魔王 6*7話

第6話 「嘆きの都に向かう者、我を通り過ぎよ」
ヘインは送られてきた女帝」のカードを透視し、ある高校と逃げる男子高校生のビジョンを見る。その中にスンギの姿を見るも彼女には誰であるのか分からなかった。スンハ事務所の事務長であるチャ・グァンドゥはある日先輩警察官のパンチーム長に会い、12年前の高校生刺殺事件にオスが関わっていた事実とその目撃者がヘインであることを伝える。その事実を知ったパンチーム長は全てはオスへの復讐であると推測する。

第7話 「信じよ、真実の重さを」
ヘインは彼女の残像の場所を捜してオスと共にある場所を目指した。そこはかつてオスが通っていた高校だった。過去の記憶が蘇る中でオスは怖気づき後ずさる。そしてそこに現れたのは高校時代の担任であったモ・イノだった。オスは一連の事件が自分への復讐だと気付き、ソクジンとスンギに警戒するよう連絡をする。スンハは、母と兄の眠る木の根元にたたずみながら兄の遺骨を持って母と来た時の記憶を悲しみと共に思い出すのだった。



とにもかくにもオスにイラMAX！！
なんだこの甘ちゃんは！
誰も自分を信じてくれない！！とすねまくりだけど、信じてもらえるような態度でいきてなかったじゃん。
殺す気はなかった・・・・おいおい、刺したら怪我するし、場所が悪ければ死ぬでしょう。そんなの小学生だってわかるのに、何言ってだこの子。殺意のあるなしは重要か？結果的に人を殺したんだよ、本当に悪いと思っているなら、信じてもらえなかったって、いじけてる場合じゃないでしょう。
とどめに1回の過ちくらい許して欲しいだって・・・・・・その過ちで、全てを失った人間にソレ言えるの？
オスの悲劇のヒロイン（笑）ぷりに開いた口がふさがりません。
しかも、こんなことがなきゃ自分が他人を虐めていたことさえ思い出さなかったんでしょう。
自分のこと棚上げの薄っぺらな正義感に心底うえぇ～。
上司もどうなの？
その人、殺人者だよ。罪を償わせなくてもいいの？ねぇ、いいの？
部下が可愛いのもオスを気に入ってるのもわかるよ、でもさぁ・・・・・
私の中でオスへの嫌い度がますますUP。
私情で捜査してない？・・・・いやいや、めたくそ私情でしょう（苦笑）。

オは相変わらず、読めないです。
あの冷ややかな目や口元だけをゆがめる笑みがたまりません（笑）
やってることはある意味最低ですが、個人的には無自覚な悪意より、責任取る覚悟の悪事のほうが好きです。
復讐がくだらないものや意味のないものだなんてわかってます。それでも、そうせずにはいられなかった・・・その激情は他人に口が挟めるものではないと思います。
ヘインへの愛情が切ないです。
多分、彼の中で、ヘインは一番綺麗なもの、な気がします。
だから、憧れて、惹かれてやまない。でも汚せないから、近づきすぎることも出来ない・・・・きゅん。
7話のラストで子供にどこにいくの？と聞かれて、一番好きな人って！！（きゅんきゅん）。さらに、子供に君も好きになる人って・・・・ヘインが子供の心を癒すと疑ってもいません。
あんたどんだけ好きやねん！！

7話なのに、この展開。
この後、どうなるのか本当気になります。むきゅ。