井伊直弼の任期は7月まで・・・
以下、板垣 英憲(いたがき えいけん)
「マスコミに出ない政治経済の裏話」さんを
転載、させていただいた記事です
勝栄二郎財務事務次官が在任2年に焦り、
野田佳彦首相、谷垣禎一総裁の密会で消費税増税を期待した
2012/03/02 00:39政治
◆「野田佳彦首相が25日昼、自民党の谷垣禎一総裁と密会した」
という情報が2月29日、永田町ばかりか、日本国中を
駆けめぐり、騒然となった。読売新聞が3月1日付け朝刊
「総合面」(2面)で「首相、谷垣氏と極秘会談」
「消費税・解散 意見交換架 25日、都内で」という
見出しをつけて報じた。2人は、完全否定しているが、
これを信ずる者は少ない。
野田佳彦首相、谷垣禎一総裁ともに財務相経験者で、
財務官僚に洗脳されて「消費税増税論者」となり、
完全なるマインドコントロール下にあり、「消費税増税」
に凝り固まっているからだ。それは、丸で女性占い師の
マインドコントロールに縛られているとみられている
「オセロの中島知子」現象と同様だ。基本的に大差はない。
中略
野田佳彦首相、谷垣禎一総裁ともに財務官僚の完全なる
マインドコントロール下にあるとしても、いまや国民有権者
の支持率低下が著しいだけに、早速、両党内から、批判の
声が噴出した。当たり前である。勝手に「大連立」されると、
国会議員の大多数は、困ってしまう。それは、いざ選挙に
なれば、全国各地の選挙区では、敵同士になる人が少なく
ないからだ。
この選挙区調整も出来ていないのに、そもそも、大連立
できるわけがない。ましてや、現在落選中で再起を期して、
日々選挙区回りをしている元職や新人が、自民党に多数
控えている。これが大連立して、「現職優先」で公認すると、
現職でない者は、極めて不利になる。
そうでなくても、衆参ともに任期満了が、時々刻々と
迫り来ている。そんな状況のなかで、まさか
「消費税増税法案を成立させるまでの期間限定の大連立」と
いうわけにもいかないだろう。今日の味方は、明日の敵と
いうように都合よくはいかない。
最も焦っているのは、「野田佳彦首相と谷垣禎一総裁」の
いずれでもない。
2010年7月、財務省主計局長 から財務事務次官に就任し、
今年7月で 在任期間2年になるので、お役御免が近づくに従い、
消費税増税を「在任中に自分の実績にしたい」と策動したのは、
哀れにも官僚の性(さが)である。
だが、高級官僚といえども、「選挙の何たるか」を知らない。
所詮は、「選挙の素人」にすぎないのである。
それも「頭でっかち」がする机上の空論では、
「マイナス+マイナス=マイナス」となるか、
「マイナス×マイナス=プラス」になるかは、
予測不可能なのである。
ただ、1つだけ確実に言えるのは、勝栄二郎財務事務次官は、
自分の業績と栄達しか考えていない。
文字通り、一将(勝栄二郎)功なりて
万骨(国会議員)枯れるとは、このことだ。
転載、させていただいた記事です
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/d/20120302
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