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イラク空爆だけではISISは止められない  アメリカのイラク支援  2014.06.18

2014年06月20日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

 イラク空爆だけではISISは止められない アメリカのイラク支援

 2014.06.18 Liverty Webより

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8002

イラク情勢が悪化している。イスラム教スンニ派の武装組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」が、

ここ1週間の間に同国北部にある都市を次々に制圧し、首都バグダッドに向けて南進している。

これに対し、アメリカのオバマ大統領はこのほど、ペルシャ湾に空母を派遣し、新たに空爆も検討

しているなど、イラクへの軍事支援の可能性について言及している。

 

ISISは、シリア情勢の悪化に乗じ、強盗や誘拐などで勢力を拡大させた集団で、新たなイスラム国家

の建設を掲げている。しかし、そのやり方があまりにも残虐で過激であるために、国際テロリスト組織

「アルカイダ」さえも、距離を取っていると言われるほどだ。

 

中東の秩序安定という面で、頼りにすべきアメリカだが、オバマ大統領が2011年に、イラクからの撤兵

を掲げて大統領に当選したために身動きが取れないでいる。すでにオバマ大統領は、イラクへ地上兵

を送らないと述べている。その代わりに、無人機による情報をもとに、有人機や無人機などで空爆を

する計画を発表している。

 

だが、その効果は"限定的なもの"であり、イラクの治安状況を改善させる根本的な解決には

なり得ないだろう。

 

計画的なテロを行うアルカイダと比べて、ISISは、組織だった動きをせず、予期せぬ行動を取ることの

多い集団だ。その拠点や攻撃目標は判然とせず、都市に潜伏してしまえば、民間人と区別がつかない。

そうした状況で、無人機による情報に依存した空爆は、いたずらに民間人を巻き込む事態になりかねない。

昨年に発表した国連の報告書によると、パキスタンでは、アメリカとイギリスによる無人機攻撃で400人

以上の民間人が犠牲になっており、無人機の技術は発展段階であると言わざるを得ない。

 

さらに問題なのが、少なくとも25万人もの数を擁するイラク軍が、最大で1万1000人と言われるISISに

押されているということだ。この理由としては、イラク軍の士気や訓練の未熟さが指摘されているが、

この問題が無人機による遠隔支援で改善されるはずもない。

 

地上兵を送らないと宣言したオバマ大統領は、早々に自らの選択肢を減らし、テロリストを調子づかせた

だけである。ただ、残された選択肢と言っても、空爆に関する情報共有やイラク軍への軍事訓練などであり、

アメリカ兵を送るほどのインパクトはないだろう。オバマ大統領の中東政策は、見直しが求められる。(慧)

 

【関連記事】

2014年6月14日付本欄 イラク陥落の瀬戸際 シリア内戦を放置したオバマ外交のツケ

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2014年5月23日付本欄 オバマのテロ戦略は、テロを撲滅しない? 「世界の救助隊」に落ちぶれつつあるアメリカ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7862

 

2014年1月9日付本欄 アルカイダの復活を許した、オバマ政権の"後ずさり戦略"

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7197



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