理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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江夏正敏の「闘魂一喝!」 「バラマキは増税のもと―小さな政府・安い税金」

2024年03月01日 05時14分16秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

幸福実現党  
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.207
2024年2月20日発行
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江夏正敏 幸福実現党 幹事長のオフィシャルブログ
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「バラマキは増税のもと―小さな政府・安い税金」
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この度、幸福実現党は新しいポスターを制作しました。「バラマキは増税のもと―小さな政府、安い税金」というキャッチが入っています。
私たちは、歴代政権が行ってきた、そして今の岸田政権も行っているバラマキに、大変な危機感を持っています。このまま行くと、国家が財政破綻し、国が崩壊していくと危惧しているのです。
今回のメルマガは、バラマキの弊害を書きました。少し盛りだくさんになってしまいました。ご容赦いただければ幸いです。

1.歴代政権からバラマキは続いている。

●政府の借金は増え続けている。
日本の財政は火の車です。2022年度の国の予算は、補正予算も合わせると約140兆円。税収は約70兆円ですから、収入の2倍のお金を、毎年使っていることになります。
大川隆法党総裁は著書『地獄の法』の中で「国民が納める税金の2倍の金を政府が使い続けているという状態です。
これが何を意味するかということですが、『いずれかの時点で国家が破綻する』ということを意味しています」と警鐘を鳴らしています。
その結果、政府の借金は1200兆円以上となっています。

●国民の生活不安(電気代、ガソリン代、食品価格等の物価高騰)。
そのような中、ウクライナ戦争、中東事情の悪化により、電気代、ガソリン代、食品価格等の物価が高騰し、国民生活に大打撃を与えています。
この物価高騰の根本原因には、バラマキ政策を続けてきたことがあります。私たち国民は「この先どうなるのだろう」と不安を抱えています。

●バラマキ合戦に夢中な与野党。
もともと政府の借金は、歴代政権がバラマキ政策を繰り返した結果、招いたものです。それにもかかわらず、今でも与野党はバラマキ合戦に夢中な状態です。
例えば、政府は「異次元の少子化対策」として児童手当などを拡充することを掲げています。その規模は年間3.5兆円で、3年間するとのこと。
それら子育て支援金は医療保険料に上乗せするらしく(毎月500円、年間6000円が平均。現役世代は年間1万円前後)、岸田総理は「これは増税ではない」と強弁しています。
さらに、低所得層に対する給付金、ガソリン代の補助金、脱炭素への財政支出、教育の無償化など、次々と打ち出しています。

●「隠れ増税」にだまされるな。
一方で、政府は6月から所得税の定額減税を行い「減税で国民に還元する」とアピールしています。しかし、騙されてはいけません。その裏では、「隠れ増税」とも言える社会保険料の引き上げが行われているのです。
先ほど述べた医療保険料の上乗せ、介護保険料のアップ、社会保険料の適用拡大、厚生年金保険料の引上げ、国民年金保険料の支払いを65歳まで延長などです。
所得税減税という期間限定の目くらましをしつつ、目立たない社会保険の分野で「実質の増税」を恒久的に行っているのです。やりたい放題ですね。ですから、バラマキで喜んではいけません。
必ずそのツケは国民に回ってくるのです。「バラマキは増税のもと」と心に銘記していただきたいのです。

●バラマキは選挙対策。
このようなバラマキを政治家が国民のためにしているかと言えば、そうでもありません。ハッキリ言うと、支持率が下がっているとき、選挙が近いときにバラマキ政策が矢継ぎ早に出されてきた歴史があるのです。
バラマキは選挙対策なのです。「政治家はお金を徴収してばら撒くことが仕事」と勘違いされている方も多いのです。政治家はばら撒くときに利権が発生します。
みんな、バラマキのお金が欲しくて陳情に行きますから。だったら、ばら撒いて配るくらいなら、「そもそも国民から取るな」と言いたいし、減税したほうが利権も発生しません。
行政も徴収して配るという費用もかかりません。

2.バラマキが進むと地獄を見る。

●バラマキ政策は麻薬、麻酔と同じ。
バラマキについて大川隆法党総裁は『危機に立つ日本』という著書の中で「いくらでも援助を引き出せる世界は、一見、善いように見えますが、これは体の中に麻薬、麻酔を打ち続けているのと同じです。(中略)
体の中に有害な薬物を打込むと、個人の生きていく力、コツコツと努力・精進する地味な力を失わせていきます。
そして、この国の国力を高め、この国の倫理、理想を高め、世界の人々を導こうとする、そうした志を持った人たちの心を、次々にむしばまれていく世界になるのです」と述べられています。

●日本人全員の公務員化。
また、同著の中で「政府が何もかもに手を出して、産業や個人の保護をし、それらに口を出し、そして、補助金で言うことを聞かせるような政治を展開していこうとしています。その結果、民力は必ず衰えるのです。
もちろん、ばら撒く範囲が広ければ、選挙には強いのですが、民の力、国力は必ず落ちていきます。なぜかというと、それは『日本人全員を公務員化』していこうとする流れと同じだからです」とも述べています。

●バラマキは国民の堕落を招き、怠け者大国になる。
大川隆法党総裁の著書『智慧の法』では「国民の側として忘れてはならないことは、『大きな政府は、必ずと言ってよいほど、国民の堕落を招く』ということです。
これは歴史が証明していることです。大きなものに頼ろうとし過ぎることは危険です」とあります。
また『幸福実現党宣言』では「急速な経営危機、経済危機による、一過性の貧困の場合には、国家や地方公共団体による迅速な救済措置は必要だと言えます。
しかし、それが慢性的なものになると、必ず“怠け者大国”になるので、それは許せないと思います」と述べています。

バラマキ後は正直者がバカを見る社会になる。
今のバラマキを続けると、政府にお金が無くなり、増税せざるを得なくなります。そして、いずれ国民各人が50パーセント以上の税率で税金を負担する時代が来ます。
大川隆法党総裁は著書『未来創造の経済学』で、「50パーセントの税率で税金を取られ、それでも経済活動に励める人というのは、よほど忍耐力の強い人であり、普通は“やる気”が失せます。
そして、だんだん闇経済、アンダーグラウンドの経済が流行るようになってきます。人々は政府に把握されないような経済活動をたくさんしたがり、それを実行するようになってくるのです。
正直者がバカを見る社会が、もうすぐやってくるはずです」と未来を予見しています。
また、『減量の経済学』の中では「再配分システム(バラマキ)の中において、個人個人がやる気をなくしていって、真面目に働いた者がバカを見るというような社会はつくってはならない」と提言しています。

●バラマキ社会は、共産主義以上に悪質な社会になる。
また、大川隆法党総裁著『小説 十字架の女3〈宇宙編〉』で「共産主義下では、働かない者は刑務所行きになるが、
民主主義の変化形の“新社会福祉主義”は、働かない者に金をバラまき、常に財政赤字を作り続けるので、共産主義以上に悪質な社会になる」と衝撃的な言葉が発せられています。

●バラマキは「地獄への道は善意で舗装されている」ことであり、国民は地獄を見る。
『未来への国家戦略』で大川総裁は「勤勉に働く人たちが意欲を失うような社会は、神仏の願う社会ではない」
「この地上は困難に満ち満ちています。しかしながら、そのなかで、智慧と汗を絞って未来を切り拓いていくことこそ、人々に課せられた責務であるのです」
「人間は、ゆりかごから墓場まで面倒を見てもらうために、生まれてきたのではありません。人間は、世を照らすために生まれてきたのです」
「地獄への道は善意で舗装されています。誰が聞いても耳障りの良い言葉は、残念ながら、天国へは通じていません」と宗教的観点で真理を述べられています。
そして、『未来創造の経済学』で「悲しいことに、“みなさま一人一人の面倒を見ます。老後まで面倒を見ます。福祉をします。子供の面倒を見ます。
全部、国家が引き受けます”と政府が言った結果、やがて国民が地獄を見る事態になっていくことに、やっている当の本人たちが気づいていないのです」と言及されています。

3.バラマキの具体的な悪影響。

では、バラマキ後の地獄とは何か。以下のように簡単に列挙しました。

(1)増税。
●国民にツケが回って増税になる
ばら撒いたら、政府の借金が増えるので、必ず増税になります。お金を配った政治家だけいい顔をして、そのツケは国民に来るのです。
先述したように、それは既に始まっています。社会保険料の上乗せ、拡大という「隠れ増税」です。

●国民負担率は五公五民-ほぼ酷税。
「税金+社会保険料」を“国民負担率”と言います。これが現在、約50パーセントです。つまり、100万円稼いだら、50万円を国に納めているのです。
江戸時代で言えば、五公五民です。半分をお上が没収しています。江戸時代は、この五公五民が、一揆がおきるかどうかの瀬戸際と言われていました。
このまま行くと七公三民、八公二民に本当になってしまします。もはや酷税(こくぜい)と言ってもよいでしょう。

●マイナンバーからの貯金税。
さらに、政府はマイナカードの普及に躍起になっており、何とか銀行口座などに紐づけしようとしています。ズバリ言うと、皆さんの預貯金、企業の内部留保を狙っているのです。というか、それしかないからです。
私たちの預貯金は所得税を納めた後の、立派な私有財産です。お金を持っているだけで税金をかけられるなら、二重課税であり、財産権の侵害であり、憲法違反です。

(2)後世の若者にツケを回すことに。
●国の借金1200兆円。
今の勢いでバラマキ続けると、増税では追い付かず、政府は新たな借金(国債発行)をするしかなくなります。
ただでさえ、約1200兆円という大きな借金があるにもかかわらず。この国債発行という借金は、私たちの子供や孫たちの世代のお金を前借しているようなものです。
ある試算によれば、今の社会保障制度を維持するならば、生まれてくる赤ちゃんは、生まれた瞬間に4000万円の負担を背負うと言われています。

(3)インフレ。
●物価高騰はバラマキが一因。

現在の物価高の大きな原因として、バラマキがあります。特にコロナ以降は世界各国がばら撒きました。日本は、コロナ前から政府がばら撒いていたので、その影響は大きいと言えます。
そこに輪をかけてばら撒けば、物価高がひどくなります。

(4)国の没落。
●バラマキによって国は没落―GDPはドイツに抜かれ4位に。
大川総裁は、バラマキによる国の没落を次のように表現しています。
「(バラマキは)まだまだ元気で働ける人たち、働く意欲が旺盛な人たち、資本主義の精神を体現して頑張っているような人たちを、わざわざ怠惰にする方向へ引っ張っていくならば、
それは“国の没落を意味する”と言わざるをえないのです。ゆえに、社会保障や医療、教育などがタダになる方向へ行くのは、問題であると思います」。
この没落は、既に日本のGDPがドイツに抜かれたことでも証明されています。このままでは、東南アジアの国にも抜かれかねません。

4.バラマキを止め、無駄を省き(減量)、減税をする(自助努力の精神)。

今、日本はどうすればよいのでしょうか。以下に述べたいと思います。

●減量―無駄を省く。
財政赤字ならば、無駄な役人、無駄な役所、無駄な仕事を減らさなければなりません。減量ということです。
例えば、「デジタル庁」や「こども家庭庁」などは屋上屋を重ねるようなものなので、無くすべきです。

●小さな政府―民間でやれることは民間で。
「小さな政府」とは、政府の仕事を国防や治安といった必要最小限の分野に絞り、民間にできることは民間に任せるということです。
「大きな政府」は、とにかく効率が悪いのです。無駄が発生して、国民に多大な負担をかけてしまうのです。

●財政出動が効かない時代―規制撤廃こそ発展する。
戦後の高度経済成長期は、政府が財政出動をすれば、必ず景気が良くなり、好景気をつくることができました。
しかし、今の日本は「工業社会」から第三次産業である「サービス産業」に移行しています。個人消費がGDPの60パーセントを占めるようになっているのです。
ということは、もはや財政出動をしても効かないのです。ではどうすべきなのか。それは「手続きの簡略化」です。
参入障壁のあるものや、手続きの難しいもの、許認可行政といったもの、あるいは内容に対する規制等を撤廃していくことが、サービス産業の活性化につながっていくのです。
ですから、昔ながらのお金をバラまいても、無駄になるのです。

●減税で民間の力を呼び覚まし、景気を良くする。
安い税金で民間の力呼び戻すことができれば、雇用や所得が増え、消費も増えて景気が良くなります。結果として税収も上がります。
現実には、アメリカのレーガン政権の時代や、トランプ政権の時代等に減税を行いました。その結果、景気が良くなって、税収は増えたのです。

●自助努力―勤勉の精神。
大川総裁は『減量の経済学』の中で「できるだけ“実需の経済”に戻していく必要があります。
勤勉に働いて、実需の経済をつくっていく。ものづくりをする。あるいは必要なサービスをする」ということが大切だと説いています。
また、「『自由的な意志による努力の継続があって、経済的発展は来るのです』『個人個人が、自由意志に基づいて勤勉に働いて、世の中を発展させようとする』
『自分自身も豊かになって、世の中も豊かになるように努力しようとする』、このような風潮になったとき、国がもう一段あがっていく」と述べています。
自助努力、勤勉の精神が国民の富の総量を上げるためには非常に大切な考え方なのです。

5.バラマキは神仏の思いに反する

●この世に生まれた意味―魂修行。
最後に、大川隆法党総裁は『地獄の法』の中で「人がこの世に生まれるのは、やはり、その人の努力や実績というものを通して魂的に向上させることが目的ですから、
いわゆる『働かずして、人が汗水を垂らして手に入れたものを奪い取る』
『システム的に奪い取る』ということはよいことではありませんし、本人たちを堕落させることにもなりかねません」と宗教的にバラマキの問題を指摘しています。
神仏は魂修行のためにこの地上をつくりました。「努力して人が報われる社会」をつくることを願われています。バラマキで怠惰な人間が大量に出ることを望んでおられません。
最後に、私たちは“ゆりかごから墓場”まで面倒を見てもらうために生まれてきておりません。
「あなたがたが、この世に生まれて、生きたという実感、確かによく戦ったという実感、本当の意味における、人生の生きがい、喜びというものを手にすることができないのです」(『危機に立つ日本』より)という言葉が全てだと思います。
バラマキと増税の悪循環を断ち活力ある日本を復活させたいと切に願っています。

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2、編集後記
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今年も2カ月が終わろうとしています。
お正月の能登半島地震を見て、改めて、悔いのない活動をしたいと思いました。
今、全角を回っています。活動の地熱を高めて、賛同する方を増やしたいと思います。

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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 

1967年10月20日生まれ。

福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。

広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。

現在、幸福実現党・幹事長。

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◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・幹事長)

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