陸上配備型イージス導入へ 日米防衛相会談で表明見通し
防衛省は、陸上配備型の新たな迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を導入する方針を決めた。北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返す中、ミサイル防衛態勢を強化するのが狙い。米ワシントンで17日午後(日本時間18日未明)に開かれる日米防衛相会談で、小野寺五典防衛相が米側に伝える見通しだ。
複数の日本政府関係者が明らかにした。
防衛省は、2018年度予算案の概算要求にイージス・アショア導入に向けた関連経費を盛り込む方針を固めていた。北朝鮮の脅威が高まっているとして作業を前倒しし、購入先の米国と具体的な協議に入ることにした。概算要求では金額を明示しない事項要求にとどめ、年末までに金額を確定して予算案に基本設計費を計上したい考えだ。
地上型イージス導入へ 防衛省、北朝鮮対処で
2017年8月17日 12時31分https://www.hokkaido-np.co.jp/article/126149
防衛省は、海上自衛隊のイージス艦に搭載している迎撃ミサイル「SM3」を地上配備する
「イージス・アショア」導入を決めた。
北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に対処するため、防衛能力の向上が不可欠と判断した。
当初は来年度予算の概算要求に調査費を計上する方針だったが、前倒しして設計費を盛り込む。
政府関係者が17日、明らかにした。
政府は2018年後半にも予定している防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」見直しや、
19年度以降の次期中期防衛力整備計画(中期防)策定に当たってイージス・アショアの早期導入方針を反映させる。
配備候補地の選定なども並行して進める。
(共同)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017051601077&g=prk
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