京都南支部精舎説法 「タブーへの挑戦」
2010.1.17(日)
こんにちは、京都南支部、衛星中継で見ておられる
京滋(けいじ)本部の皆さ ん、
あけましておめでとうございます。
地方説法は又、スタートに京都を選んでしまいました。
季節的には寒いんですけどね。観光客を増やそうと、
一人でも増やそうと来てるんですよ。来る途中、
寺田屋が見えました。引っ張られてるんでしょうね。
これにね。(『坂本龍馬の霊言』を見せながら)
入場料400円はもったいないので入りませんでしたが。
霊言集出す気はなかったが、出版の方が企画して、
霊言全集は値段が高く重いので、簡訳版を出したら
龍馬から怒られました。「あんたは25年前のを出して
、怠けとるんちゃうか」、「出すなら新しいのを出せ」
と。『龍馬降臨』を2月5日に出版します。正月に
録ったばかりの霊言。午前中仕事をして、午後、
総合本部で3人の職員相手に3時間のロングインタ
ビュー型の霊言を録りました。1回で200ページ分
とりました。よくしゃべったということです。
「正月早々忙しいぜ よ」って感じ。
『龍馬降臨』で言いたかったのは、龍馬が幸福実現党
の応援団長であるということ。最近、龍馬本を読んでも
「大きな出っ張りを作れ」と言っているが、生前の書い
たものにも「人間とんがったものがないとだめだ」と
いうことを言ってます。とんがり、出っ張り…言葉として
は乱暴だが現代風に言うと、強い個性がないとだめだ
ということ。あんまり丸っこくなったらコロコロ転がる
のでだめだと言っている。コロコロ転げるとはどういう
ことかというと、世の中の皆の意見に流されてどっちに
でも流されていく人間のこと。だから金平糖のように
先が尖ってないといけない。日本人としてこういう人が
生きていたということ。この近所を闊歩していたということ。
寺田屋で密会をしたり、お龍さんと逢引もしていた。
女性にも守られて支持を受けていた。そんな男前とは
思わないけど。二枚目では ない。(笑)
私も人のこと言えないけど。(笑)言っちゃ崇りがあると
困るけ ど、一般の人が好むタイプではなく、悪女タイプ、
とんがってた女性が好きだったよう。命も随分助け
られていた。勝海舟も女性に助けられている。
英雄の陰には女性あり。勝は奥さんと女中たち女4人位
と住んでおり男はいなかった。「男なんか居ても
いっしょさ」「男なんか居たら一緒に斬られるから。
女なら斬られないから」女がいると男も斬りにくい。
両者とも女性の効用、強みを知っていた。
霊言というものが現実に存在することが、まさしく
この世の人にとってはタブーのようなものかな。
1985年夏から当会の本は出ているが、最初は極めて
マイナー。心霊好きの出版社から出た。
広告も、大手の新聞社は嫌がっていて、やや弱い
新聞からしか出なかった。今は、あの世を信じているか
わからない新聞でも広告は出してくれている。
過去の実績から見て、幸福の科学は社会的にある
程度受け入れられている。「内容を信じるかどうかは
読者の自由で、それが言論の自由」と言ってくれている。
昨年、選挙戦にトライし、議席をとるには至らな
かったが、半年ほどたって、マスコミの一部から
「幸福実現党の言うとおりになってきましたね」と
言われ、 認められきつつある。色んなマスコミ
から声があがっている。
「あたるんですね」、「いや、うちは最初から分か
てるんですけどー」外交でつまずき、景気が悪くなり、
政局に問題が起きると言っていたがそのよう になっている。
小沢と検察との攻防戦は去年の4月くらいからタネは
あったので、選挙前に民意を誘導できたかもしれないが
支持率が下がるのを待っていた。当会の批判が 効いて
きたというのもある。
当時はタブーとされることでも勇気を持って発言しておくと、
あとからだんだん理解して支持してくれる人が出る。
正論というのは出し続けなければいけない。
金鉱は掘ってもすぐには出てこないが、
簡単に諦めてはいけない。1メートル下に出てくる
ことがある。普通なら投げ出すところをもう
ひと粘りすると、成功の道はたいていそういう
ところに出てくる。特に確信が強ければそうなって
くる。もうひと粘りが成功の秘訣です。
今日は、この本(龍馬シリーズ)の宣伝なので何か
宣伝する義務を負っているわけですけど、このタイプの
日本人は少なくなってきました。昨日と今日、55万人
がセンター試験をやっていて、試験で序列ができて
秀才が選ばれるが、勉強できることはいいと思うが、
大きいところ、大局観がない人間(細かいとこばかり)
が指導者層にいるから心配。
龍馬がセンター試験受けたら何点採れる?明確に言うと
失礼だが、京大、阪大クラスは少し難しいのでは…?
まあ普通のところに出る?
勝先生ならそこそこ勉強して点を採られるだろうけど。
今の学力エリートの粒が小さくなっているなら、
そんなので政界の人材供給で きなくなっているなら、
何か変えねばならない。
発想、スケール、迫力、情熱、行動力など測れないもの
がある。社会に出る前に、この人はバカとか賢いとか
普通とかレッテルを張って社会に出すのは良くない。
官僚制はミスを恐れる心から発生。それも大事だが、
もうちょっと大きい大砲もいる。
戦艦ヤマトは41インチ砲位…国のレベルで言うと巨弾を
撃つタイプの人が出てこないといけない。あえて人の
言わないこと、不利なことを言える人が 人材として
出てこないといけない。
昨年夏、北朝鮮、中国のことを言ったが、流れとしては
日本が万が一にも植民地化されるようなことがあっては
ならないということ。明治維新という のは国防一点。
日本国憲法の()文(多分、前文)に書いてあるような
もの ではなく、当時エイリアンのような( )
国防ということにおいては重要であるという認識があった
ので、薩長土肥との対立はあれども国を売るなというところ
では統一できた。幕府などもフランスの資金援助を
断っている。
幕府にも人材はいました。仲間内で争ってはいたが、
国 を守ろうという思いはあった。
見習わなければいけない。
幸福実現党は「民主党が政権をとると中国との関係に
寄っていってアメリカとは亀裂がおこる」と言っていたが、
その通りになった。日米安保危うし。
これのもとは日本の経済界。今、デフレ基調なので、
価格を下げないとモノが売れないので中国との関係
を悪化させたくないというのがあった。
安倍、麻生のタカ派だと中国と関係が悪化するかも
しれない。経済界は中国寄り政権のほうが望ましいと
水面下で思っていた。しかし、現実には中国は人件費が安く、
世界の工場になっている。一人当たりのGDPは10分の1。
農村部は月2,3万で働いている。競争にならない。
人件費を下げるため中国に頼っているが、日本国内が
逆に空洞化している。企業はコストダウンを考えているが、
現実に国内の企業がつぶれている。
中国の経済が拡大しても日本は大きくならない。
コストが安いというだけで中国へ移転しても日本は沈んでいく。
もうひとつ付加価値が必要。デフレの本当の正体は中国経済
への進出・依存。人件費10分の1だから、国内でいくら
やっても勝てない。かつて(アメリカが?)
日本や台湾と貿易摩擦で衝突して 経験したこと。
やるべきことは
① 人民元の切り上げを強く言うこと。かつての日本が
1ドル360円で貿易 摩擦が生じ円高になったように、
人民元の切り上げを主張する。
② 安くで作って売れるけども、国民の生活を向上させて、
工場に対しては環 境コストを上げるなど基準を上げる
努力を求める必要がある。
③ 国民一人当たりのGDPは10分の1、地方ではもっと低い。
都市だけ高い。収入格差は日本の10倍。
共産主義の理想をかけ離れている。軍事費が膨張しているが、
国民の生活改善のために使うべき。
「外敵はどこにいるんですか?」「
日本を国防国家にしても意味ないぞ」と主張すべき。
日本では国防がタブー視されている。
共産、社民は強く言うが、どこの国においても国防を
否定している国はない。世界的に見て間違っていること
はない。これもタブーの一つだが言った。
消費税のことも言った。事態は深刻化している。
東京でも家の近所の小売店がつぶれている。高級店
から閉鎖している。安売り店も時間の問題。
百貨店も撤退。三越でも従業員25パーセント退職
させている。JALも3分の1(15700人)削減。
次々と経済は縮小している。政治は経済への判断
が遅い。麻生政権に輪をかけて積極的に手を打たね
ばいけないのに、「コンクリートから人」へと
ケチケチ 路線を引こうとしたらますます経済が悪化した。
低所得層にカネを渡しても消費には回らない。
高級なものから売れなくなっている。
デフレスパイラルにおちこんでいる。高級店がつぶれ、
安売り店同士の血だらけの戦いになる。弱いものが
つぶれ、安売り店もつぶれていく。これに手を打
てなかったら日本経済もつぶれていく。
政治家が権力を持つことに没頭して、国民の生活に
関心がない。理系的発想で マニフェストというのは
いいけど、柔軟な対応ができていない。
経済は機動力がいる。
宗教としては分に過ぎることをしているのかもしれないが、
この国が沈んでいく、ゆっくりタイタニックのように
沈むのを見ていられない。明治以降また繁栄してきた
日本を沈めるのは相成らない。実現党のいうことは耳に
痛いこと、自分自身にとっても厳しいこともあるが、
本当にこの国にとって必要なことを言っている。
参議院として立候補するが実は参議院の廃止を訴えている。
マスコミとしては「なっても、やめるということ?」
実際には憲法改正がいるから、「集団自殺」のようには
見えないが、参議院が必要かどうかは考えねばいけない。
与野党 のねじれ現象で効率的なものを妨げている。
出たい人がなるのではなく、有識者など、なってもらいたい
人が出せるならが意 味があるが()物事が進まなくなり
行政も進まない。参議院廃止は国の 制度を根本から
見直せといっていること。小さな政府で機能的な政府。
参議院廃止を訴えて参議院立候補は確かにキツイ。
じゃあやめろと言われそうだが、あと から考えると
ためになる。議論沸騰させるため言う。
『龍馬降臨』では国防の斬新なアイディアが出てくる。