政府、中国に汚染物質排出抑制要請へ
東日本にも大量飛来の可能性
2013.2.6
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130206/trd13020610250002-n1.htm
政府は5日、呼吸器疾患などを引き起こす微小粒子状物質「PM2・5」
が中国から日本に飛来していることを受け、中国政府に対して
汚染物質の排出抑制対策強化を求める方針を固めた。
政府が汚染物質の飛来に関し、中国政府に申し入れを行うのは初めて。
厚生労働、環境両省は今後、健康や環境被害の実態を調査して
対策を取りまとめる.
環境省は先月以降、西日本で国の基準値である35マイクログラム
(1日平均)を上回るPM2・5を相次いで観測。
福岡市で52・6マイクログラム(1月31日)、大阪府枚方市では
63・7マイクログラム(同月13日)を記録した。
今月以降は北寄りになる中国からの偏西風の影響で、大量の
PM2・5が東日本にも飛来する可能性が高まっている。
微細汚染粒子「PM2.5」 中国から飛来
http://blogs.yahoo.co.jp/smkss434/10344516.html
まず良いものは来ないですね。日米欧の列強の経済的な進出が齎す
ものである。昔は軍事的な進出であった。
大気中に浮遊する粒径2.5μm(2500nm)以下の超微粒子
(PM2.5: Particulate Matter、髪の毛は70μm、インフルエンザ
ウイルス0.1μm(100nm))は呼吸器奥まで吸入され、さらには
可視光を散乱・吸収するため気象にも影響があるという。
2.5μm以上の粒子であえば重力沈降で除去されますが、微粒子は
降水がないと(又は冬場の低温時)長期滞留し日本にまでの遠方拡散が起こる。
化学組成は硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、塩酸(HCl)及び
揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として
環境大気中での化学反応により蒸気圧の低い物質に変化して
粒子化したものという。
激しいせき込み、呼吸困難、吐き気. めまい。5月~6月の若者の
激しい咳は咳止めでもなおらないが、原因のひとつにこのPM2.5も
あるのではないか。大都会のディーゼルガスの微粒子DEP(60~100nm)も
その一種ある。微小粒子ほど肺胞などの気道の奥に沈着するので
激しい咳が長期間続く可能性がある(咳中枢を鎮める薬は無効)。
一旦、体内に入ると除去は難しく血流にのり免疫機構などに悪さする。
中国の大気汚染懸念、数値公表へ 福岡県が5日から
http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013020401001495.html
福岡県は4日、大気汚染物質のうち、呼吸器疾患などへの悪影響が
指摘される微小粒子状物質「PM2・5」について5日から
県内10カ所で観測を開始し、ホームページで数値を公表すると発表した。
大気汚染が深刻な中国に地理的に近い福岡県は、汚染物質の飛来が
懸念されている。県は「正確な情報を提供すると同時に、
汚染状況を解析したい」としている。
県によると、国が定めた環境基準値は1日平均で大気1立方
メートル当たり35マイクログラムだが、福岡市の観測所では1月、
基準値を上回ったことが数日あったという。同市は既に数値を公表している。
「汚染物質、中国から」可能性裏付け 県研究所
2013年02月06日
http://kumanichi.com/news/local/main/20130206002.shtml
県保健環境科学研究所(宇土市)は、肺がんなどを引き起こす
恐れがある微小粒子状物質「PM2・5」について、中国大陸から
越境移流してきた可能性を裏付ける調査報告書をまとめた。
「県内全域で影響を受けたと考えられる」としており、中国の深刻な
大気汚染が、対岸の火事ではないことを示すデータといえる。
,
その意味で、日本政府は外界の影響を受けずに建物内で大量に無農薬で農産物を生産可能な植物工場の推進(農業の自由化など)を強力に進めるべきでしょう。ほかに関税がなくなり、農産物が大量に安く手に入ることができるTPPに参加、加盟するべきだと思いますが。
って感じですな。
香港なんかも気になりますね
西日本の政治家や行政、住民は断固として一体となり中華人民共和国に猛抗議し、謝罪を求め(高額の)損害賠償を請求するべきです。