さて、フランス国鉄一行は先週の19日（火曜日）から行動開始。火曜日の東京は幸い快晴。2つのグループに分かれて、鉄道の駅を視察。私がアテンドしたグループ（6名）は、品川駅を出発して、新橋⇒お台場海浜公園⇒東京テレポート⇒大井町⇒東京⇒赤坂見附⇒国立競技場⇒千駄ヶ谷⇒代々木とラッシュ時の満員電車で移動。私が案内するのではなく、彼らが自分で移動するのを監視していれば良かった。
12時に新宿サザンタワーにあるレストランに集合しなければならなかったのだが、代々木で時間に余裕があれば明治神宮に参拝、とプログラムに書かれていたため、ほとんど余裕はなかったのだが、皆行ってしまった。奥まで行ってしまうと戻って来るのに時間がかかるため、制止しようとしたが無駄だった。この辺り仏人はいい加減で、ほとんど時間など気にしていないのだ。
まあお蔭で私も明治神宮を見物できた。前にここへ来たのはいつだったかも覚えていない。6名のうち、一人の女性は足が悪くて杖をついているため、奥までは行かずに神社入り口で待機していた。他の5名はどこへ行ってしまったのか、私も見失ってしまった。仕方なくその間にジョロウグモを捕獲。トノサマガエルの餌に持って帰るためだ(笑)。
結局だいぶん遅れてレストランへ何とか連れて行き、私は一旦大阪へ戻るのである。DEAN＆DELUCAのパンとコーヒーを買って新幹線に乗り込んだが、余り美味しくなかった。
それにしても新幹線、この日は13ｈ00ちょうどののぞみに乗ったが、満席で何と海外の観光客の多いことか。
翌朝早く再び東京へ。なぜ連泊しないのか不思議に思われるだろうが、一旦帰る方がいろいろな意味で楽なのである。しかし水曜日の東京は雨で寒かった。これが原因の一つで風邪をひいてしまった。水曜日の朝は、一行を東京の鉄道事業者の本社へ案内するだけの役目だったので、終わったらまたすぐ大阪へ。12ｈ30ののぞみに乗ったが、前日同様満席で立っている人も多く、やはり海外観光客が多かった。
前日のパンがイマイチだったので、この日は弁当を買うことにしたのだが、駅弁のほとんどは添加物の塊でとても食べようという気にならない。しかしこれは添加物が入っていなかった！良かった！
そもそも駅弁など、買ってすぐに食べるものであろう。なにゆえこんなに大量の添加物を混入する必要があるのであろう？ヨーロッパなどでは考えられない量の添加物だ。日本人消費者、もう少し賢くならないといけない。
この日は夜の稽古にどうしても出たかったので、いずれにしてもこの日の午後はアテンドを予定していなかった。
一行は水曜の夜遅くに大阪到着。翌朝、宿泊先の阪急レスパイヤホテルロビーで合流。関西はずっと天気も良くて穏やかな気候。私はこの日はエッフェル塔のネクタイ。昔、パリのギフトショップで10€ぐらいで買った代物だ。
大阪の鉄道事業者を2社訪問。2社目では駅のホーム柵の視察。
特にうめきた新駅の動くスクリーン式のホームドアは私自身も初めて見た。
フランスにはまだこういったホーム柵がなく、導入を検討し始めている。そのためどれぐらいのコストや工事の規模になるのかを調査するために今回来日した次第である。
また来年も何らかのテーマで来日するのだろうなあ。何でも良いがとにかく早くに準備をして欲しいものだ。嵐が去って今週はゆっくりとしたいところなのだが、フランスのオー・ド・セーヌ県が多くの企業を伴って兵庫県を訪問するらしく、企業通訳の依頼がある。これもまたろくに資料も移動スケジュールもなく、いい加減なものである。
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森の里ホームズ
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