理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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サンケイビズ「大阪秋の陣 成長戦略に必要な考え方 」

2011年11月12日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

サンケイビズ

「大阪秋の陣 成長戦略に必要な考え方 」

【ついき秀学のMirai Vision】(1/3ページ~)

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111111/mca1111110501002-n1.htm

転載します

□幸福実現党党首

 11月27日投開票の大阪市長選と大阪府知事選の
ダブル選挙が世間の耳目を集めています。弁護士や
タレントとして培った“反射神経”や、府政の
急進的改革で高い人気を誇る橋下徹氏が府知事の職を
先月31日付で辞し、任期途中での知事から市長への
くら替えに向け、現職の平松邦夫氏との戦いに挑んでいます。

 ◆「都構想」成長には資するが…

 府知事就任後、橋下氏は財政非常事態を宣言し、
職員給与削減をはじめ、教育改革などを次々と手掛け
ました。ときに過激な言動を伴うそのトップダウンの
政治手法は、ファシズムをもじった「ハシズム」と
称されることもあります。

 今回、橋下氏が知事職をなげうってまで実現を期する
「大阪都構想」とは、大坂府と大阪市・堺市を「都」
に再編する構想で、現在24区の大阪市を8~9の
特別自治区に再編し、区長を公選にするというものです。

都知事に広域行政(大規模なインフラ整備や産業政策など)
を一元化することで、府と市の「二重行政」を解消し、
トップの迅速な指導力の発揮による成長戦略の実行を
狙いとしています。

 橋下氏が「廃藩置県以来の大改革」と見得を切る一方で、
平松氏はこの構想を「大阪市を分断させ、独裁的な
首長権限を生み出す」と批判、替わりに府と市町村が
連携する「大阪版広域連合(都市連合)」を唱えています。

関西経済の中心である大阪はこれまで衰退の一途を
たどっており、1人当たり府民所得は1996年度
354.5万円から2009年度287.9万円と
2割近くも下落。大阪市の生活保護受給者は全国最多で
15万人を超え、約18人に1人の割合
(全国平均は約63人に1人)と突出しています。

加えて、大企業本社の東京への移転が進んでおり、
「商都」としての力も失いつつあります。

 こうした現状に対し、大阪都実現で広域行政が効率化
されれば経済成長にはプラスに働くと思われますが、
橋下氏の掲げる政策の中には、経済成長や世界の
都市間競争の観点からは疑問符がつくものもあります。

 例えば橋下氏は関西国際空港のハブ化を打ち出し、
伊丹空港を廃港にする考えを表明しています。

確かにリニア新幹線が東京から大阪まで開通すれば、
伊丹-羽田便の需要は減少するでしょう。

しかし、都心部に近く利便性の高い伊丹を廃止すれば、
それだけ大阪へのアクセスが悪くなって、
都市としての集客機能が衰えます。

リニア開通後はビジネスジェット主体の空港とするなど
新しい付加価値を生む使い方をして、積極的に需要を
創出すべきです。また、福島の原発事故を受けて
「脱原発依存」を打ち出していますが、原発停止や
自然エネルギーの活用を性急に進めれば、経済成長を
支える電力の安定的・効率的供給が犠牲となりかねません。

大阪を成長させるには、橋下氏が府の歳出削減で成功した
「縮小均衡」の発想ばかりでなく、新しい付加価値や
需要を積極的に創出しようとする「拡大均衡」の発想が
求められます。


◆今なお必要な中央集権

 なお、中央集権を脱して、地方分権や地域主権を
進めることが無前提に良いこととされるのが昨今の風潮
ですが、国のかたちを考えるに当たって見落としては
ならないポイントがあります。

 一つは、わが国を取り巻く国際環境です。

幕藩体制から中央集権的な政治体制に移行した明治維新期
と同様に、現在の日本も対外的な脅威に直面しています。

核兵器を持ち覇権主義的な動きを強めつつある隣国の脅威
に対処するためには、中央集権的な体制も維持しなくては
なりません。

 もう一つは、大きなインフラ整備を国レベルで一体性を
もって考えなければならない面が強くなってきていること
です。今後、リニア新幹線の建設や空の交通網の充実に
よって、日本はより“狭く”なって一体性が高まりますし、
主要な港湾も国際競争力を高めるためには、大型化などの
整備を国レベルで戦略的に行わなくてはなりません。

 確かに保育所の子供1人当たりの面積の基準といった
ものを霞が関で決める必然性はありませんが、国家主権
や国民経済に大きく影響を与えるものまで権限を地方に
委譲してしまえば、国家としての一体性や効率性が
損なわれることも銘記しておくべきです。

                   ◇

【プロフィル】ついき秀学

 ついき・しゅうがく 1971年、大阪府生まれ。
東京大学法学部第3類(政治コース)を卒業後、
宗教法人幸福の科学に入局。財務局長、専務理事などを歴任。
2009年、幸福実現党に入党。10年7月、幸福実現党党首
に就任。妻と2男の4人家族。趣味は読書と散歩。

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・ここかぁ・・みんな、小さすぎ・・。(´_`。)

橋下氏が府の歳出削減で成功した
「縮小均衡」の発想ばかりでなく、新しい付加価値や
需要を積極的に創出しようとする「拡大均衡」の発想が
求められます。

 


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