中国による「超限戦」の戦時下体制にある日本
【中・韓が仕掛ける「超限戦」に打ち勝つために 第3回】
2014年6月17日
幸福実現党 総務会長(兼)出版局長 やない筆勝公式サイト
転載、させていただいた記事です
http://yanai-hissho.hr-party.jp/china/2193.html
中国による「超限戦」の戦時下体制にある日本
私たち日本人が知らなければならないことは、今の日本は一見、非常に平和な状態にあるかのように
見えますが、実は中国から「超限戦」という新しいタイプの情報戦を仕掛けられているのだということです。
ミサイルや銃弾こそ飛び交っていませんが、日本と中国はすでに戦時下体制にあるとみるべきでしょう。
「超限戦」とは、喬良と王湘穂という2人の人民解放軍の大佐が1999年に打ち出した中国の戦略です。
つまり、「あらゆるものが戦争の手段となり、あらゆる領域が戦場になり得る。すべての兵器と技術が
組み合わされ、戦闘と非戦争、軍事と非軍事、軍人と非軍人という境界がなくなる」──要するに、これから
中国が仕掛けてくる戦争というのは、兵器だけではなく、ありとあらゆるものを使って敵を屈服させる
「何でもあり」の戦争なのだということです。
これが、これから中国がとるべき戦略である、こういう考え方です。
超限戦に関しては、日本でも藤井巌喜氏が著書で詳しく解説されておられます。
藤井氏は「超限戦」を「無制限戦争」と呼んでおられます。
これまで私たちが考えていた戦争とは、通常兵器、BC兵器、テロリズムなどの軍事領域ですが、それに加えて
レアアース問題に見られるような経済戦争(金融・移民・輸出入)、情報戦(マスコミ・インターネット・教育・対人工作)
を通して敵を屈服させる、という戦い方です。これを無制限戦争(超限戦)と呼びます。
「情報戦」というものは、実はすさまじい威力を持っています。
その例として、スペインのケースが挙げられます。
15世紀のスペインは、覇権国家としてポルトガルと世界を二分する勢力を持っていました。
そのスペインが衰退していったのは、実はある「情報戦」に敗北したことが原因だったのです。
それが、この『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)という一冊の書籍です。
「スペインが覇権国家として勢力を拡大していた時に、実は南米のインディアンを大虐殺していた」と
いうことを、ラス・カサスという宣教師が告白した──という形で、イギリスが発表したのです。
これが本になり、世界に広まりました。
スペインが南米で大虐殺をしたということで、スペインは世界中から非難を浴びることになり、
この書籍がスペイン国内でも広く読まれ、スペイン人の間に「我々の先祖はこんなひどいことをしていたのか」
という「自虐史観」が生まれてしまったのです。これを境に、スペインの国力は一気に衰えてゆきました。
(続く)
<4月5日 中国・マスコミ問題研究会緊急セミナーでの講演より>
中・韓が仕掛ける「超限戦」に打ち勝つために 【連載第1回】
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/6cc877e0946cd4bc1b310c490f5981c3?fm=entry_awp
「歴史修正主義」とは?
【中・韓が仕掛ける「超限戦」に打ち勝つために 【連載第2回】
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/aa54e2a6a1e3da64dff87000aff03062
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自国内で反省する機会を得たのはいいですが、内向きになったところを攻撃されたということですかね。
日本に適用されない部分は、日本のマルクス主義者の主張と、中共の一方的な嘘を利用し強調されてるところかな。
というか、全然違うと言えば全然違いますね。
かつてイラクに米軍が侵攻したのも大きく言えばイスラム過激派と米国との戦いではないのかと思います。
なのに今になってそのイスラム過激派がイラクを支配しようとすることを防げないのならば中東にイスラム過激派の大きな拠点を作る事であり、中東情勢は危機的なものとなるだろう。
オバマの動きは遅すぎです。
日本に於いてはホルムズ海峡に対しての原油流通への問題も含め原発が停止している中、経済的な大きなダメージが訪れるでしょう。
ここには何が何でも原発停止というマスコミを通じての左翼の今までの言動が日本国民に被害を及ぼすという事です。
それによる日本の経済低迷への逆行、経済的損失は計り知れません。
一部左翼の行なった事で日本国民全てが被害を受けるわけです。
損害賠償を請求したいぐらいなものです。