http://go2senkyo.com/articles/2016/07/22/23444.html
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美人候補のハグは・・・戦略ですか? 幸福実現党 七海ひろこ候補|最年少区議の選挙現場レポート
http://go2senkyo.com/articles/2016/07/22/23444.html
候補者インタビューを行っている新宿区議会議員の伊藤陽平です。参院選に続き、都知事選の候補者のインタビューも皆さんにお届けします。
候補者として参院選と都知事選どちらにも立候補されているのが、美人候補としても注目の幸福実現等の七海ひろこ候補です。
ネット上で話題になった、あの話題にも触れてみました。
七海ひろこ候補のプロフィールやTwitterなどの情報はこちら >>
6月23日の参院選にも出馬。1ヶ月以上も選挙を続ける
―伊藤:今回都知事選挙に立候補をされた動機を教えてください。
―七海候補:もともと東京都民でもあるので、東京がもっとこうなったらいいなとは思っていたんです。
他の候補者の皆さんを見ていて、「本当にこれで都政大丈夫なのかな」っていう気持ちになって、政治とお金の問題とか色々起こるって、結局大人同士の利害だったり組織と反組織みたいな対立構造だったり、都とも全然関係ない安全保障的に国、政府と全然違う方針を持っている人が出てくることがなるということになる中で、誰か全然違う新しい人が出てこないとまずいんじゃないかと思ったというのが理由です。
実際は、党としてももともとは都知事選は擁立しないっていう方向で最初は考えていた時もあって。私もFacebookで「擁立しないんですか」と聞かれましたが、現時点で独自候補は擁立しない方向ですと言ってはいたんですけど、参院選を終えて、このままでは東京が心配だと思い、ふつふつとこみ上げるものがあって。
―伊藤:参院選にも立候補されていましたが、続けての選挙は大変じゃないですか。
―七海候補:参院選の時は18日間もずーっとでした。東京都内にずっと回った分、東京都民の声をたくさん聞く中で、東京都への思い入れがものすごく強くなっていきました。
東京選挙区で惜敗。バラードで思いを伝えるミュージシャン政治家の幸福実現党トクマ氏インタビュー >>
慶応卒、NTTデータ入社のエリートコースから政界へ
―伊藤:もともと慶応大卒業し、NTTデータヘ入社するという誰もが羨むご経歴だと思います。そこでなぜリスクをとってまで政治の道に進もうと思われたんですか。
―七海候補:よく聞かれるんですけど、自分の中ではそんなにリスクをとってるつもりはなくってですね。大学時代も政治学科にいて、政治はもちろん関心がありましたし。ただ、責任を果たしたいって気持ちがすごくあって、国に対してとか世界貢献っていう意味だったり。そのうちの一つの道として、政治家っていうのがありました。もちろん、簡単な道ではないし、重いなって自分でも思いますけれども、それだけの責任を果たしたいっていう気持ちがありますね。
NTTデータにいた時も、すごく面白さを感じていて。何に面白さを感じていたかというと、国が方針を出すじゃないですか、それに対して企業として手を打っていくことは、本当に経済を動かしているというと言うとおこがましいですけど、国の経済の中心のインフラを作っているという実感というか、誇りはあったんですけれども。
—伊藤:どのような仕事をしていたのですか。
―七海候補:金融機関様の、主に私の場合は信託銀行様だったりとか、リース会社様の新しいITの機能をつくる時に、お客様にどういうシステムを作りたいかお聞きして、コードを書くわけではありませんが、営業としてシステムを形にするという仕事をしていました。
経済を動かしているうちの一人であるという喜びはあったんですが、実際に政治の方に関わったらもっと違いに気がつきました。そもそも日本経済を動かす仕組みの法律とか方針を決めてるのが実は国だったんだということに気がついて、国とか国に関する機関とか、これめちゃくちゃおもしろいなってその時すごく思いました。
—伊藤:NTTデータさんのような企業にいらっしゃると、より実感されるかもしれないですね。
—七海候補:国の出す法律に即時対応する喜びがあったんで。その時は誰かが法律を作っているという意識はなかった。実はこの法律を作れる方がおもしろいなっていうのを実感しました。その方がよりこういう風に日本経済を持っていける、という思いのもとで、(政治に)参加できたらいいなと思いました。
—伊藤:学生時代はどのようにお過ごしだったんでしょうか。
—七海候補:報道とかジャーナリズムにすごく関心があったんですよ。なので、一番長く入って活動していたサークルも、慶応ジャーナルというサークルでした。媒体はオンラインで、慶応生や卒塾生で頑張ってる人たちを取材して記事にしてみなさんに読んでいただくっていうサークルの代表もしていました。ミスコンとか、一番慶応ジャーナルって媒体が一人一人のミスの候補者にインタビューさせてもらって、いっぱい写真も撮らせてもらって、すごい役得だなって思いました(笑)
主要政策は「減税」と「規制緩和」
—伊藤:今回の選挙の争点はどのあたりだとお考えでしょうか。
—七海候補:やっぱりお金の問題を発端として(の辞職)は二人連続してありますので、どのように都政を透明にしていくのか、浄化していくのかっていうことが一つと、東京オリンピックが2020年にあるので、都市のインフラ整備であったり、防災テロ対策っていうところをきちんとやっていけるように、というのは大きいと思いますね。
—伊藤:経済政策はどのようなものを考えていますか。
—七海候補:一番最初に経済的にも精神的にもリッチということはお伝えしていますが、基本的な方針は減税と規制緩和という二つがあります。
消費税5%特区を掲げさせていただいているので、東京に住んで、ビジネスをしたらとにかくお金を生み出せるというところにもっていきたいです。東京の発展が地方の衰退を招くみたいな話も出ていますが、全く逆の発想を持っていて、東京が沈んだら日本全体は沈むと考えています。
東京が経済効果を生み出すことで日本全体の活力を生み出していくという方向で考えています。規制を緩和することによって、新しい雇用やサービスや富の源泉を生み出していけたらなと思っています。
—伊藤:子育て政策についてはどうでしょうか。
—七海候補:許認可行政の壁を破りたいなと思っています。補助金をどれだけもらうかというところに、保育所の経営者がきゅうきゅうとされる。バウチャー制度で保育を選べるようにしたり、シニア層と協力をすること、どう民間パワーを使っていくか、というところだと思います。
企業の中の事業所内保育所の設置を、近隣にも解放していただくかたちでやっていただいた時には優遇税制をするなど、そういった規制緩和も考えています。
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ハグしてくれるのは戦略ですか?(笑)
—伊藤:美人候補としてもかなり注目をされていますね。支持を表明するとハグやサインをしてもらえるというのは本当なんでしょうか。
—七海候補:嘘か本当かで行くと本当です(笑)
—伊藤:握手みたいに誰でもしてもらえるんですか?
—七海候補:「支持します!」って言っていただくと自然な流れで。狙ってしたってことではないんですけど(笑)
—伊藤:そうなんですか、戦略だと思っていました(笑)
—七海候補:戦略だったらすごいなと我ながら思うんですけど、そんなんではなくて(笑)もともと政治に入る前には国際関係の仕事を何年間かさせていただいて、仕事も含めて海外旅行が好きだったので30か国以上は行っていて、パスポートが埋まってしまい何回行ったか数えられないんですけど、そういう中でいろんな国の方と会って、ハグって自然な愛情表現、コミュニケーションの一つで、男女かかわらず同じ職場の人とも全然日本人でもハグするし、そういう中で何年かいたので。「応援するよ!」って言っていただいたら、「ありがとうございます!」って言って、ナチュラルにしていました。
—伊藤:最後に若い世代に向けてメッセージをお願いします。
—七海候補:ある候補者さんは討論番組に出ないことがあったり、選ぶ側からしたら選ぶ基準が奪われているので、大人として社会の仕組みがそうなっているので、本当に申し訳ないと思います。
でもこの社会の仕組みを変えていくのはこの若い世代だと思っているので、選挙ドットコムさんが色々な候補者を出してくださるように、オンラインの中には真実があると思います。紙媒体にはない強み、ITの中で掘り下げられる深みっていうのは学生時代から感じていたので、真実を見つける勇気を持って欲しいし、大人が作るその仕組みにどうか流されないで選んで欲しいです。
若い世代の声を届けられるのは、その気持ちをわかっている世代だと思っているので。まだ30代なので政治の世界で素人ではと思われる方もいるかもしれませんが、吉田松陰や坂本龍馬など明治時代を作った時の原動力になった人たちは、20代が全盛期で30代になる前に命を落とされた方々もいて。今、オリンピックなどでも10代の方々が多く活躍されていますが、政治においても、18歳や、20代30代が実は主役なんだよ、とお伝えしたいですね。
率直に言えば、私に(票を)入れて一緒にハグしましょう(笑)
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話題となっていたハグやサインに関しては、国際経験に基づく自然な流れだということがわかりましたが、いざこのようなことが起きると投票したくなってしまう世の男性も多いのではないでしょうか!?
また、美人候補としてではなく、政策を語っている時には非常に知的な印象でした。。
政策として一番に「消費税5%特区」を掲げ、全体として減税や規制緩和による改革を行おうとしていました。
経済政策を一番に掲げるという点は、ビジネスの中心東京だからこそ光る政策だと考えています。
ぜひ、興味を持たれた方は政策もご一読ください。
七海ひろこ公式サイト │ 東京都知事選挙2016 候補者 幸福実現党公認
http://nanami-hiroko.net
※本記事は東京都知事選に立候補している方を対象としたインタビュー記事です
※インタビューをご希望される候補の方は編集部までご連絡ください
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