高校に「近現代史」新設検討 文科省、日本史必修化で
2014.8.17 産経
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140817/edc14081710100001-n2.htm
平成28、29年度にも予定される学習指導要領の全面改定にあたり、文部科学省が高校の地理歴史科で、
日本史と世界史を統合した科目「近現代史」を新設する検討を始めたことが16日、関係者への取材で
分かった。文科省は、高校日本史の必修化を秋にも中央教育審議会に諮問する方針だが、その際、
近現代史の新設も議論の対象となる見通し。
文科省関係者によると、近現代史の新設は、文科省が目指す高校日本史の必修化に伴う措置。
単純に必修科目を増やしただけでは生徒や教員の負担が大きくなるため、必修科目の入れ替えや
複数科目の統合が必要になるが、近現代史を学ぶ現行の「日本史A」と「世界史A」を統合して
新科目を創設する案が浮上しているという。
また、先の大戦をめぐり中国や韓国が日本への批判を強める中、明治以降の日本の近代化の
歩みを世界史と関連づけながら深く学ばせることで、国際社会で自国の立場をきちんと主張
できる日本人を育成する狙いもあるとみられる。
高校社会科は元年の学習指導要領改定で「地理歴史」と「公民」に分割。歴史は小中学校の社会科で
日本史を中心に学ぶため、高校では現在、世界史が必修、日本史と地理が選択科目になっている。
しかし文科省では、戦後教育の中でなおざりにされてきた日本人としてのアイデンティティー育成には、
高校で自国の歴史をじっくりと学ばせる必要があると判断。次の学習指導要領改定で高校日本史を
必修化する方針を固めている。
学習指導要領は小中学校が28年度、高校が29年度に改定される見通し。
◆学習指導要領
学校で教えなければならない学習内容をまとめたもので、文部科学省が定める最低基準。
約10年ごとに、文科相の諮問機関である中央教育審議会が審議した上で改定される。
教科書作成などのため、改定してから3、4年を経て全面実施される
高校「近現代史」検討で「日本の立場」教育 中韓干渉の懸念も
文部科学省が科目新設の検討を始めた高校地理歴史科の「近現代史」。教育関係者からは、
日本の開国以降の歴史教育が充実するとして期待する声が上がる。その一方、中国や韓国に
配慮した教科書がつくられる懸念もあり、具体的な学習内容を決めるにあたっては慎重な議論が必要だ。
これまで小・中・高校の歴史教育をめぐっては、江戸時代までの学習で年間の授業時間の大半を
費やしてしまうケースが多いため、日本が国際社会で躍進する明治以降の学習が不十分だと指摘する
声が強かった。また、中国や韓国が自国の近現代史教育を重視し、若い世代を中心に国際社会で
日本を批判する傾向が強まっていることから、「日本の立場をしっかり主張できる人材を育てなければ、
日本への誤解が広まり、国際的な立場がますます悪くなる」(政府関係者)との懸念もある。
こうした中、日本学術会議は今年6月、近現代史の新設を提言。報告書の中で「(先の大戦のことが
海外の留学先で議論になると)近隣からの留学生が詳細な知識を持っているのに対し、日本人の留学生は
ほとんど無知に近く、一方的な非難にさらされることが多い」と指摘した。
しかし、近現代史の科目が新設されれば中国や韓国が強い関心を示し、干渉してくる恐れもある。
日本の学界にも慰安婦問題などで自虐的な説を論じる学者が少なくなく、教科書問題に詳しい
土井郁磨・亜細亜大非常勤講師は「中国や韓国の主張に沿った教科書がつくられたり、
日本の名誉や立場をおとしめるような授業が行われたりする可能性も否定できない」と話す。
文科省では、
「高校日本史の必修化に向けた議論と絡める中で、近現代史の新設について慎重な検討が必要」(幹部)
としている。(篠原那美
日本の近現代史をしっかり勉強することが、日本人としての誇りを自覚し、
世界における日本の立ち位置を理解出来る事になる
参考記事
中国が発表する日中戦争における中国側犠牲者数が、時を経るごとに増加
脱・洗脳史講座3
http://home.att.ne.jp/blue/gendai-shi/
(4) 「死傷者3500万人」 とその根拠
中国が発表する日中戦争における中国側犠牲者数が、時を経るごとに増加してきたことは、ご承知のことと思います。
1989~1995年まで、盧溝橋の記念館に掲げられていた数は 2,168万人
( 死亡932万、負傷947万、行方不明289万人) 、1995年以降は江 沢民のモスクワでの演説
(戦勝記念50周年)をもって、一挙に死傷者数 3,500万人 に増えました。
2014年3月29日、ドイツ訪問の習 近平・中国国家主席はベルリン市内で講演、日中戦争で
「日本の軍国主義によって3,500万人の中国人死傷者が、南京大虐殺では30万人以上が殺害された」
などと、日本を非難しました。つまり、「死傷者3,500万人」が中国の公式見解というわけです。
ちなみに、蒋介石の中華民国政府が東京裁判に提出した公式数字は、死者131万9,958人、
負傷者176万1,335人、行方不明13万126人の計321万1,419人 でした。
ただし、この数字は軍人だけとのことです。
中国のいう数字は、根拠がハッキリしない政治的数字が一般ですが、死傷者が一気に
3500万人に増えた理由に、この万人坑があがってきたのです。中国の説明
(軍事科学院軍事歴史研究部の責任者)によれば、旧満州(現・中国東北部)で多数の万人坑が
発見され、こうした新しいデータを検討した結果、この数字に到達したというのです。
詳しくお知りになりたい方は、( ⇒ 万 人 坑) をご覧ください。
お読みになれば、いかに事実とかけ離れたお粗末な「デッチ上げ話 」でも、日本のメディア、
学者、文化人らの手を経ると、こうも簡単に「事 実」になってしまうか、よくお分かりになると思います。
この万人坑の問題は、日本(軍)が行ったという怪しげな残虐行為が、いかに事実と
認知されていったか、その軌跡の 縮 図 と思いますので。
・ぞくぞく建つ人骨展示館
私が万人坑を大ウソと断じた本を書いた1994(平成6) 年当時、人骨展示館なるものは、
上記の大同炭鉱、南満鉱業(虎石溝万人坑)と豊満ダムの3事業所でした。どうしたことか、
30ヵ所もあるという撫順炭鉱に発掘跡はありませんでした。ほかに、碑だけ建っているところは
いくつかあり、さらに万人坑が存在するとして事業所名はあがっていました。
ところが、この10年ぐらいの間でしょうか、ぞくぞくと展示館が建てられたのです。いずれも
白骨化した人骨を日本人の所業として展示したものでした。阜新炭鉱、本渓湖炭鉱、鶴岡炭鉱
北票炭鉱、石人血泪山、弓長嶺鉄鉱 などなどです。
ぜひ、「万人坑」を検索し、写真だけでもご覧になって下さい。
取りあえず、写真をと思う方は、 ( ⇒ こちら ) をどうぞ。どなたのサイトか分かりませんが、
よく集めたものだと思います。ご覧いただきましたか。これらを見て、このまま何事も起こらず
推移すると思うのは、よほど感度が鈍いというか、大らかにできているのでしょう。
展示館が建つだろうとは予想していました。これまでの中国のやり口を考えれば、おおよその
見当はつきました。もちろん、建てるにあたっては明確な狙いがあったはずです。ですから、問題は
これからです。日本の報道機関、日本の大学教授あるいは研究者、さらには欧米の報道機関や
在米の反日団体など、どこかがキッカケさえつければ大火災になるのは必至と思います。
慰安婦問題にしても、まあ後手にまわって今日の事態を招いたことを考えれば、
同じ道を歩んでおかしくないと思っています。まことに残念ですが、いずれそうなることでしょう。
そのときは、慰安婦問題などと相乗作用がはたらき、日本の窮地脱出はさらに遠のくに違いありません。
本来であれば、「中国はここまで平然とウソをつく」 ことを世界に知らせる格好の反撃材料だと思うのですが、
そう考える日本人はほとんどいません。
また、とんでもないウソが事実となってしまうと心配する人が10人もいるかどうか、まあこんなところが
実態であって、まことにお寒いかぎりなのです。
(5) 始まった「強制連行」集団訴訟
2014年2月末、中国人37人が日本企業に対し、賠償と謝罪を求め、北京にある
中級人民法院(地裁)に集団提訴しました。
訴えた37人は第2次大戦中に日本に強制連行され、日本国内の炭鉱などで過酷な労働を
強いられたとする元労働者とその遺族で、訴えられたのは三菱マテリアル(旧三菱鉱業)と
日本コークス工業(旧三井鉱山)の2社、要求内容は1人あたり100万元(約1700万円)の
賠償金と謝罪広告の掲載などでした。
この訴えは内地に連行された労働者とその遺族が起こしたものですが、おそらくこの2社に
とどまらず、多くの日本企業が訴えられることでしょう。
さらに、訴訟の対象が満州(現在の中国東北部)にあった炭鉱など日本経営の企業に広がれば、
一体どういうことになるでしょう。
「中国人強制連行」 の事実関係は( ⇒ こ ち ら ) をご覧ください。
7 日本軍・民の残虐行為は本当か
メディアなどによって告発・断罪された日本軍・民の残虐行為、残虐事件はしかるべき調査をし、
細部に多少の違いがあるにしても、大筋では間違いのない事実なのでしょうか。
おそらく信じないのでしょうが、まったく違うのです。当然なすべき加害者とされた日本側の裏づけ調査をなさず、
中国など相手のいうことをマル呑みにして報道、その結果、事実とされてしまったものが大部分なのです。
にもかかわらず、日本軍の行った悪逆非道な行為は、ナチス・ドイツのあの人道に背いた組織的犯罪と
同等視されてしまいました。いや、日本軍の行為はナチスの蛮行を上回るとする日本人学者が
いるくらいなのです。このような事態を招いた責任は、第1に 朝日新聞、NHK を中心とする
マスメディア、次いでこれに追随した歴史学者(大学教授) 、文化人など の“ 有識者 ” と
名指して間違いないはずです。
・ 参考までに
中国のいうことは「ウソ」で、事実はこうだと言おうものなら、「右翼」だ、「売国奴」だと罵声が
飛んできます。そこで、参考のために、司馬 遼太郎 の次の証言をお読みください。
産経新聞に月一回掲載された「風塵抄」からの引用です。
〈 私にも、軍歴がある。 旧憲法の時代、兵役は納税・教育とともに国民の三大義務の一つであった。
いまなお私はそれを果たしたことを誇りにおもっている。納税期に税を払ったようにである。兵科は
たまたま戦車科だった。機械がこみ入っているためか、将校の多くは士官学校出で、下士官のほとんどは
現役であった。要するに末期の部隊のような寄せあつめではなく、平均年齢も若かった。
それらのせいか、戦後四十七年、さまざまに報道されてきたような不祥事は、見たことも聞いたこともない。 〉
〈 私どもの連隊はいわゆる満州にいた。中国人とのあいだはうまく行っていたつもりでいたし、
見聞の範囲では、暴慢な者など一人もいなかった。最後は、本土防衛のために栃木県に駐屯した。
私自身の軍隊経験は二年でしかなかった。しかし私の部下になってくれた軍曹も他の古参下士官も、
ほとんどがマレー作戦からシンガポール攻略戦、さらには初期ビルマ戦を経験していた。どの人も
若いころから古風で、『論語』 『泰伯』篇の「以ッテ六尺ノ孤ヲ託スベシ」といった人柄の人ばかりである。 〉
〈 べつに、旧軍隊の弁護をしているわけではない。意見を述べているだけである。(中略) 〉
〈 この会の元軍曹や元上等兵は、戦中も戦後も律儀に生きた。その会ではいまだに、カンヅメを
十個ばかりごまかした准尉の件が、大事件として語られるのである。 以上、昭和史における小さな証言として。 〉
また司馬は、『街道をゆく』の「中国・雲南のみち」で次のように書いています。
〈 私は明治憲法によって徴兵されたが、運よく戦闘を経験しなかった。(中略)その(中国駐留の)間、
一度も日本兵が中国人に乱暴している光景も見なかったし、その類いの噂も聞かなかった。
敗戦の数カ月前に連隊とともに日本内地に帰ってきたために、戦後、読んだり聞かされたりした日本兵の
乱暴ということを肉眼では見ていない。 〉
司馬が戦車乗りだったから、日本兵の悪党ぶりを見ていないのだという人もでてくるでしょう。
でも、歩兵であった塩川 正十郎 (元財務相)が属した部隊の軍紀は厳正で、日本兵の悪事を
見たことがないと書いていましたし、60代以上のかつての大学受験生なら誰もが知る
ジェームス・B・ハリス (日本兵として従軍)も同様のことを書いています。
8 なぜ見直しは望み薄なのか
それならば、このような愚かな歴史観から一日も早く脱出しなければなりませんが、脱出は
可能なのでしょうか。残念ながら難しいように思えるのです。
脱出するにはまず、われわれの持つ歴史観、歴史イメージがマスメディア、学校教育などによって
刷り込まれた怪しげな「 洗脳史観 」 であることを、多くの国民に気づいてもらうことが必要不可欠でしょう。
そのためには、メディアがまき散らした日本軍の残虐事件、残虐行為という「ウイルス」に対して、
効果のある「ワクチン」 が用意されなければなりません。
ここでいうワクチンとは、ウイルスの多くが、「ウソまたは誇大」 なものであることを実証的に明らかに
したものと定義しておきます。このようなワクチンを数多く開発し、多くの人に知らせることによって、
われわれの持つ歴史観(歴史イメージ)が思い込まされたもの、もっと簡単に言えば騙(だま)されて
いたことに、気づいてもらうことが何より大切なことだと思うのです。でも、効果のあがるワクチンの
開発は簡単ではありませんし、かりにワクチンができたとしても、このような歴史観を広めてきた
当事者、つまりウイルスの散布者 である朝日新聞、NHKなどほとんどの日本の報道機関が
ワクチンの存在を報じるわけもありません。ですから、ワクチンの存在自体を日本人が知る機会が
少ないことになります。さらに、大きなカベ が存在します。 というのは、このようにしてできた
歴史観を大した抵抗もなく日本人が受け入れたのも、国民性 と深くかかわってのことと思いますし、
脱却を困難にしているのも同じ国民性ゆえと思うからです。この国民性を一つ挙げれば、
「偽善に陥りやすい体質」 だろうと思います。われわれ日本人の大多数が善良な人間、それも
伝統的に善人であることと関係が深いのではと考えています。ですから、メディアや学者など
有識者が流す一見して良識そうな意見、もっともらしく聞こえる 「 正 義 」 や 「 善 」 に対して、
いわば反射的に同調し、みずからも尻馬に乗って「良識人ぶる」「善人ぶる」 のだと思います。
それも無意識というか習慣化したものだけに厄介な問題です。
なにせ、偽善者、扇動者は正義の仮面をつけ、口当たりのよいセリフとともに私たちの前に現れますから。
中国で、朝鮮で、また東南アジアでかくかくの残虐行為を働いたと日本(軍)叩きに狂奔する朝日、
NHKをはじめとする日本のメディアを、日本人がさぞ嫌悪するかと思うと、実はそうでもないのですから。
「告発される前に、自らの手で告発した良心的な報道、良識あるメディア」 とばかり、報じたメディアの評価
が逆にあがるといった傾向さえ示すのです。でなければ、世界に例を見ない800万部などという
巨大部数を維持できるはずがないでしょうし、一般企業と比較にならない厚遇待の「公共放送」 が
存続できるのもおかしな話です。今日の「あの時代の日本は何もかもが悪かった」 とする見方は、
メディアや学者、文化人らだけの責任ではなく、「彼らのとる音頭そのままに、踊り踊らされた
われわれ国民の責任も大きい」はずです。
国民も同調した末の話なのですから、たとえ他者によって思い込まされたものにせよ、
こうまで浸透した歴史観、歴史イメージを変えるのは、期待薄と思わざるを得ないのです。
9 脱出のための神頼み
では、脱出することは半永久的に出来ないかというと、そうではないと思います。
脱出は可能です。ただ、自力でできないだけであって、風向きしだいでは、大して意識しないうちに
事が成る可能性はあると思います。
われながら面白くもない結論だと思うのですが、脱出可能なシナリオは一つ と思っています。
別に学問的なウラづけがあるわけではありません。ただ多少、人間を長くやってきましたので、
少しは世の中を見てきました。私も日本人ですから、平均的な日本人がどう考えどう行動するか、
おおよその見当はつきます。まあ、皮膚感覚からきた直感とでもしておきます。
われわれ日本人は不利益が目に見える形で自分に降りかかる、あるいは降りかかりそうに
ならないかぎり、良心的に見える側に同調する傾向が強いのだと思います。その方が多数の側で
安心できますし、なにやら、自分も高尚な人間の部類に入ったかのような自己満足に浸れるから
だろうと思います。
ですが、ひとたび目に見える不利益が自分に降りかかるとなれば、「高尚かつ良心的な考え」 など、
一瞬のうちにどこかに吹き飛んでしまいます。そして、別の「高尚な意見」 に乗り換えます。
われわれ日本人は自分の意見が他者にどう見てもらえるか、いかに自分が
良識のある人間、良い人間に見られるか、それらを主な判断基準として、その場その時に応じて
自己の意見を形成するのですから、瞬時に意見が180度回転しても驚くにはあたりません。
これは歴史問題に限った話ではなく、こうまで悪化した財政危機への道のり、法令不備など欠陥の
多い防衛力、学校教育の在り方や社会問題(治安悪化など)、福祉の問題などへの対応も
共通するでしょう。まして、「平 和 憲 法」の改訂など、依然として先の話に違いありません。
というようなわけで、私の考える脱出シナリオはいたって簡単です。
日本人の多数にとって、具体的な不利益が自身に降りかかってくる状況になれば、反応は一変し
、われわれの歴史観は刷り込まれた不当なものだという話に耳を傾けやすくなるでしょう。
そのときが、脱出の機会だと思います。もっとも、手遅れという可能性も排除できませんし、
気がついたときは、歴史観どころか国家が危うい事態になっていたという可能性もあるとは思います。
端的に言えば、ショック療法になるような出来事によって、あるいはショッキングな状態に
まで追いつめられることによって、覚醒の発端になるのだと、残念ながらそう思います。
あの方法もダメ、この方法もムリと堂々巡りの結果、行き着いた脱出の可能性がこれとなれば、
索漠たる思いを禁じえません。
参考記事
中国が描く日本兵の残虐 日 本 軍 の 異 様 な 残 虐― この残虐行為を信じる日本人学者 ―
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/99d8ed3cd4f5df498a8b6cf7a6a6d1c3
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