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弾道ミサイル発射させたイラン穏健派

2016年03月14日 12時21分07秒 | 海外2017年まで

イランがミサイル実験、米国は安保理決議違反の可能性に言及

2016.03.09 Wed posted at 09:22 JST

イランが弾道ミサイルの発射実験を実施した http://www.cnn.co.jp/world/35079185.html

(CNN) イランの革命防衛隊が8日、弾道ミサイル発射実験を実施した。同国の「抑止力」を示すための演習だったとしているが、米国は国連安全保障理事会決議に違反する可能性もあるとの見方を示した。

国営ニュースによると、革命防衛隊は今回のミサイル実験について、「あらゆる脅威に対抗できる態勢」を示す目的で実施したとしている。

一方、米国務省のトナー報道官は、安保理決議違反に当たる可能性が濃厚だと述べ、確認された場合は安保理に諮る意向を示した。この問題について本格的な検証を求め、適切な対応を促すとしている。

オバマ政権高官は、イランが発射したミサイルについて、同国のニュースが報じたような長距離ミサイルではなく、「中距離ミサイル」として言及。安保理が行動を起こし、ミサイル発射を非難する可能性もあると付け加えた。米国が単独で行動する可能性もある。

ただ、今回の事態がイランの核開発計画に関する国際社会との合意に重大な影響を及ぼすことはなさそうだ。

 

関連記事 イラン、弾道ミサイル発射実験 

2016/3/8 22:58 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM08H9L_Y6A300C1000000/

 【テヘラン=共同】イランの革命防衛隊は8日、弾道ミサイルの発射実験を行ったことを地元メディアに明らかにした。抑止、防衛力向上が目的だとしている。核開発疑惑に伴うイランへの制裁は解除されたが、弾道ミサイル開発を制限する制裁は維持されている。

 イランでは2月の国会選挙で、対外融和路線を唱えるロウハニ大統領らの穏健派が躍進。革命防衛隊を中心とする保守強硬派の退潮が鮮明になったばかりで、実験には自らの存在意義を高める狙いもありそうだ。

 ミサイルの射程は300~2千キロで、国内各地にある複数の格納施設から発射されたという。

 イランは昨年10月と11月にも新型弾道ミサイルの発射実験を実施。米国はことし1月、開発に関与している11の個人と団体への制裁を追加した。

 


 

【社説】弾道ミサイル発射させたイラン穏健派

 http://jp.wsj.com/articles/SB12092858236623234774304581592131886086962 より
イラン国会選挙などでロウハニ大統領(写真)に近い穏健派が躍進ENLARGE
イラン国会選挙などでロウハニ大統領(写真)に近い穏健派が躍進 PHOTO: ASSOCIATED PRESS

 イランと米欧など6カ国との核合意を支持する向きは、2月に行われたイラン国会選挙とより影響力のある専門家会議選でロウハニ大統領に近い穏健派が躍進したとの報道に意を強くした。しかし程なくして、穏健派は喧伝されているようには行動せず、イラン型の穏健派は相対的なものであることが明白になった。

 イランが今週実施した弾道ミサイル実験で、ミサイルの胴体にペルシャ語とヘブライ語で「イスラエルは地上から抹殺しなければならない」とのメッセージが書かれていたことで、そのことが分かった。イランは9日に2発の弾道ミサイルの発射実験を行った。報道では、山岳地帯から航続距離1250マイルのミサイルをイラン南西部の850マイル離れた標的に命中した。イスラエルはイランから最短距離で約600マイルしである。イランは8日にもミサイル発射実験を実施した。

 イランのこの力の行使は、お決まりの「強硬派」の仕業ではなかった。同国は昨秋に、国連安保理決議に違反して弾道ミサイル実験を強行し、1月にはロウハニ氏が国防相に対し、ミサイル実験と生産を加速するよう公に指示した。オバマ政権はその後国連決議違反でイランの少数の個人と企業に制裁を科した。しかし効果はほとんどなかった。今回の実験は、バイデン副大統領のイスラエル訪問に合わせて実施されたように見える。

 世界へのイラン受け入れ新時代を生み出す核合意とは、そんなものだ。問題を引き起こした一因は、ケリー米国務長官がイランとの核協議で、最終合意から弾道ミサイルを除外するとのイラン側の要求を受け入れたことにある。その代わり、米国は、イランに対し今後8年間は「核兵器搭載可能」なミサイルの建造・配備に着手しないよう「求める」との弱い内容の国連安保理決議の採択を推し進めた。イラン側は、同国は核開発プログラムを破棄しており、今回のミサイル実験は国連決議には違反していないと主張している。

 ブレジネフ時代のソ連から現在の北朝鮮まで軍縮交渉ではいつものことだが、核兵器開発で信用できない体制は、核撤廃を約束した協定を順守すると信頼することはできないというのが教訓だ。イランのミサイル開発プログラムは、核合意がこれまで同国の軍事力を強化してきた最も明白な例である。イラン以外にもそういう国はある。

 


・北朝鮮ミサイルのあとに・・・。

中国とか、何か裏で連動してるんでしょうかね。

 


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1 コメント

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Unknown (泣き虫ウンモ)
2016-03-14 21:20:34
人のことは言えませんが、ケリーさんて○○でしょうかね。

弾道ミサイルを放置しても、上に載せるものを開発して撃てばよいだけなのに。

う~ん、いろいろな疑問符がつく判断ですよね。

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