理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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ドル石油体制の終わりは、帝国としてのアメリカ経済をも終わらせることになる。

2014年06月13日 11時51分56秒 | 海外2017年まで

ドル石油体制の終わりは、帝国としてのアメリカ経済をも終わらせることになる。


ちょっと気になった情報


ドル石油体制の終わりは単にアメリカの通貨・ドルのみならず、

帝国としてのアメリカ経済をも終わらせることになる。


ドル石油体制の終わり

Gazprom Signs Agreements to Switch from Dollars 
to Euros By Global Research News
グローバルリサーチ, June 07, 2014

ガスプロムの代表、ヂュコフ氏は記者会見で声明を発表
し、それによるとガスプロムは顧客が契約上の支払いを
ドルからユーロに変更することを可能にする合意書に署
名したという。

ヂュコフ氏によると顧客の9割はユーロへの変更に同意
しているという。

イタルタス通信が伝えるところではガスプロムネフチは
顧客の支払いをルーブル立てにすることを検討してい
るという。取引先のなかにはドルからユーロや元へ変
更することに同意しているという。

「プランBと呼ばれる計画は既に一部、実行段階に入っ
た。ドル立ての取引を元やユーロに変更することに
取引先の一部は合意している。ルーブル立てへ変更
することも検討中だ。」ペテルブルグの経済フォーラム
でヂュコフ氏はそう語った。

Grand Geopolitical Project: Russia’s Gazprom signs
Agreement to Abandon the Dollar
By Umberto Pascali
グローバルリサーチ, June 07, 2014

「それは氷山のほんの一角にすぎない。地政学的な
大転換が具現化し始めた。」

2014年6月6日、ロシアの国営放送イタルタス通信が
伝えるところによると、ロシアの主要なエネルギー会社
ガスプロムネフチは顧客との取引上の支払いをドルか
らユーロへ変更への同意書に署名したという。

ウォールストリートとその軍、メディア、政府からの圧力
にも関わらず、ガスプロムの取引先の9割までがドルか
らユーロへの決済手段の変更に同意した。

最大の転機は先月、上海でプーチン大統領と習 近平
主席が合意した30年で4000億ドルに上る前例のない
ロシアからの天然ガス供給の契約だった。アメリカが仕
掛けたウクライナでの騒擾のさなか、両首脳は合意に
達した。その合意ではドルに代わり、人民元とロシアル
ーブルが決済に利用されることが決まった。

この合意によって中国とロシアの結束は揺るぎないも
のとなり、経済面はもとより軍事面でも連携の強化に
つながるだろう。

http://itagaki1717.blog83.fc2.com/blog-entry-277.html


ドル石油体制の終わり②

Grand Geopolitical Project: Russia’s Gazprom signs
Agreement to Abandon the Dollar By Umberto
Global Research, June 07, 2014

ロシアと中国はウォールストリートによる企み、すなわ
ち両国を競合させ、緊張状態に置こうという意図を打
破せんと提携することに合意した。それは大英帝国に
が属領を支配するための戦略、いわゆる「分断・統治」
を壊す試みでもある。

ロシアと中国は国家の安全保障の脅威と圧力が高ま
るなかで、米英アングロサクソン帝国による分断・統治
戦略によってもたらされた歴史的、イデオロギー的、
文化的な差異を克服しようとしてきた。

さらに英国と米国にとって恐ろしいことにロシアと中国
はインドも巻き込んで、英国の支配戦略を壊しにかか
ってきた。

アジア、ひいてはユーラシアを支配する戦略とは、ロシ
ア、インド、中国を常にライバルとして対立させておくこ
とだった。その戦略こそが19世紀以来の「グレートゲ
ーム」の公式だった。

露・中・印の結束は実体経済と金融覇権の双方の関係
を考えるうえで大変、重要だ。ユーラシアの大国の結束
はEU,ウォールストリート、ロンドンシティの連携を弱めよ
うとしているように思える。

ドル石油体制の終わりは単にアメリカの通貨・ドルのみ
ならず、帝国としてのアメリカ経済をも終わらせることに
なる。基軸通貨としてのドルは世界からその富を収奪
する役割を担ってきたからだ。

この収奪システムを維持するために、帝国はなんでも
やってきた。このドル体制に代わる手段を構築しようと
するものは誰であれ手ひどい制裁を受けてきた。

ドル体制に挑む国が現れると、帝国からの重圧にさら
されることになる。そして多くの場合、徹底した制裁を
加えられる。イラク、リビア、イランがその例だ。しかし
、ロックフェラーとロスチャイルドによって築かれた金
融帝国はBRICsに代表される大国の前にその力を失
いつつある。

http://itagaki1717.blog83.fc2.com/blog-entry-278.html

ロシアの脱ドル、中国とイランが同調

http://itagaki1717.blog83.fc2.com/blog-entry-275.html

インドを取り込め:ロシアのエネルギー戦略

http://itagaki1717.blog83.fc2.com/blog-entry-272.html


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4 コメント

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面白いことになってきたw (ワキツレ)
2014-06-13 19:39:29
ロシアがインドと手を結ぶ。か

これは面白い。

インドやロシアは、イラクやリビアじゃないからね。
返信する
Unknown (泣き虫ウンモ)
2014-06-13 20:29:49
石油離れすれば、この論自体が意味がないですね。
まぁ、米国が破産するのではないかという恐怖心に付け込んだ、営業活動みたいなものかな。
経済規模では、ロシアは○国レベルで、中国は競争力のない国有企業ばかりだし。
ロシアは新しい国際秩序を形成するためで、中国は覇権主義ですからね。
もちろん、放置は危険ですが。
返信する
ドル石油本位制が崩れたら (行きずりの人)
2014-06-14 10:46:07
どうなるのか、急速にドルの信頼が揺らいでいくのか、経済に詳しい人に聞いてみたい。長谷川慶太郎氏はドルの信頼は、石油の決済通貨であることとアメリカの軍事力の強さにある、と言っていたような気がします。中米露EUをはじめ軍事政治経済、総てが動き出す時代が現実化してきました。その反面、現状維持でいたい、という感覚も強くなりますね。
返信する
まだ先でしょう (kochan)
2014-06-14 17:30:36
大体、取って代わる勢いのあるところがまだないですから。第三の矢で、経済成長が成功すれば日本の可能性もてでくるでしょうが、安倍さんから経済ブレーンが全部はなれちまって、ここはなかなか難しそうだ。といって他国に威力のある国はないから、当面ぐだぐだするんでしょうね。
返信する

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