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政治は障害者と如何に向き合うか―相模原障害者施設殺傷事件―[幸福実現党 江夏正敏の闘魂メルマガ vol.71]

2016年08月03日 16時52分09秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

             

幸福実現党  江夏正敏の闘魂メルマガ vol.71
2016年8月2日発行
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江夏正敏 幸福実現党
政務調査会長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/

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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「政治は障害者と如何に向き合うか―相模原障害者施設殺傷事件―」
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●相模原障害者施設での殺傷事件
7月26日に起きた相模原障害者施設での殺傷事件は、19人もの方が亡くなった戦後最悪の事件とも言われています。
犯人は障害者だけを狙った確信犯と言え、安楽死を念頭に置いています。報道によると犯人は「ヒトラーの思想が降りてきた」と述べているようです。
様々な報道がなされておりますが、障害者の皆様をどのように見るかによって、判断が真逆になります。
今回のメルマガは障害者について考えてみたいと思います。

●ダーウィンの進化論から優生思想が生まれる
優生思想というものがあります。それは、「障害や人種などを基準に、人の優劣を決めて、優秀と見なした者のみ存在価値を認める」という考え方です。
ダーウィンの進化論がきっかけとなり、優秀な遺伝形質を多く残し、劣等なものは排除するのが望ましいとする「優生学」が興りました。
それを根拠に、様々な社会問題を解決させる手段としての差別行為を正当化する「優生思想」が生まれました。

●ヒトラーの優生政策
ヒトラーは優生学の信奉者であり、「ドイツ民族(アーリア系)を世界で最優秀な民族にするため」に様々な施策を企てました。
それらは、強制断種、強制結婚、人体実験、障害者の強制安楽死などです。
例えば、長身・金髪碧眼の結婚適齢期の男女を集めて強制的に結婚させ、「ドイツ民族の品種改良」を試みております。
障害者の安楽死は7万人とも言われています。そして、その極めつけは、ホロコーストによるユダヤ人大量虐殺です。

●障害者は欠陥品か
人間をモノとして見ると、障害者は単なる欠陥品となります。
今回の犯人も、ヒトラーの優生思想に近い考え方に毒され、障害者をモノとしか見てなかったのだと推察されます。

●人間をどう見るか
やはり政治の世界において、人間をどのように見るかが極めて大切です。
ヒトラーのように人間をモノとして見てしまうと、大量安楽死や虐殺も正当化されることになります。
その結果、今回の犯人のような殺傷事件を国家単位で組織的に行うような恐ろしい状況になってしまいます。
法律関係の仕事をする政治家は、人生観や哲学の部分を明らかにする必要があると感じています。

●障害者をどう見るか
さて、ここで障害者をどのように考えればよいのでしょうか。私たち幸福実現党は以下のように考えています。
「障害者は、人間に足るを知り、幸福とは何かを教える魂の教師の役割を持っている。
また不当な、劣等感・失敗感・挫折感により、神への信仰を失った競争社会のすさんだ人々を、救済する役割も障害者たちは与えられている。
そして、彼らの中には現実の天使も身を隠して潜んでいる」(大川隆法著『愛と障害者と悪魔の働きについて』あとがきより)

●障害の理由
もう少し具体的に述べてみます。
障害の理由として、事故や病気など、この世的、物理的な原因で障害を負った場合もあれば、過去世に原因(カルマ)がある場合もあります。
さらに、周りの人たちに「肉体的に健康で生きることは幸福なのだ」ということを教えるために、あえて障害を持って生まれてくる人も、一定比率でいるのです。
生きがい、喜び、勇気、そういうものを他の人々に奮い起こさせるために、障害を選んでいる人たちです。
そして、障害者が、戦いの世の中を終わらせよう、抑止しようとしている面もあります。内省的で、手がかかる部分が、完全な競争の世界だけにはならないようにしているのです。
このように、障害者について、この世限りで考えたのでは解明できないと思ってください。障害があっても魂としては完全です。あの世へ還ると障害はすべてなくなります。

●障害者にも生き甲斐を
このような考えから、私たちは今回の犯人の考え方や行為を拒絶します。障害者には尊い生きる意味があるのです。
そして、できれば「ハンディがある人たちにも、何らかのかたちで職業の場を提供し、生きがいを与えていく」という社会にしていきたいと思います。
さらに、企業家が成功して、その余得でもって、そうした障害者等にも、何らかの収入の道を拓いてあげれば、彼らの魂の修行にもなるし、
社会福祉と社会貢献を同時にできることにもなると考えます。

●今回の事件への懸念
今回の相模原殺傷事件は、一過性のものではない可能性があります。
今後、保守の姿を装いながら、もう一段狂信的なものが発生することも考えられます。
下手をすると、ネオナチのようなものが出てくる筋道が、いま立とうとしているのかもしれません。
「純血にして、民族を強くしろという中に、全体主義的な傾向で出てきて、侵略思想とも一致していく」という流れが考えられます。
私たちは、弱者を皆殺しにするような思想には共感しません。強いものだけが生き残ればいいという考えを取りません。
人間一人一人の幸福を大切にしながら、社会を調和させていくことを願っています。
簡単に人を殺すのは、人間を単なるモノとしてか見ない唯物論に毒されているからです。
私たちは、宗教政党として、人間の尊厳を大切にすることが、あらゆる政策に貫いています。
今回の事件が波及しないことを願ってやみません。

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2、編集後記
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参院選、都知事選と、大変お世話になりました。
本当にありがとうございます。
一つの教訓として、地道に選挙に出続けることが大切であるということです。
幸福実現党は少しずつ浸透していると感じます。
これからも努力精進してまいります。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
幸福実現党幹事長・総務会長を経て、現在、政務調査会長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
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◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・政務調査会長)

◇オフィシャルブログ http://enatsu-masatoshi.com/
◇公式Facebook https://www.facebook.com/Enatsu.Masatoshi.HR




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1 コメント

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Unknown (泣き虫ウンモ)
2016-08-03 21:44:04
優生思想の中に、犯罪者を入れれば本人自身が排除される対象になりますし、権力者に従わない者も対象にすればすごい数になりますね。

マルクス主義の生物学的、遺伝学的バージョンでしょうかねえ。

自身も対象になる思想なのだという思考を持てないのが、残念ですかね。
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