(上) 原発を即刻再稼働すべきである
2012.1.1 12:00 (1/5ページ)産経新聞
抜粋
「原発ファッショ」
政府は何をすべきなのか。とにかくまずやるべきことは
電力の安定供給である。ところが、突如として超法規的な
ストレステストを打ち出したり、エモーショナルに原発を
弄ぶ光景が続いている。
プロ市民による原発アレルギーや放射線への不安に乗じた
煽りとしか思えない“原発ファッショ”的な言論空間にも
異を唱えなければならない。彼らが原発政策をかき回して
いるのはたしかであって、彼らに気兼ねして、正常な議論が
成り立たない、あるいは国民が不安へと駆り立てられ、
本来政治が成すべき電力の安定供給がままならない状況は
今も横たわっている。
これはいずれ糺されなければならないと考える。
プロ市民による原発アレルギーや放射線への不安に乗じた
煽りとしか思えない“原発ファッショ”的な言論空間にも
異を唱えなければならない。
彼らが原発政策をかき回しているのはたしかであって、
彼らに気兼ねして、正常な議論が成り立たない、あるいは
国民が不安へと駆り立てられ、本来政治が成すべき
電力の安定供給がままならない状況は今も横たわっている。
これはいずれ糺されなければならないと考える。
覆水盆に返らず
電力供給はあれこれ工面して結果的に足りてました!
ではダメだということも指摘しておかねばならない。
電気が供給されるかどうか。あるいは供給されたとしても
企業が電気供給に不安を抱いたり、料金が不安定ではダメなのだ。
こうした不安自体を払拭しなければ、企業は日本に根付かない。
海外移転は食い止めなければならない。政治はそういう
根本的な問題を直視して、対策を考えているのだろうか。
場当たり的な対応ばかりで本質的な問題から腰がひけて
いると思えてならない。
一度、海外に移転した企業はあとで電気を十分に用意
したところでそんなに簡単に戻って来ることなどできない。
韓国や中国が食指を伸ばして日本の企業誘致に精を出している。
こうしたなかで我が国の国力を維持するためには、電力を
安定的に供給する。
これは喫緊の最優先課題だろう。
万能無敵な不安社会
昨年の夏以降、いろいろなことが原発をめぐって起きた。
がれきの処理が進まない問題でも食品の安全性についても
放射線に対する漠たる恐怖があって、敬遠されたり、
過剰な基準を設けてしまう。問題は、この漠たる不安である。
被災地を応援しよう!と開設したアンテナショップが
放射線に恐怖を感じる、被爆させるつもりかといった抗議が殺到、
中止を余儀なくされた、といった事案も各地で起きた。
国民の不安が解消しなければ、何一つ進まないという状況だ。
たしかに原発の危険な一面はよく分かったし、まして
放射線は目に見えない。だが、それは原発アレルギーなのだ。
正しく怖がることも大切である。
この問題は今年も引き続き、私たちに突きつけられた課題だろう。
続きーhttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120101/trd12010112010004-n3.htm
。
よど号事件関連組織への献金問題もあやしいです。