何をさておいても行きますよねぇw( ̄▽ ̄;)
1日に予定していた舛添要一東京都知事らによる小笠原村の視察が中止となっていたことが分かった。
発表によると「自衛隊機の機材故障のため」とあり、報道によれば、利用を予定していた「US-2」に
故障が発生したためとのこと。
東京都の発表では、中止のみを明らかにしているだけで、再視察の予定などは不明だ。
「ようやく」の視察
小笠原村の視察は、中国船による赤サンゴの密漁被害が大きくなっていることから決まったもので、
11月25日の記者会見ではこう語っている。
どれぐらいの船があるかというのも是非見てきたいし、最近の各種報道を見ていると、
夜中に操業しているというような報道があるので、そこまでは見られませんけれども、
いずれにしても、やはりいつも申し上げるように、現場視察というのは一番良い。
「百聞は一見にしかず」ということで見てきたいと思っています。
しかし中国船による密漁の問題は、それ以前から起きており、度重なる報道も行われていた。
にもかかわらず12月になっての視察は「ようやく」の感が否めないものだった。
また北京でAPEC「アジア太平洋経済協力」が開催された際に行われた11月10日の日中首脳会談以降、
密漁する中国船の数が激減しており、減り始めてからの現地視察の決定は、
明らかに怠慢と見なされても仕方がないだろう。
訪韓や訪中だったら?
繰り返しになるが、発表は「中止」となっており、「変更」でも「延期」でもない。
まさか自衛隊機が1機しかないわけでもなく、舛添都知事が何としても行こうと思えば
、多少の費用はかかったとしても、他にいくらでも方法があるはずだ。
これが訪韓や訪中であれば、これほど簡単に中止することはないだろう。
相手があるのは韓国や中国も小笠原村も同じながら、舛添「都」知事が、
どちらを向いて仕事をしているのかが良く分かる結果になった。
■東京都「都知事の小笠原村視察の中止について」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/12/20oc1100.htm
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