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記録的な大雪でかすむワシントンの国会議事堂。
米政府は厳重な警戒を呼びかけた(AP)
*ワシントンで記録的な大雪
【ワシントン=犬塚陽介】米東部から中西部は5日、各地で大雪を記録した。降雪は6日夜まで続く見込み。首都ワシントンでは、朝鮮戦争戦没者記念碑がある広場で、兵士像が雪に覆われた。50~75センチの積雪となる予報で、過去最高記録となる積雪70センチを88年ぶりに更新する可能性もあり、米国政府が厳重な警戒を呼びかけている。
ワシントンでは5日昼から雪が降り始め、政府系機関や銀行なども午後2時ごろには業務を停止、家路を急ぐ職員らで地下鉄や近郊道路はごった返した。航空便にも欠航が相次いだほか、地下鉄も運行停止が相次ぐなど、首都近郊の交通機関はマヒ状態となった。
ワシントン近郊のバージニア、メリーランドの両州では、大雪の予報をみた買い物客が5日午前から食料品店などに殺到し、卵や牛乳、パンなどが一部店舗で売り切れに。5日夜半にかけて吹雪となり、一部世帯で停電となるなど、住民の不安も広がっている
産経
米首都圏、大雪の混乱続く
【ワシントン時事】記録的大雪に見舞われた米首都圏は一夜明けた7日も大半の公共交通機関がストップし、多くの家庭が停電に見舞われるなど、混乱が続いている。米ワシントン・ポストによると、週明け8日には連邦政府機関と一部学校が休みとなる。
首都では道路や地下鉄の復旧作業が急がれているものの、7日夕の段階で地下鉄は地上部分での運行は見合わせ。バスは全面運休している。
(2010/02/08-10:29)
時事ドットコム