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2018年07月31日 14:53 https://jp.sputniknews.com/politics/201807315177460/
日本外務省は31日、露日両国の「2+2」フォーマットでの外相、国防相会議を目前に控え、
リアノーボスチ通信からの取材に対し、日本は朝鮮民主主義人民共和国をめぐる状況をも考慮した場合、
安全保障分野におけるロシアとの対話の拡大を重要だとみなしているとの姿勢を示した。
日本外務省は、隣国ロシアと安全保障分野での対話を続けることが重要であり、露日の「2+2」会談では、
両国の相互理解の視点から北朝鮮周辺の傾向を含めた地域安全保障に重点を置いた建設的なディスカッションを
望んでいることを明らかにしている。
こうした一方で日本外務省は交渉開始までは、会談の成果について、今後も露日の「2+2」対話が
続けられるかについては一切のコメントを避けた。
これより前にザハロワ露外務省公式報道官は、露日「2+2」会談にロシアから参加する
セルゲイ・ラブロフ、セルゲイ・ショイグ両大臣は、日本の河野太郎、小野寺五典大臣らとともに
「両国の国防分野における安全保障分野におけるロシアと日本の信頼強化策を話し合う計画」であることを明らかにしていた。
今回の交渉は、日本のイージス・アショアの配備計画に対するロシア側の懸念を背景に、
北朝鮮が核ミサイルプログラムを中止する姿勢をアピールし、これについて米韓と対話を行っていることで
北朝鮮情勢が刻々と変化する中で行われる
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