不思議な夢の世界 ~正夢、予知夢、夢のお告げ……~
2011 / 07 / 22 転載
「夢」とは、睡眠中の主観的な体感現象。
浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)とがあり、
以前はノンレム睡眠時のみ夢を見ると言われていた。
そのメカニズムは未だ謎が多い。
「夢の世界」と「霊の世界」
「夢」というのは、本当に不思議だ。
ただの記憶の整理のような夢もあるし、めまぐるしく
移り変わるファンタスティックな世界を楽しむ夢もある。
あるいは、夢には自分の深層心理が表れるとも言うし、
「夢のお告げ」というのも昔から言われている。
S.A.ラマヌジャン (1887~1920)
例えばインドの天才として名高い
早世の数学者ラマヌジャンは、夢のなかで
「女神さま」に数学の定理を教えてもらっていたという。
彼は三千を超える公式を遺しており、
未だに解明されていないものもある。
秋山真之 (1868~1918)
また、予知夢と言われるものもある。
天才参謀・秋山真之は、日露戦争の際、
ロシア艦隊が対馬海峡と津軽海峡のどちらを
通過してくるかを予測しかねていた。
そんなとき、夢でロシア艦隊が対馬海峡を
2列で進んでいるビジョンをありありと見たという。
それは見事に的中し、
その後、海軍大将・東郷平八郎による
「T字戦法」でロシア艦隊に勝利した。
S.フロイト (1856~1939)
学問的には、フロイトやユングが夢を研究している。
「夢にはその人の無意識が表れており、
自分の知り得ない面まで知ることができる」として、
さまざまな心理療法が生み出された。
C.G.ユング (1875~1961)
特にユングは、人間の深い無意識層には
神話に見られるような人類共通のイメージがあるとして、
個人的無意識の奥に
人類共通の意識である「集合的無意識」があると説き、
「元型(アーキタイプ)」という概念を提唱した。
この難しそうな話も、霊的世界を認めると簡単に説明できる。
要するに、
「人間の無意識は、天国や地獄などの霊的世界に繋がっている」
ということ。
そして無意識には、自分の無意識である「守護霊」と、それ以外の
「その他の霊存在」や「霊的世界」があるわけだ。
この霊的世界は、ある意味で毎日誰しも経験している。
というのも、寝ている最中は霊体が肉体から抜け出して
霊的世界に戻るからだ。
だから、「夢」のなかには、脳が日常の体験を再整理して
見る夢もあるが、それ以外に「霊夢」もある。
不思議な「夢」の世界。
それを記録してみると、意外な発見があったり、霊界体験が
思い出せるようになる。
たまには身近なスピリチュアルを楽しんでみてはいかがだろうか。
http://www.hs-group.org/topics/topicsb/3104/
転載
。