大川隆法総裁先生のコメント
新党改革の党首の枡添要一さんが、最近の外交の
ダッチロールぶりを見て、「陸奥宗光、小村寿太郎が生きてい
たら何と言うか聴いてみたい」と言っていた。
陸奥宗光(1844-1897)は日清戦争の際の外交官の代表。
日清戦争の開戦は、最終的には陸奥宗光が決断した。
その十年後に日露戦争になるが、
この陸奥からバトンタッチを受けたのが、小村寿太郎(1855-1911)。
小柄な小村は、清の李鴻章と会談したとき、
「貴国では、君みたいな小ちゃな人しかいないのか」と
馬鹿にされた。それに対し、図体だけがでかくて
も脳みそ勝負だっていうことがわからんのかという趣旨の
ことを言い返すぐらい気概があった方。
陸奥宗光は、どちらかと言えば民主主義と議会制みたいなのを
理解するタイプで、小村寿太郎は国粋主義の方。
この郊照的な性格の二人で、日本が負けると思われていた
二つの大戦を乗り切った。
外交官の霊言で、日本外交の原理原則、鉄則に当たるもの
を引き出せたらいい。特に、中国、北朝鮮、ロシア
あたりが接近する気運が出てきているので、今後10年、
20年を構想する人がいないといけない。
「陸奥宗光の霊言」
1.尖閣沖の漁船衝突事件について
坂本龍馬さんが、幸福実現党の応援団長をしていて、
いまだ実績を出せないで非常に悩んでいるので、何かお手伝い
をしたいなとは思っていた。
霊言集等で、ヒトラーの霊が中国に忍び寄っていることが
出ているが、それを物語のように見ていたと思う。
しかし、最近の尖閣列島の漁船事件は、
「日中戦争になるかもしれない」とか、
「中国は日本やアジア諸国をも植民地化していくような
気持ちが本当にあるのでは」ということを実感を持って感じた
瞬間であっただろう。
戦後マスコミ等、教育がつくってきた幻想が、今、崩れ落ちようと
していると思う。だから、「ヒトラーが、中国の皇帝である
国家主席だったらどうするか」という想定問答をつくって
みたらいい。これは、これから十年 間で日本が立てなければ
いけない戦略の基礎になる。
全体主義は、軍国主義国家になりやすいが、使った軍事予算
を財産に換えたいという気持ちがある。その軍事力によって、
外国の資源、富を巻き上げることができたら外国の富を国内で
再分配することができるという幻想にかられる。
日本が憲法に縛られて動けないということであれば、
日本の息の根を止めるかどうかは自分たちの判断で決められる。
「自分たちの力で戦争もできなければ、原爆もつくれない
ような国が、中国と対等に尖閣列島の領土争 いを
するなんて、百年早い」というのが向こう (中国)の考えである。
中国が自分の手を汚したくなければ、北朝鮮に経済援助を
することと引き換えに、「核ミサイルを何本か撃ち込んで
おいてくれ」と言えばいい。
北朝鮮も、三男とかが後継者になって成果上げたいので、
撃つかもしれない。
そのあたりは、外交官なら当然考えるあたりの筋だ。
今の沖縄の尖閣列島問題から見れば、
「核を使って日本を火の海にする」と発表した段階で
白旗になるのではないか。
(今回の問題は)アジアの国々にとって、日本がどういう態度を
取るかの試金石。中国が強攻策を譲らなかったら
日本が引いていくということであれば、
(アジアの国々は)中国の言いなりのほうになびいていく。
これが一番の狙い。
2・核武装について
(核武装の検討については、)最終的にはそうなる。
もう二、三回脅されたら我慢できなくなると思う。もう時
間の問題。マスコミ全部を敵に回して断行するだけの力が
必要。だからアメリカに頼んでもインドに頼んでも、
最終的には日本自体が白旗を挙げてしまったら負け
なので、譲れない。
日本の国是みたいになっている広島、長崎の平和宣言や黙祷は、
もう捨てなさい。落とされたことをもって、
正義だというような言い方は論理的におかしい。
落としたアメリカが悪いと言いなさい。落とされたので、
それが正義の御旗みたいな考え方を持っていたら、
永遠に独立国家にはなれない。
靖国問題も同じ。内政干渉をさせるというのを延々とやってきた
民主党だけでなくて、自民党政府もずっとそうだった。
内政干渉を招き寄せるような政治、マスコミの態度、
これが全て、日本植民地化のためのステップになっている。
植民地化ならいいほうで、中国の一州に組み入れられる。
日本人が麻薬密輸で死刑執行されたあたりで、もう一段の
対応を考えるべきだった。
向こう (中国)の国内法は適用されて、日本のは適用されない
というふうになってきつつある。
もう決断だともう。
今の政権では無理だと私は思うので、
心中する気があるのかどうかを国民に問わないといけない
続き・・