沖縄の海にジュゴンは本当にいるの?http://www.cyzo.com/2010/11/post_5952.html転載
「辺野古テント村」運動家が語る
中国への過剰な期待と基地計画の真実?
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7年目を迎えた「テント村」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の
移設先として、新基地建設が計画される
同県名護市辺野古区に、テント小屋
(通称「テント村」)を建てて建設反対の
座り込み運動を6年以上続けている左翼団体がある。
"テント村"には団体の事務局員が陣取り、訪れる人に
「辺野古移転」の理不尽さを説いている。
また、基地移転に反対する一般人も自由に出入りが可能で、
左翼イデオロギーを持つ全国の人々から
「辺野古テント村がんばれ!」と熱い視線を集めている。
いったい誰がどんな思想で仕切っているのか。
テント村の立ち上げからこの運動に携わっている
事務局の篠原孝子さんに、辺野古区のテント村で
話を聞いてみた。
「辺野古移転」の理不尽さを説いている。
また、基地移転に反対する一般人も自由に出入りが可能で、
左翼イデオロギーを持つ全国の人々から
「辺野古テント村がんばれ!」と熱い視線を集めている。
いったい誰がどんな思想で仕切っているのか。
テント村の立ち上げからこの運動に携わっている
事務局の篠原孝子さんに、辺野古区のテント村で
話を聞いてみた。
――暑い中おつかれさまです。篠原さんは
沖縄でお生まれになったのですか?
沖縄でお生まれになったのですか?
篠原さん(以下、篠原) 私は岐阜の出身です。
沖縄に9年ほど前に移住したのも、あったかいところ
でのんびり暮らしたかっただけで(笑)。
政治にも関心がないほうだったんですが、イラク戦争の
前に、アメリカ総領事館(浦添市)の前で
ハンガーストライキをしてる人たちがいたんですね。
私、それまで平和運動とかをしている人に出会った
ことがなかったんで、「何でそんなことしてるんですか?」
と聞いてみたら、沖縄の基地がベトナム戦争の頃から
他国の戦争に加担しているという。
それまで私も、米軍基地は日本を守ってくれている
と単純に思ってたんですが。そこから初めて
政治や平和というものに関心を持ち始めました。
沖縄に9年ほど前に移住したのも、あったかいところ
でのんびり暮らしたかっただけで(笑)。
政治にも関心がないほうだったんですが、イラク戦争の
前に、アメリカ総領事館(浦添市)の前で
ハンガーストライキをしてる人たちがいたんですね。
私、それまで平和運動とかをしている人に出会った
ことがなかったんで、「何でそんなことしてるんですか?」
と聞いてみたら、沖縄の基地がベトナム戦争の頃から
他国の戦争に加担しているという。
それまで私も、米軍基地は日本を守ってくれている
と単純に思ってたんですが。そこから初めて
政治や平和というものに関心を持ち始めました。
――この「テント村」はどこの組織が管理しているのですか?
篠原 ここは「ヘリ基地反対協議会」(安次富浩代表)
という名護の市民団体が運営しています。ここに来るのは
別に何かの組織の人ではなくて、市民運動として
「辺野古に基地を作らせない」という一点だけで、
非暴力をモットーに誰でも参加できる場所です。
座り込みが始まったのは2004年の4月19日で、
今日(11月10日)で2,397日目になります。
という名護の市民団体が運営しています。ここに来るのは
別に何かの組織の人ではなくて、市民運動として
「辺野古に基地を作らせない」という一点だけで、
非暴力をモットーに誰でも参加できる場所です。
座り込みが始まったのは2004年の4月19日で、
今日(11月10日)で2,397日目になります。
――"絶滅危惧種であるジュゴンの生息地の生態系を守るため"
とも主張していらっしゃいますが、
「ジュゴンなんて本当にいるのか?」という声も一部にあります。
とも主張していらっしゃいますが、
「ジュゴンなんて本当にいるのか?」という声も一部にあります。
辺野古岬を望む。ジュゴンはいるのか?
篠原 辺野古海域や大浦湾には、絶滅の危機にある
ジュゴンのエサとなる海草藻場が広がっていて、
ジュゴンはそれを食べにやってきます。いないと言っても、
実際に「食み跡」があるのだから「いる」わけですし
、国は「辺野古海域にはいないから埋め立ててもいい」
とまで言ってますけど、良好な海草があればそこから今
いるジュゴンが増えていく可能性があることは専門家も
指摘しています。それに実際、大浦湾に設置した
防衛局のカメラでもジュゴンは確認されていますよ。
篠原 辺野古海域や大浦湾には、絶滅の危機にある
ジュゴンのエサとなる海草藻場が広がっていて、
ジュゴンはそれを食べにやってきます。いないと言っても、
実際に「食み跡」があるのだから「いる」わけですし
、国は「辺野古海域にはいないから埋め立ててもいい」
とまで言ってますけど、良好な海草があればそこから今
いるジュゴンが増えていく可能性があることは専門家も
指摘しています。それに実際、大浦湾に設置した
防衛局のカメラでもジュゴンは確認されていますよ。
――現実に普天間基地は危険性が高いわけですが、
どこかに移転する必要性については?
どこかに移転する必要性については?
篠原 実はそれが多くの国民が誤解している点なんです。
普天間飛行場があまりに危険なために早くどこかへ
移転しなければならない、辺野古移転もやむなし、
という空気を作っているのは日米政府によるまやかしなんです。
あまり知られていませんが、辺野古案というのは
40年以上も前からあった計画です。
1966年の米海軍のマスタープランに、キャンプ・シュワブ
の辺野古海域に飛行場を、さらに北側にある大浦湾
を米軍の一大軍港にするという計画がすでに盛り込
まれていました。そのときはアメリカの財政難や
地元住民による抗議運動により計画は実現しなかった
のです。米軍としては40年来の念願が叶うわけで、
普天間の件とは関係ないんですよ。
一方で日本のメリットは、ゼネコンの利権と
陸上自衛隊の共同使用だと思います。
米軍は普天間の危険性を口実に、日本のお金で
新基地を作らせようとしているだけなんです。
普天間飛行場があまりに危険なために早くどこかへ
移転しなければならない、辺野古移転もやむなし、
という空気を作っているのは日米政府によるまやかしなんです。
あまり知られていませんが、辺野古案というのは
40年以上も前からあった計画です。
1966年の米海軍のマスタープランに、キャンプ・シュワブ
の辺野古海域に飛行場を、さらに北側にある大浦湾
を米軍の一大軍港にするという計画がすでに盛り込
まれていました。そのときはアメリカの財政難や
地元住民による抗議運動により計画は実現しなかった
のです。米軍としては40年来の念願が叶うわけで、
普天間の件とは関係ないんですよ。
一方で日本のメリットは、ゼネコンの利権と
陸上自衛隊の共同使用だと思います。
米軍は普天間の危険性を口実に、日本のお金で
新基地を作らせようとしているだけなんです。
――基地が縮小することで中国の脅威が増すという指摘もあります
篠原 基地がないと攻められるというならば、
なぜ今これだけの基地があるのにそういうことが
起こっているのか。抑止力になっていないという
証拠ではないでしょうか。日米同盟についても、
アメリカは尖閣諸島を日本の領土である旨を
中国側へは強く主張していませんよね。
アメリカが日本を守ってまで中国と戦う意思は
ないという表れではないでしょうか。
なぜ今これだけの基地があるのにそういうことが
起こっているのか。抑止力になっていないという
証拠ではないでしょうか。日米同盟についても、
アメリカは尖閣諸島を日本の領土である旨を
中国側へは強く主張していませんよね。
アメリカが日本を守ってまで中国と戦う意思は
ないという表れではないでしょうか。
――アメリカは伝統的に他国の領土問題には
介入しない立場なわけですが......。
介入しない立場なわけですが......。
「基地さえあればアメリカが助けてくれると
思っているなら考えが甘いですよ」ということですか?
思っているなら考えが甘いですよ」ということですか?
篠原 そういうことです。そうなると、
今度は自衛隊を強化して自主防衛を......
という話になるわけですが、それをしたら中国は
「向こうがその気ならこっちも」となる。
イタチごっこです。それより、今の日本の外交力は著し
く落ち込んでますから武力より外交力の強化に政治
エネルギーを注ぐべきです。中国が交渉にのらないのなら、
他国を通して国際世論を利用し、その中で日本の考え
を理解してもらうという方法もあると思います。
今度は自衛隊を強化して自主防衛を......
という話になるわけですが、それをしたら中国は
「向こうがその気ならこっちも」となる。
イタチごっこです。それより、今の日本の外交力は著し
く落ち込んでますから武力より外交力の強化に政治
エネルギーを注ぐべきです。中国が交渉にのらないのなら、
他国を通して国際世論を利用し、その中で日本の考え
を理解してもらうという方法もあると思います。
――日本が武器を減らしたのを見た中国が
「じゃ、うちも減らそう」と考えるでしょうか?
「じゃ、うちも減らそう」と考えるでしょうか?
篠原 もちろん単純ではないとは思いますが、
一気に基地をゼロに減らすということではなくて、
今回は普天間基地を一つ減らすという限定的な話
なんですね。その反応を見ながら次の一手を考
えていく。普天間をなくしたら即中国が攻めて
くるという話は無理があります。
一気に基地をゼロに減らすということではなくて、
今回は普天間基地を一つ減らすという限定的な話
なんですね。その反応を見ながら次の一手を考
えていく。普天間をなくしたら即中国が攻めて
くるという話は無理があります。
――動画サイトの「YouTube」に「尖閣ビデオ」
が流出しました。あれをどう思われましたか。
が流出しました。あれをどう思われましたか。
篠原 動画の通りであれば、あの船長を釈放した
のは明らかに間違いですし、さきほどの
「日本の外交力の弱さ」が露呈したということだ
と思います。どうして日本は自分で決断して
他国としっかり交渉していくことができないのか。
そこに歯がゆさを感じます。そこをしっかりやって
から軍備を議論するなら分かるんですが、一番大事な
「自分の国をどうしたいのか」という議論を避けて、
「とにかく軍備強化だ」というのはどうしても
納得できないんですね。
のは明らかに間違いですし、さきほどの
「日本の外交力の弱さ」が露呈したということだ
と思います。どうして日本は自分で決断して
他国としっかり交渉していくことができないのか。
そこに歯がゆさを感じます。そこをしっかりやって
から軍備を議論するなら分かるんですが、一番大事な
「自分の国をどうしたいのか」という議論を避けて、
「とにかく軍備強化だ」というのはどうしても
納得できないんですね。
――宗教団体の「幸福の科学」が抗議をしてきたと
お聞きしましたが。
お聞きしましたが。
篠原 はい、辺野古の浜のキャンプ・シュワブと
の境界線にある有刺鉄線のところでお話を
したんですが、「辺野古に基地を作らないと
中国が攻めてくる」と言うんで、どうして
そう思うのかと聞いたら「自分らのところにはペンタゴン
(米国防総省)から情報が入ってくる」と言う(笑)。
具体的なことは言いませんでしたが。
マスタープランのことを言っても、珊瑚の破壊や
ジュゴンの話をしても論点をすり替えてまともに答え
が返ってこない。幸福の科学のポスターに
「世界の人たちが幸せに」と書いてあるので、
これまでの米軍の殺戮行為の話を出しながら
「矛盾しているじゃないか」と言ったんですが、
納得できる答えはありませんでした。
の境界線にある有刺鉄線のところでお話を
したんですが、「辺野古に基地を作らないと
中国が攻めてくる」と言うんで、どうして
そう思うのかと聞いたら「自分らのところにはペンタゴン
(米国防総省)から情報が入ってくる」と言う(笑)。
具体的なことは言いませんでしたが。
マスタープランのことを言っても、珊瑚の破壊や
ジュゴンの話をしても論点をすり替えてまともに答え
が返ってこない。幸福の科学のポスターに
「世界の人たちが幸せに」と書いてあるので、
これまでの米軍の殺戮行為の話を出しながら
「矛盾しているじゃないか」と言ったんですが、
納得できる答えはありませんでした。
――篠原さんはヘリ基地反対協議会の
専従職員なのですか?
専従職員なのですか?
篠原 いや、職員というよりは事務局の
アルバイトとして働いているという認識です。
基本は私自身、あくまで個人として活動して
いるというつもりですので、そこは立場を
明確にしたいと思っています。
「お金がどこから出ているのか」とよく
聞かれるのですが、ヘリ基地反対協議会は
公式サイトなどを通して全国へカンパを
募っていて、その資金で運営されています。
毎月決まった額を寄付してくださる方も
いますし、現地へ来て直接手渡してくれる方
もします。原資はそこからということになります。
アルバイトとして働いているという認識です。
基本は私自身、あくまで個人として活動して
いるというつもりですので、そこは立場を
明確にしたいと思っています。
「お金がどこから出ているのか」とよく
聞かれるのですが、ヘリ基地反対協議会は
公式サイトなどを通して全国へカンパを
募っていて、その資金で運営されています。
毎月決まった額を寄付してくださる方も
いますし、現地へ来て直接手渡してくれる方
もします。原資はそこからということになります。
――全国の読者へお伝えしたいことは?
篠原 防衛問題に無関心でいたり、事実を
知らなかったりすることで、理不尽なことを
あたりまえのように担わされてしまう怖さを、
沖縄に住んでみて実感しています。そのしわ
寄せが沖縄にすべて来ていることもです。
海兵隊が何をしているかを検証すれば、
日本に駐留する必要がないことは理解できる
はずです。日米安保の不都合な部分を知らせずに
恩恵を受けているのは誰なのか。また、
その利権によって、納税者である国民の生活保障
が削られていることも、多くの人が自覚してほし
いと思っています。(取材・文=浮島さとし)
知らなかったりすることで、理不尽なことを
あたりまえのように担わされてしまう怖さを、
沖縄に住んでみて実感しています。そのしわ
寄せが沖縄にすべて来ていることもです。
海兵隊が何をしているかを検証すれば、
日本に駐留する必要がないことは理解できる
はずです。日米安保の不都合な部分を知らせずに
恩恵を受けているのは誰なのか。また、
その利権によって、納税者である国民の生活保障
が削られていることも、多くの人が自覚してほし
いと思っています。(取材・文=浮島さとし)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
( ・`ω・´) わざわざ、沖縄まで行って、
正しくない沖縄からの声を上げている
むっか~~~
。むかむか~~~。
「思う」は、英語の「考える」に相当し、日本語の「感じる」に当たる。
個人主義は、個人に主要な意義を認めることであって、利己主義の代名詞ではない。
英米人の社会では、世界観は、個人個人で違う。
だから、一人ひとり尋ねてみなくてはわからない。
個人選びは、意見の選考にもなる。これは、個人主義である。
日本人の社会では、実況放送・現状報告の内容は、全員同じである。「世の中は、、、、」の形式で語られる。
だから、現実の内容は一人ひとり尋ねてみる必要がない。
個人選びができない。意見が選び出せない。個人主義は成り立たない。
わが国では、選挙民も自分たちの代表意見を選出したとは認識していない。
だから、個人に権力を賦与したものとも考えていない。
選挙により代表を選出したのちにも、個人が思い思いに思い付きを表明して紛糾する。
議会が歌会のようなものになる。
日本人には現実の内容はあるが、考え (非現実) の内容はない。
だから、個人対個人の議論にならない。
あえて議論らしきものを行おうとすると、お互いにあら探しをした不毛の議論になる。
議論できない人たちが議論すると時間が浪費される。
時間がいくらあっても足りない。
ついに、時間切れとなる。
律儀な日本人のだらしなさである。
わが国の首相が外国の大統領に内政事情を説明し、内政干渉の道を開くような真似をすべきでない。
日本人は、自主・独立の気構えが必要である。
丸暗記と受け売りの練習ばかりでは、独自の判断は育たない。個人には、理性判断が必要である。
自分が独り立ちできないようでは、相手と対等なお付き合いはできない。
12歳の子供は、45歳の大人になるように精神修養を積まなければならない。
この目的には、なお一層の英語の勉強が必要である。
英語をわが国の第二公用語とすることも有効な手段となる。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812