原発停止の影響に苦しむドイツ
2012.03.28(水)
(2012年3月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
ドイツの原子力発電の段階的廃止の第一線にいる人々は、
電気が消えないようにするために日々苦労していると話す。
国内にある原子力発電所の半分が閉鎖されてから1年半。
政府は今後10年間で進める再生可能資源による電力への転換は、
予定通りに進んでいると主張する。だが、多くの専門家は、
実際やってみると移行は難しいと言う。
冬は何とか乗り切ったが・・・
福島の原発事故後、ドイツは一気に脱原発に動いた〔AFPBB News〕
「冬は何とか乗り切った」。
ドイツに4つある地域高圧送電網の1つを運営するオランダ企業テネット
で、北部コントロールセンターの責任者を務める
フォルカー・ヴァインライヒ氏はこう話す。
「だが我々は幸運だったし、今はもう、できることの限界に近づいている」
中略
「我々にはもう、危機時に対策を講じる余地を与えてくれる
予備設備がない」とヴァインライヒ氏は言う。
「もし大規模な発電所を失っていたらどうなるか?」 そうなれば、
欧州全土の特定地域で電気を消す「計画停電」を余儀なくされるという。
以下
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34860
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(`・ω・´)深刻だ。
これでは余裕が無く、日々、節電以外のことは考えられなくなる。
フランスでも脱原発の声あり。
そうなれば、他国へのエネルギー輸出を止めるだろう。
他国に依存のドイツの恐怖は倍増。
国の発展は止まる
日本の脱原発を唱えるものは、
出口の見えない節電を望むのか・・
日本の世界への影響力は大きい・・
菅首相の招いた、間違った決断に世界が恐怖した。
。