【米大統領はロシアとの迅速な接近を心から望んでいる＝国際関係の専門家】

【米大統領はロシアとの迅速な接近を心から望んでいる＝国際関係の専門家】

米国のトランプ大統領が制裁をちらつかせて脅しながらもロシアに害を
与えるつもりはないと述べたことについて、国際関係やロシアを専門とする
ヨルダン人のホサム・アル・アトゥム氏がスプートニクにコメントした。

同氏によると、問題は現実を歪曲し、見え透いた虚偽の情報を広める
メディアの政策に潜んでいる。アル・アトゥム氏は、トランプ氏が脅しや
最後通牒を突き付けながら自身の職務を続ける可能性は低く、ロシアに対して
極めて否定的なシグナルを送ることもないだろうとの確信を示している。

「トランプ氏は、意見の相違を克服するためにロシアとの対話を再開して
二国間関係を正常化し、中東などの紛争を解決すると約束した人物である」
アル・アトゥム氏によると、トランプ氏はロシアとの、特にプーチン大統領との
迅速な接近を心から望んでいる。トランプ氏は、紛争の拡大のみをその政策
の目的としていたバイデン前米大統領よりもロシアに対する理解が深いという。

「トランプ氏はプーチン氏からウクライナ危機の真の理由を聞くことに関心
があるのではないかと思っている。また、平和と相互理解への道を見つける
ことを願いながら、トランプ氏はロシアとウクライナの交渉の可能性に
対する多くの西側諸国からの反対を克服しようとしている」

【米大統領はロシアとの迅速な接近を心から望んでいる＝国際関係の専門家】

米国のトランプ大統領が制裁をちらつかせて脅しながらもロシアに害を与えるつもりはないと述べたことについて、国際関係やロシアを専門とするヨルダン人のホサム・アル・アトゥム氏がスプートニクにコメントした。… pic.twitter.com/HLer2QMZ3D

— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 23, 2025