台湾訪問の中国高官、抗議派に「ペンキ浴びせられ」る事態
・・・大陸では紹介されず、成果のみ強調
2014/07/04 Fri 10:05
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-5924.html
台湾訪問の中国高官、抗議派に「ペンキ浴びせられ」る事態・・・大陸では紹介されず、成果のみ強調
27日夜、ペンキを浴びせられるなど激しい反対運動を受けたことで、28日の予定の多くを取りやめた。
中国大陸では台湾における張主任への抗議活動がほとんど紹介されておらず、
中国大陸では台湾における張主任への抗議活動がほとんど紹介されておらず、
台湾では「熱烈に歓迎」され、交流と意思疎通が大幅に前進したと強調されている。
国台弁主任は大陸側当局にとって、対台湾工作の責任者であり、地位としては
国台弁主任は大陸側当局にとって、対台湾工作の責任者であり、地位としては
閣僚級。現職の国台弁主任の訪台は初めてだった。
張主任は訪台に先立って「各地で庶民と交流し、その声に耳を傾ける」などと強調。
訪問先にも中小企業や高齢者施設、身体障害者が学ぶ学校を選んだ。
大陸側と馬英九政権が強引に発効しようとして台湾政界を揺るがす猛抗議が発生した
大陸側と馬英九政権が強引に発効しようとして台湾政界を揺るがす猛抗議が発生した
サービス貿易協定など、大陸と台湾の提携強化では「一部大企業の利益となるが、
弱者は切り捨てられる」との反発が根強いため、大陸側として「台湾の弱者を気にかけている」
と示す狙いがあったと考えられる。
張主任は独立志向が強いとされる台湾南部にも足を運んだ。 しかし、訪れる先々で抗議活動に遭遇。
張主任は独立志向が強いとされる台湾南部にも足を運んだ。 しかし、訪れる先々で抗議活動に遭遇。
抗議活動については台湾側当局も「想定内」のことであり、宿泊先のホテルでは、建物内での活動を
狙っていたとみられる、張主任到着前から泊まり込んでいた人々が「強制的に追い出される」騒ぎも発生した。
27日には張主任と台湾側・行政院大陸委員会の王郁〓主任委員が非公式会談を行った高雄市内の
27日には張主任と台湾側・行政院大陸委員会の王郁〓主任委員が非公式会談を行った高雄市内の
会場敷地に抗議グループが突入。
張主任が乗っていた自動車や警備の警察官にペンキを浴びせかけた。
(〓は王へんに「奇」) 張主任は28日、予定されていた台中市の胡志強市長との会談は行ったが、
(〓は王へんに「奇」) 張主任は28日、予定されていた台中市の胡志強市長との会談は行ったが、
漁港視察、霧峰林家(戦前から続く台湾大富豪の邸宅と庭園)訪問、宗教施設の鹿港天后宮での
行事参加などは取り消した。
大陸側では、張主任が激しい抗議を受けたことが、ほとんど紹介されていない。
大陸側では、張主任が激しい抗議を受けたことが、ほとんど紹介されていない。
主要メディアでは、新華社系の「参考消息」が「妨害受け最後の1日は日程変更」と伝え、
一部メディアが同じ記事を転載した程度だ。
「参考消息」も「台湾独立分子の妨害を受けた」と紹介しただけで、ペンキを浴びせかけられたとの
具体的状況は伝えなかった。
国台弁の公式サイトは、張主任の台湾での活動を次々に紹介したが、台湾各界の要人との会談や、
国台弁の公式サイトは、張主任の台湾での活動を次々に紹介したが、台湾各界の要人との会談や、
「海峡両岸の青年との座談会出席」、「台湾南部で農村に入る」、「仏光山(仏教施設)を訪問し熱烈に
歓迎される」など、「成果」を強調したが、相当に激しい抗議活動に遭遇したことには、一切触れていない。
張主任は28日夜に北京に戻った。到着の空港で記者らに対し「今回の訪問で台湾各界の民衆から
張主任は28日夜に北京に戻った。到着の空港で記者らに対し「今回の訪問で台湾各界の民衆から
熱烈な歓迎を受けた。一部には『異なる声』があったが、民意の主流はきわめてはっきりしている。
両岸関係の経輪的発展を支持し、双方当局の担当責任者が互いに訪問することを支持し、
歓迎するものだ」と述べた。(編集担当:如月隼人)
- 関連記事 【週刊ポスト】「台湾は国でない」と決めつける大メディアの「媚中と無知」 (07/04)
- 「主催メディア各社は、『國立』という二文字を入れてしまうと台湾を独立国だと認めて
- しまうことになり、中国から反発を受けるかもしれないと考えたのでしょう。しかし、
- 博物館や特別展の正式名称は固有名詞です。メディアの判断で省略していいはずがない。
- これでは媚中メディアの誹(そし)りを免れません」
-
(`д´ )/ホントに、頑張ってる台湾に失礼だ。。
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