされるサークルさんの気持ちを考えましょう！自分がされたらどうですか？悲しくないですか？そのうえ、自分の本には見向きもされなかったら・・・・・
サークルさん同士も気まずくなる可能性があります。
自分の”欲”ばかりに夢中にならないでね。
■徹夜禁止です！！
この徹夜対応にいくら金がかかり、コミケというイベントが、周辺住民や警察、消防からどんだけ目をつけられていることやら・・・。
コミケの1ＳＰ￥7500。
通常から考えるとべらぼーに高いですが、↑これが増えれば、さらに高くなる可能性もあるんですよ。
徹夜対応にかかっている金額を聞いたとき、私は目が点になりました。
主催側がどれだけ、そのことに注意し、準備、対応しているか聞いて以来、本気で徹夜組みには腹がたちます。
■基本は『自己責任』です。
自分たちが好きで参加しているんです。
主催側はカタログで再三注意してます。
主催側の注意を守れば、大きな事故、トラブルは避けられるはずです。
注意事項を知らないのは、自分がわるんですよ。
なんでかんでも主催側に求めるのはやめましょうね。
とりあえずは、このへんでしょうか。
カタログで注意されてることもありますけど、読んでない人多いから・・・・。
多くの方が思っていると思いますが、やはりヲタクにとって夏・冬のコミケは、他のイベントとは別物だと思うんです。
しかし、主催の方々がおっしゃってる通り、これまであったからと言ってこれからも続けていけるとは限りません。
続けていけるかは参加している一人一人の行動によると思います。
なんせ、50万以上が参加するんですよ！
過疎が進む地方の人口なんか遥かに超える人数が集まるんです。
私ぐらいなんて思った日には大変なことになります。
逆に私ぐらいは気をつけよう、て+に考えたら、すごいいい方向に進むと思います。
個人的な意見ですが、もし、問題が発生してコミケが出来なくなったら、もう、2度とこういう形では立ち上げできないと思います。
もっと、企業的になると思うし。
そしたら、もっと制限もあって、利益重視な部分が増え、いまのような『祭り』という雰囲気ではなくなると思うデス。
個人的にはそういうのはやだなぁと。
なので、あまり意味はないかもしれないですが、それでも一人でも多くのかたの考えてくれるきっかけになればと思い書いて見ました。
