http://yanai-hissho.hr-party.jp/activity/2729.html より
福島の放射線が、もう安全な理由
3月11日 国会前集会 第一部
「福島安全宣言」を求める福島県民集会での演説のです。
皆さん、こんにちは。今日、3月11日、あの大震災から5年目の節目です。
今日、福島から、そして宮城から、山形から、東北の方々がこの国会前に集まりました。
この5年を節目に、真実の福島を国民に、そして政府に伝えるべく、結集しました。
私、矢内筆勝、福島県会津の出身です。福島の皆さん、言いたいこと、山のようにあると思います。
その一端を、私のほうからかわりにお話しさせていただきます。
今、福島では、おかしなことが山のようにあるんです。
福島は5年たった今でも、避難している人は10万人にものぼります。風評被害も消えません。
野菜もお米も売れません。
先日、韓国で日本の物産展が開かれる予定でした。
しかし、そこに「福島」が入っているという理由でドタキャンされました。悔しいです。
しかし、今日、私は声を大にして言います。
福島は、安全です。
その証拠を持ってまいりました。これは福島県のホームページから持ってきたものです。
見てください。福島も郡山も会津若松も、いわきも、東京とまったく変わりません。さらに、他の海外の都市と比べたのを見てください。
世界の都市と比べて、福島のほうが放射線量は低いのです。さらに、中国の上海は、福島の6倍の放射線です。
皆さん、びっくりしていると思いますが、PM2.5 の中に放射性物質が入っているからです。これが真実です。
ここから、なぜ「福島は危険だ」と言えるのでしょう。おかしいです。
あの事故から5年、福島第一原発の20キロ圏内には、今も科学者が自由に入れないのです。おかしいでしょう。あり得ない話です。
数時間しか入れないのです。これでは、科学者が20キロ圏内の科学的調査はできないじゃないですか。
そしてもう一つ、言いたい。
今、福島の復興を妨げている大きな問題に、除染があります。
この間、自民党の丸川環境大臣が「福島の除染は科学的根拠がない」と言って、そのあとすぐに謝罪して撤回しました。
なんで撤回するんですか。本当のことじゃないですか。
今、福島では、年間1ミリシーベルトよりも下げるという基準で、除染が行われています。
しかし、この日本の年間の平均の放射線レベルは、1.48ミリシーベルトです。
自然放射線よりも低く下げる除染なんて、あり得ないです。
これが今行われている、そしてこの除染作業に年間何千億円ものお金が使われているんです。本当におかしなことです。
こんな無駄なことに使うお金があるのだったら、20キロ圏内のインフラ整備を急ぐべきです。
20キロ圏内は安全だからです。
20キロ圏内に、私も何度も入って実際に放射線量を測ってまいりました。
浪江町、富岡町の放射線レベルは、東京とまったく変わりません。
さらに福島第一原発のすぐ近くまで行って、放射線量を測りました。そうしたら、巷にある放射能泉(天然温泉)と
まったく同じ放射線レベルなのです。第一原発の前ですよ。体にいいじゃないですか。
本当におかしなことが、今まかり通っています。
そして今、福島県には市民団体と称する人たちが、県民でもないのに福島県に入って、「福島は危険だ」とあおっています。
そして、県民を不安に陥れ、風評被害を拡大しているのです。自分たちの反政府運動に、福島を利用しているのです。
私は、彼らのそうした行動を絶対に許せない。これは、原発推進とか、反原発とか、そんな問題じゃないのです。
人間としての品格の問題です。品性の問題です。
本日、私たちは安倍政権に、声を大にして申し上げる。
安倍総理、真実から逃げるな!
福島が十分安全なレベルまできているということは、安倍さん、自民党の議員たちが一番よくわかっているじゃないですか。
なぜ、わかっているのに、「福島は安全だ」と言わないんですか。
選挙のためですか。
それとも、年間2兆円も入っている復興予算の利権の絡みなんですか。
いま、福島で失われているのは、真実です。正義です。
私たちはいよいよ、あの震災から5年、真実を、そして正義に基づいた正しい福島の復興、東北の復興を始めなければなりません。
そのために今、心ある青年の皆さん、そして福島の皆さん、東北の皆さん、全国の心ある国民がここに集った。
いよいよ正義のための真実を訴える、新しい復興事業を、ここから始めようじゃありませんか。
福島は安全だ!
3月11日 国会前集会 第一部
「福島安全宣言」を求める福島県民集会での演説の動画です。
3.11第一部「福島安全宣言」を求める福島県民集会 矢内筆勝による演説
拡散記事
・
・