Chicho, el perro que lleva tres días mirando una pared
http://karapaia.com/archives/52260720.html より
いったいなぜ?バス停の青い壁を見つめ続けている犬(アルゼンチン)
動物は時として人間には理解できないふるまいを見せることがある。
アルゼンチンのヘネラル・ロカ市にてバス停の待合所の青い壁を見つめる犬がいた。
このバス停で一日の大半をすごすこの犬は、町の人がとりあえず「チーチョ」と名付けたラブラドールレトリーバーだ。
チーチョを観察していた獣医によると、3日に渡り、尻尾を振りながら壁を見つめていたという。
ときに尻尾を振りながら...
人間が見ると青い壁だけで他に何もない。いったいなぜ壁を見つめいるのだろう?この動画がシェアされてから、さまざまな憶測を呼んでいる。
見えない何かが見えている?尻尾を振りながら壁を見つめる犬
ヘネラル・ロカ市のステフェネリのバス停で一日の大半を過ごすチーチョは、座っている時もあれば立っている時もあるが、つねにその視線をバス停の待合所の壁に向けている。
その壁は真っ青なだけなのだが、チーチョはそこを見つめ、まるで彼にしか見えない何かに注意を払っているようだ。
チーチョは本当に壁が気になるらしく、人が気を引いたり壁から離そうとしても、尻尾を振りながら壁を見つめ続ける。
その動画が今年の5月の半ばに公開されると、地元メディアの話題をさらい、ネットを通じて海外メディアも注目するようになった。
謎の儀式?3日も眺め続けていたことも明らかに
5月の末、地元の獣医がアルゼンチンのニュースサイトにチーチョが3日も続けて壁を見つめていたことを明かした。
獣医によると、チーチョはたまに短い休憩をとるものの、いつもと同じポジションに戻り、壁に向かう「謎の儀式」を継続していたという。
この件について獣医は、動物の行動を論理的に説明できないとし、壁を見る理由はわからないもののチーチョが待合所で誰かを待っている可能性を上げた。
壁には何もないようにみえるが…
目が見えない?幽霊を見てる?様々な推測が飛び交う
その間も、壁から目を離さないチーチョの不可思議な動画はどんどん拡散し、何百万回も再生され、一部のユーザーが独自の見解まで添えるようになった。
ある者は、彼が盲目だとみなし、他の人は彼が幽霊を見ているのだと主張。さらにはアルツハイマー型認知症かもしれないという推測も上がった。
だが、獣医の見立てでは彼の身体にはこれといった異常は見られず、ごく一般的な基準に当てはまるという。そのため少なくとも盲目説は却下となった。
さらにはチーチョは迷い犬か、もしくは飼い主に捨てられたばかりなのだろう、という推測もなされた。
犬の正体が判明。だがなぜ壁を見つめるのかは謎のまま
憶測が憶測を呼び、予想以上の反響に驚いた最初の動画の投稿主であるクリスチャン・アエドは、様々なことを明らかにした。
彼によると、実はチーチョは「インディオ」という名の飼い犬で、飼い主はバス停のそばに住んでいるという。
また壁を見つめるのも最近に始まったことではなく、地元ではおなじみの光景だったというのだ。だが、その行動の理由については、どうやら飼い主もわかっていないらしい。
犬が有名になった後、飼い主は外に出さず自宅の庭で飼うことに
さらに、インディオが町やネットで一気に有名になった後、飼い主は愛犬が誰かに盗まれたり危害を加えられるのを恐れて彼を自宅の庭で飼うことにしたようだ。(放し飼いの是非はあるが地域事情もあるのでここでは論点としない)
そうしてネットをにぎわせた「青い壁を見つ続ける犬」はバス停から消えた。
とはいえ彼の奇妙なふるまいは依然として謎に包まれている。
彼はいったいなぜ青い壁を見つめ続けるのか?
さあ、みんなで考えよう。
References:odditycentral / puntal / anrocaなど /written by D/ edited by parumo
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