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正恩氏、グアム「保留」なら日本標的か “弱気”発言のウラでミサイル発射準備着々

2017年08月19日 00時35分25秒 | 政治・拡散記事・報道・海外

正恩氏、グアム「保留」なら日本標的か “弱気”発言のウラでミサイル発射準備着々

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、脅えているのか-。米領グアム沖への弾道ミサイル発射に、軍事的報復も辞さない姿勢を見せるドナルド・トランプ米政権に対し、正恩氏がグアムへの攻撃を「保留する」とも受け取れるような発言をしたのだ。一方で、米CNNは、北朝鮮がミサイル発射準備を進めていると報じた。米国の怒りを避けて、再び日本周辺にミサイルの照準を変える可能性もある。核とミサイルで世界を脅し続けてきた「狂気の独裁者」の暴走を許してはならない。

 「the foolish and stupid Yankees(=愚かで間抜けなヤンキー)」

 北朝鮮の国営メディア、朝鮮中央通信(英語版)は15日、正恩氏が、グアムへの攻撃計画を準備している朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察した様子を報じた。正恩氏は、米国を小バカにするような「ヤンキー」という表現を使ったうえで、「米国の行動をもう少し見守る」と話したという。

 「見守る」という表現は、国際社会の猛反発を無視して弾道ミサイル発射を繰り返してきた過去の行動から比べると、明らかにトーンダウンしている。

 ただ、正恩氏は視察で、「米国の無謀さが一線を越え、射撃が断行されれば、痛快な歴史的瞬間になる」と語ったとも伝えられる。

 北朝鮮は正恩氏の父、金正日(キム・ジョンイル)総書記時代にも危機をあおりながら、米国の譲歩を引き出す「瀬戸際外交」を進めてきた。今回も米本土への攻撃を予告しながら、ミサイル発射の「保留」をにおわせることで、米国と条件闘争に入ろうとしている可能性がある。

 背景には、「戦略的忍耐」という方針のもと、対北不関与を決め込んだ前オバマ政権とは異なり、トランプ大統領が「(北朝鮮は)炎と怒りに見舞われる」などと、激しい怒りを爆発させていることにある。

 グアム沖への攻撃予告に対しても、トランプ氏は「グアムで何かやれば、見たこともないことが北朝鮮で起きる」と警告し、「軍事的解決策の準備は整っている」とも明言した。

 軍出身で、軍事力行使のリスクを熟知するジェームズ・マティス米国防長官までが、北朝鮮のミサイルがグアムに着弾すると判断すれば「(迎撃ミサイルで)破壊する」と発言。発射した場合は「非常に早く戦争に発展する可能性がある」と警告した。

 冷静に軍事力や経済力などを比較すれば、米国との全面対決で北朝鮮が勝てる確率は極めて低い。これまで米国をナメていた正恩氏は初めて、米国の本気の怒りに触れ、軌道修正をしたようにも映る。

 14日の戦略軍司令部の視察まで、正恩氏の動静が約2週間にわたって途絶えたことも、「正恩氏の恐れを示している」「地下の隠れ家に籠もっていたのだろう」という見方がある。

 韓国の聯合ニュースは13日、「米国内の一部で北朝鮮への先制攻撃の声が浮上していることを受け、(正恩氏は)身の安全や軍事的報復を恐れ、公開活動を自制しているとの観測もある」と指摘していた。

 こうしたなか、米CNNテレビは14日、米国防当局高官の話として、北朝鮮国内で中距離弾道ミサイルの移動式発射台が移動しているのを米軍の偵察衛星で確認したと伝えた。

 グアム沖への弾道ミサイル発射計画と直接関係しているかどうかは不明だが、高官によると、北朝鮮は24~48時間以内にミサイルを発射できるよう準備を進めている可能性があるという。

 正日氏が3人の息子のうち、末っ子の正恩氏を後継者に指名したのは、「最も胆力に優れていたから」と伝えられている。もし、米国の恫喝(どうかつ)に脅えてミサイル発射を見送れば、正恩氏の権威は失墜する。

 ただ、正恩氏が、グアム攻撃を決断するかどうかは不透明だ。最近のミサイル発射と同様、日本周辺に照準を変更する可能性も十分考えられる。

 北朝鮮が今年3月、4発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射し、3発を日本の排他的経済水域(EEZ)に落下させたことは記憶に新しい。日本近海に打ち込んでも、憲法上の制約から軍事的反撃ができない日本は、北朝鮮にとっては恐れる相手ではないのかもしれない。

 日本は最大限の警戒を続けるべきだ。


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1 コメント

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政治関係等の発信 (中村養一様)
2017-08-19 10:50:55
8月16日夕方、裕太様が言論局長に就任され、これからのHSの政治関係等についての言論を発信される事になります。今後、総裁の御巡錫に代わって、裕太様の外部説法講演会で、発信される事になると思います。
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