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福島はチェルノブイリにも広島にもならなかった

2012年02月22日 00時00分00秒 | 一般愛国者、 ご紹介記事。

福島は、チェルノブイリにも、広島にもならなかった

記事一部、転載高田 純札幌医科大学教授(放射線防護学)View PDF
福島第一20km圏浪江町での牛のセシウム検査を行う筆者、
2012年2月4日。暫定基準値以下の牛もいることが分かった。


除染すれば、酪農再建は可能である。

 福島の原子炉事故の評価とは

3月11日の大津波により冷却機能を喪失し核燃料が
一部溶解した福島第一原子力発電所事故は、
格納容器の外部での水素爆発により、主として
放射性の気体を放出し、福島県と近隣を汚染させた。

しかし、この核事象の災害レベルは、当初より、
核反応が暴走したチェルノブイリ事故と比べて小さな
規模であることが、次の三つの事実から明らかであった。

1)巨大地震S波が到達する前にP波検知で
核分裂連鎖反応を全停止させていた、

2)運転員らに急性放射線障害による死亡者がいない、


3)軽水炉のため黒鉛火災による汚染拡大は無かった。
チェルノブイリでは、原子炉全体が崩壊し、
高熱で、周囲のコンクリ―ト、ウラン燃料、鋼鉄の
融け混ざった塊となってしまった。
これが原子炉の“メルトダウン”である。

一方、福島第一の原子炉は、その後の調査でも、
こうした事態にはなっていないことが分かった。

すなわち、潜水艦が立ったような圧力容器内のウランが融け、
底を抜け落ち、厚みが2メートルもある格納容器の底を
60センチばかり溶かして固まった。

これを、原子炉物理の専門家の言葉を使えば、
“メルトスルー”である。したがって、圧力容器も格納容器も、
構造体としては存在し、大方の放射性物質を
閉じ込めているのである。

つまり、福島第一は、チェルノブイリにならなかった。

続き

http://www.gepr.org/ja/contents/20120220-01/

真実はやがて、明らかになっていくでしょうね



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