国が推奨するコオロギ食。コオロギはイナゴなどと違い、発がん物質があるだの、不妊になる成分が含まれているだの、いろいろと取り沙汰されているが、もちろんコオロギなど食べてはいけない。こんなものを食べるのは河野デマタロウぐらいのものだ。
前にも書いたが、自然界にいるコオロギを捕獲して食べるのであればまだしも、国が奨励しているのはヨーロッパイエコオロギという種類で、日本古来のコオロギではない。そのヨーロッパイエコオロギにしても、自然界に生息しているのを捕獲して食べるのであればまだしも、人工的に繁殖させたものが対象となっている。繁殖させやすいから食用に向いているなどと国は嘯いている。
問題は餌にある。餌に何を与えているかご存じだろうか?私は最近、カエルの餌用に近くのヤモリ専門店でこのヨーロッパイエコオロギを時々買うのだが、餌に何を与えているのか店員に訊いてみた。すると、ドッグフードだと言う。
そう、ヨーロッパイエコオロギはドッグフードやキャットフードを食べて育っている。つまり、この種のコオロギを食べるということは、ドッグフードやキャットフードを食べるのと同じことなのだ。
フォロワーの「今更ながらブログはじめました!50代オヤジのつぶやき(愚痴)」さんがご自身のブログでご紹介されている記事の中で、特にこの2つは是非お読みになって頂きたい。
https://blog.goo.ne.jp/yujimx5/e/843a256439be954eb0f697913fc18912
本当に、ヨーロッパのレベルに比べると日本人の意識は余りにも低い。
https://blog.goo.ne.jp/yujimx5/e/78811e68fb5a7797412118f51252ea47
ペットフードも毒まみれだそうだ。実際に無添加のドッグフードを作っている人に言わせると、日本のドッグフードは本当にひどいらしい。最もペットが病気にならないことには獣医も儲からない。食べ物で病気を作って、医者がカネを稼ぐという構図は人間の世界と変わらない。
昔東京のドッグホテルでアルバイトした時、オーナーが「米国の某ドッグフードメーカーは獣医に多額の献金をしているため、獣医はそのメーカーのフードを飼い主に奨める。飼い主は獣医が薦めるから、と喜んで購入する」と言っていたが、まさにファイザーが医師会に献金し、医師会がファイザー製ワクチンを患者に奨めるのと同じだ(笑)。
覚えておこう。コオロギを食べるのはドッグフードを食べるのと同じこと。実際、繁殖コオロギの身体はドッグフードでできているのだから。コオロギの粉末なんて、要するにドッグフードの粉末なのだ。それも添加物まみれの。
昆虫日記
うちのベランダではヤブキリとキリギリスが大量に孵化している。この中で無事成虫になるのは、せいぜい20匹ぐらいだろうか。こうして見ると、ヤブキリとキリギリスの区別が難しい。
もう少し拡大して見ると、上にいるのがヤブキリで下がキリギリスである。
今はまだこんなに可愛いが、やがて肉食の獰猛な昆虫になる。これがヤブキリの成虫。
そしてこれがキリギリスの成虫。
冬を越したクビキリギスとオンブバッタ数匹も健在。
昆虫はたべるよりも鑑賞して楽しむべきものである。