陸山会土地購入事件 特捜部、小沢幹事長
個人事務所の捜索で現金2,000万円を押収
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」
の土地購入をめぐる事件で、東京地検特捜部が、
小沢幹事長の個人事務所の金庫から現金2,000万円
を押収していたことがわかった。
小沢幹事長側の関係者によると、特捜部は1月、
東京・港区元赤坂の小沢幹事長の個人事務所を
捜索した際、金庫の中から現金2,000万円を押収
していたという。
小沢幹事長は、会見で「土地購入の直前には、
個人資金4億数千万円を個人事務所の金庫で保管
していた」と説明していた。
一方、陸山会が土地購入の直後、4億円の定期預金
を担保に融資を受けていた点について、
石川知裕容疑者(36)は「小沢事務所の慣習だった
。理由は『小沢先生から借りた金であることを明確に
しておくため』」と話しているという。
しかし、特捜部は、この融資は土地購入の原資を
隠すための偽装工作とみていて、小沢幹事長が融資
に関する書類に自らサインしていることなどから、
小沢幹事長がこの偽装工作を認識していなかったか
調べている。
▽FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00170816.html