「自衛隊の継戦能力を高めよ!」
昨晩は、多くの皆さまにUstream番組
《幸福実現TV》【元自衛官が語る『憲法9条では守れない!』】
(小島一郎幹事長代理、ゲスト:元自衛隊パイロット 河田せいじ氏)を
ご覧頂き、心より感謝申し上げます。
今回放送分も含め、
《幸福実現TV》の過去の収録映像は下記URLからご覧いただけます!
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本日は岐阜3区支部長の河田(かわだ)せいじ氏より、
「自衛隊の継戦能力を高めよ!」と題し、
2回目のメッセージをお届け致します。
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【河田せいじ氏寄稿】
自衛隊は現在も海陸両面から懸命の捜索活動を展開しています。
日が経つにつれ、生存の可能性は低くはなりますが、
一縷の望みをつなぐ家族のためにも捜索活動の
努力を続けることが、後々の家族の心のケアに
つながるため、全力での捜索活動が続けられています。
組織的な機動力と人員を持つ自衛隊は、今後の
復興局面においても大いに活躍を期待されており、
現在の10万人態勢は最長で半年程度維持される見込みです。
そうした中、自衛隊について二つの大きな課題が出ています。
第一の課題は自衛隊の「継戦能力」についてです。
残念ながら先日16日、災害派遣中だった40代の
自衛隊員が宿営地で倒れ、殉職されました。
今回、
災害派遣された自衛隊員の殉職は2人目となります。
有事の際もそうですが、作戦遂行時には継戦能力が
大変重要です。活動は長期化する見込みですが、
政府は自衛隊を酷使し過ぎてはいけません。
先の大戦の参謀本部と同じく、政府は「兵站軽視」の
傾向が見られます。
これは戦争であれば大きな戦力低下に繋がります。
また、あまりに自衛隊を疲弊させたら、
本来の任務である国防が完全に手薄になります。
これは国難を呼び込みます。
菅政権は交代要員や兵站の確保・充実等、
救援活動の長期化をにらんだ自衛隊の運用を行うべきです。
河田 せいじ
HP: http://kawadaseiji.blog45.fc2.com/
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