理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

小林早賢館長「中国講話」1

2011年11月08日 11時33分04秒 | 幸福の科学 宗教 宇宙 UFO 霊(スピリチャル)

小林早賢館長「中国講話」1

*メル友北海道*


2011年11月5日 小林早賢館長「中国講話」
(@YB渋谷精舎)


 この一年で、中国の情勢も、大きく変化してきました。
自由を求める声は、かなり強くなってきましたし、
その背景にある最大の要因は、経済情勢の変化でしょう。

 ここに来てさすがに、
「中国の(不動産)バブルの崩壊は時間の問題か?」
という論調の方が主流になってきましたし、見方によっては、
「バブル崩壊は、すでに起きている」
という声もあります。

確かに、株価の上海総合指数を見ても、ピーク時から既に
20~25%程度下落していますし、あちらこちらの大都市で、
「購入した2軒目のマンションの価格が、既に3割以上下落して、
ローンで購入した中産階級の人々が、大挙して不動産屋に
押しかけ、一触即発の状態になっている」
という話は、日本の新聞にこそ出ませんが、
現地の駐在員筋からはよく聞きます。

中国の金融当局が、
「日本のバブル潰しの失敗(日銀・旧大蔵省による)を
詳細に研究している」
というのはよく聞く話で、「何とかソフトランディングさせよう」と
やっきになっていますから、20年前の日本のような
"極端な腰折れ"という形では現れないかもしれませんが、

いずれにせよ、
「宴(うたげ)の終わりを迎えつつある」
というのは、世界に共通した認識でしょう。

 

中国政府が
見落としていること

 

 問題はそのあとです。
「最初の円切り上げ(1970年)を渋ったために引き起こされた大インフレ」
「二度のオイルショック(1973,1978年)」
「バブルの発生と崩壊(80年代後半)」

そして、もっと言えば、

「先進国の仲間入り(IMF(国際通貨基金)&OECD
(経済開発協力機構)に加盟(1964年)をしたときの振舞い方」
など、様々な試練と経験を経てきた日本の眼から観ると、
「中国政府の人達が、明らかに気がついていないことがある」
ということが、見てとれます。

彼らは、
「これから始まる景気後退は、一種の循環的なものであって、
調整が終われば、再び成長軌道に乗せることができる」
と思っている節がありますが、それに対してはっきりと
断言できることがあります。それは何かと言うと、
「今のままであれば、彼らには、再び(高度)成長は
やってこない」ということです。

 ここまでは、日本もかつて、来たことがあるのです。
ある意味で、この30年近くの間、中国がやってきたことは、
かつての高度成長時代の日本とそっくりでした。

一応、自由主義経済ではありましたが、かつての
「日本株式会社」同様、国を挙げて、ゴリゴリの「中国株式会社」
をつくり、(何しろ未だに国営企業がGDPの半分以上を
産み出しているのですから、かつての日本以上です)、
国策で経済成長を推進してきました。

 経済の発展段階が低い間は、
(もっとはっきり言えば、賃金が低い間は)、このやり方で
いけるのです。

賃金が日本の数十分の一(百分の一)であった間は、
シノモノ難しいことを言わずに、大した"創意工夫"を
しなくても、国の保証でドーンと投資し、安い賃金を使って
ゴリゴリ押していけば、
日本を始め世界中から工場を集め、それを使って
他国の商品を打ち破ることができるのです。

 しかし、それによって、人々は豊かになります。
(というより、「人民を豊かにすることができる」という
一点のみが、今の中国共産党の唯一の存在根拠で
あり、この一点が実現できなくなったら、あっという間に
共産党は放り出されるでしょう。)

そうやって、賃金は確実に上昇します。

しかし、それによって、このやり方による成長は必ず壁に
ぶつかり、そのままでは、必ず一旦、経済成長は
終焉(しゅうえん)を迎えるようになっているのです。

かつてはそうやって、中国は、アメリカや日本からマーケットを
奪ってきました。しかし、賃金が(少なくとも沿海地域では)
ここまで上昇してくると、その手が通用しなくなり、
今度は自分達が、ベトナムなど、遅れてやってきた国々に、
「もっと安い賃金によって、マーケットを奪われる」という
恐怖と戦わなければならなくなったのです。

 そこまで、経済の発展段階が進んできたときに、
「それでも経済成長を続けたい」
と願ったならば、必ずやらなければならないことがあります。

それが何かと言うと、アダム・スミス霊が言うように、

「情報の自由化」なのです。


(「その2」に続く)


●お問い合わせ・ご予約などは、電話・FAX、または
こちらのアドレス
hokkaido@sj.irh.jpまでお送りください。
●メール配信をご希望の方は、「メル友希望、
お名前、支部名、会員番号」をご記入の上、
hokkaido@sj.irh.jpまでメールをお送りください。

北海道正心館
Tel:011-640-7577
Fax:011-640-7578



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつの間に (sunsun)
2011-11-08 21:13:18
早賢さん、北海道から渋谷にお移りになったんですか?
返信する
知らないけど (桜咲久也)
2011-11-09 00:28:33
講師としてお迎えしたんぢゃないの?
返信する
さすが (とおりすがり)
2011-11-09 09:12:55
小林早賢館長殿はとても精力的であり、いつもパリパリノリノリの状態でうらやましいですなあ。
変幻自在の雲のような感じです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。