「ヘラトリ・トピックス」第36
『中国の脅し?それとも、不安? 焦り?』
転載
『世界の目を醒ますヘラトリ・トピックス』
(第36号)
*メル友北海道*
『中国の脅し?それとも、不安? 焦り?』
中国共産党機関紙「人民日報」系列の新聞「環球時報」の
2/15付けに、とても不思議な記事が掲載された。
いわく、
「ロシアの軍事専門家(退役少将)の発言として、
『ロシア空軍がその気になれば、20分以内に
日本を地球から消滅させることも出来る』と言った」
というのである。
この前後の脈絡が不明な、唐突感の強い記事の掲載(引用)は、
中国問題専門家の阿部純一氏によると、
思い当たるフシがないでもなくて、
「2/8に、ロシア空軍の戦闘機、爆撃機、空中給油機など、
少なくとも5機が日本の領空に接近し、航空自衛隊が
スクランブルをかけて追尾した事実が背景にある」
という。
近年最大規模とも言える、このロシアの示威行動は、
しかし、ロシアの行動パターンを知っている筆者から
すると、別に驚くことでも何でもなくて、事実、
国内でも報道されたのは、産経新聞のベタ記事のみであった。
その程度の「小事」を、ことさら中国の政府系新聞が
取り上げて、しかも、退役軍人という、現下の外交関係に
全く関係(責任)のない部外者の言葉を引用して、
「日本を20分以内に消滅できる」
という、いささかブッソウな(というか子供じみた)発言
を報道するというのは、メディアに関係した人間の眼からすると、
かなり奇異な(というかセンスの無い)報道なのである。
確かに、阿部氏が指摘しているとおり、
「環球時報は、どちらかと言うと大衆紙」であり、
その中国の大衆受けを狙って、「中国も、その気になれば、
ロシアと同じことが出来るんだぞ」と大見栄を切りたかったのだ、
という解釈も成り立たないことはないが、
それにしても、環球時報にしては、やや東スポ並みの?
記事に見えなくもないのは、何とも不思議である。
一体、中国政府の中で、何が起きているのだろうか。
「習近平ジンギス汗説」の余波
実は、今、中国政府の中で、ひそかに広まりつつある
情報については、ハッピーサイエンスの支部、精舎などで
開示されている、『孫文の霊言』の中に詳しい。
(抜粋をお知りになりたい方は、
を参照のこと。)
「習近平次期国家首席が、中国人からすると
あの憎っくきジンギス汗の再来(生まれ変わり)である」
ことは、中国政府内でも、かなり知れ渡りつつあり、
そういう目で、最近の反習近平派の巻き返し
(薄熙来重慶市長(習近平の盟友)の追い落とし工作)
を見ると、なかなか興味深いものがある。
それでなくとも、昨年後半来の、米クリントン国務長官を
中心とした「中国包囲網」づくりが、それに先行する
ハッピーサイエンスのマスター大川の足跡どおりで
あることは、中国政府の視点から観ると一目瞭然であり、
このことは、ハッピーサイエンスの日米同盟キャンペーン(
Thank You America)が、アメリカ政府(国務省)に200%認識され、
本心から高く評価・感謝されていることでも、裏付けられる。
おそらく、国務省内では、マスター大川の情報が、
十二分にクリントン国務長官に上げられているのだろう。
考えてみれば、ハッピーサイエンスというのは、
「中国政府が、過去数十年間に渡って、チベット、
ウィグル、内モンゴルなどの地で行ってきた数々の所業(悪行)
を、日本の近未来に置き換えて、全部映画の中で再現して
みせて、それを全国にロードショー公開してしまおう」
としているのだから、中国政府から見れば、こんなことをする人達は、
「かつて見たことのない日本人の集団」であり、恐れをなして
「妨害行為」に出てきたとしても、驚くには当たらない。
その意味で、今、中国政府から、最も“熱い”視線を
送られているのは、マスター大川であり、ハッピーサイエンス
なのである。
習近平、恐怖のシナリオは"日本の核武装化"
マスター大川が巡錫したインドは、日本との原子力協力を
進めつつあり、いずれ、日本との安全保障(対中国防衛)
協力に向かうのは、時間の問題だろう。
冒頭登場したロシアも、ハッピーサイエンスがロシアでの
啓蒙活動を本格化させたのと、ちょうど同じ時期に、
プーチン次期大統領が復権し、今や、「最大の仮想敵国を
中国に置いて、日本から協力を引き出そうとしたいプーチン」
が主導権を握ろうと、漸進的な民主化がロシア国内で進もうと、
いずれの場合でも、「独裁的な多人口国家中国が、わずか
700万人しかいない極東ロシアを飲み込もうとしている」
今の現状では、「日本とロシアの緊密化」は、歴史の
必然である。
そういう目で、改めて、冒頭の環球時報の
「不規則発言的な記事」を見ると、「気がついたら、
いつの間にか包囲されていた中国政府の、苛立ち紛れの発言」
とも取れるのだ。
孫文霊の「解説」によると、習近平氏の最大の不安要因は、
「マスター大川が、日本を核武装にまで導こうとしているのかどうか」
にあるという。
確かに、中国政府としては、日本に核武装されたら、
完全にお手上げになることは、間違いない。
その習近平氏の懸念に対しては、ひとつの回答を与えておこう。
このヘラトリ・ブログ
http://heratri-topics-jp.blogspot.com/
第17号『日本は何年で、核爆弾を作れるか』の中で、
その点について、
「(日本の核武装までの期間は)意思決定すれば2年」
と書かれている。
日本には、中国政府の工作(外交)を、ことごとく
無にする集団と指導者(マスター)がいる。
だからこの国を、あまり舐めない(なめない)方が良い。(了)
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