620反送中動畫
いかがでしょうか、先の大規模デモや行政長官、そして抗議のため自ら命を絶った香港市民などをモチーフに、その闘いの記録と伝えたいことのすべてが、この短いアニメーションの中に凝縮されていることに驚かされます。今回、MAG2 NEWSはあるルートを通じてクリエイターからのアニメ公開の許可をもらいました。クリエイターいわく「作者の名前を掲載することは希望しないが、この動画は広く拡散してほしい」とのことでした。
このアニメが伝えたいテーマは「香港市民による5つの要求」。それは、
1・「逃亡犯条例」を全面撤回すること
2・平和に行われたデモを「暴動」と定義しないこと
3・逮捕されたデモ隊の「罪を撤回」すること
4・職権を乱用した警察の暴行を追及すること
5・林鄭月娥行政長官は責任をとって辞任すること
の5つです。
https://www.mag2.com/p/news/402181
● 【現地取材】自殺者も。香港200万人デモが叩きつけた中国へのNO
16日に香港で行われた、刑事事件の容疑者を中国へ移送が可能となる「逃亡犯条例」の改訂草案(以下、改訂草案)に反対する市民らの大規模なデモ。先だっておこなわれた9日の「103万人デモ」を大きく上回り、そのおよそ倍近い200万人(主催者発表)の人々が、香港政府・中国政府へ怒りの声をあげました。人口700万人の香港で200万人もの市民がデモに参加し、香港史上では最大規模。この参加人数からも市民が抱く「危機感」の強さがうかがえます。MAG2 NEWSでは、編集部シュウマイが15日から現地入りし、今回のデモの中心地である「香港島」で見た、生の香港200万人デモの様子を伝えてくれました。
香港で最大規模の200万人デモ。審議の「延期」発表も市民ら「撤回」を要求
15日午後、編集部シュウマイが香港入りした前後に、香港政府は改訂草案の「無期限延期」を発表しました。政府の思惑としては、16日に予定されていた大規模デモを縮小、または阻止する目的があったようです。
【逃亡犯条例の改正延期 香港政府トップが表明 】
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2019年6月15日
香港政府の林鄭月娥行政長官は記者会見で、香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする逃亡犯条例の改正を延期する方針を表明しました。
記事はこちら⇒https://t.co/XaLNHVnG9a pic.twitter.com/g6bOpETRPq
しかし、香港市民の多くは「延期」ではなく改訂草案の「撤回」を要求。その後も、デモの勢いが衰えることはありませんでした。そして迎えた16日(日曜)。編集部シュウマイは、13時41分に九龍(クーロン)側からスターフェリーに乗って13時50分頃に香港島へ到着した時、まだデモ隊の数は多くなかったとのこと
今回の香港デモの象徴でもある「黒いTシャツ」を着た学生たちが歩いていく方向へ向かうと、「統一中心商場」というデパート付近に、デモ隊の姿や、今回の「改訂草案」反対デモに対するメッセージなどが多く掲示されていました。そこは「レノン・ウォール」と呼ばれている回廊。その夥しい数のメッセージからも、香港市民の「怒り」が伝わってきます。
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