ますます支持率低下になるね、これでは・・
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170719/soc1707190010-n1.html より
青森県沖を航行する中国海警局の船。「CHINA」の文字が確認できる=17日(第2管区海上保安本部提供)
安倍政権支持率低下の要因か 中国公船が相次ぐ領海侵入、
「反撃できない」と完全に足元みられる
日本各地の領海に中国海警局の船が侵入する事態が続出している。海上保安庁から警告を受ける船舶には
機関砲とみられるものが搭載されていたケースもあった。専門家はこの動きについて、米中関係の冷え込みを
指摘した上で「安倍晋三政権が支持率を落としているのも関係しているはずだ。
思い切った反撃はできないと踏んでいるのではないか」と分析している。
北から南まで、報告例が引きも切らない。第2管区海上保安本部(塩釜)によると17日、青森県沖の領海内を
中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。
2管本部は、この海域で中国公船の領海侵入を確認したのは初めてとしている。
この2隻は15日にも九州北部沖の長崎・対馬と福岡・沖ノ島周辺の領海に相次いで一時侵入していた。
この領海で中国公船の侵入が確認されるのも初めてだという。
沖縄県の尖閣諸島周辺では、さらに状況は深刻だ。領海外側にある接続水域で中国当局の船が確認されるのは
17日現在で、実に12日連続。第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していたという。
ここにきて、なぜ、中国はこうした威圧的な行動に出てきたのか。
国際政治学者の藤井厳喜氏は「米中関係の冷え込みが理由のひとつだろう」と見解を述べ、こう続ける。
「ドナルド・トランプ米大統領は、4月の会談で中国の習近平国家主席に対し、北朝鮮をはじめとした諸問題について
100日で結果を出すよう求めたが、ほごにされた。今月2日の両者の電話会談も不調に終わったとみられる。
そんななか、中国は開き直る形で、米国と行動を共にする日本に攻勢を強めてきているのではないか」
これに加えて安倍政権の支持率低下も、影響を与えていると藤井氏はみる。
「仮に海上保安庁の船が強硬な措置に出た場合、一部の左翼勢力は『安倍が戦争を始めた』と騒ぎ出すはずだ。
そうなってはさらに政権運営に支障をきたすことにもなりかねない。
なかなか思い切った対策が取れないなか、中国側から足元を見られてしまっている」
日米ともに政権支持率が低下しており、中国当局がますます好き勝手に動き回ることになりそうだ。
。