日教組「反戦・平和教育」の問題点
昨日に続いて「北教組」の実態について、自身も中学校教諭として「北教組」所属経験のある北海道本部参院選挙区代表の大林誠氏よりメッセージをお届け致します。
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【大林まこと氏寄稿】
「教育荒廃の元凶」「反日・左翼運動の総本山」「教師の権利闘争の牙城」となっている「日教組教育」について、引き続き、その実態についてお伝え致します。
戦後、日教組は「教え子を再び戦場に送るな」というスローガンの実現を目指し、「反戦・平和教育」を進めて来ました。
その内容を並べれてみれば、日米安保反対、護憲(憲法9条護持)、自衛隊批判、反核、反米・親中、自虐史観、
謝罪外交(慰安婦、南京虐殺、靖国等)、国旗掲揚・国歌斉唱反対等々……頑強な左翼思想教育で貫かれています。
日教組の教員が、警察官と自衛官の子供を立たせて、「この子達の親は悪人です!」と吊し上げた事件もありました。
日教組教育は、巧妙な論理のすり替えに満ちています。
日教組が言うように「戦争=悪」だから「軍隊=悪」というのは論理のすり替えです。国民の生命・安全・財産を守る「軍隊=善」です。
「自虐史観」を繰り返し生徒達に教え込んで「戦前の日本の軍隊=悪」→「自衛隊=悪の軍隊」「憲法9条改正=悪」といった論理の飛躍が随所に見られます。
「平和、平和」と唱えていれば平和がやって来ると、本気で考えているのでしょうか?
それは「警察官がピストルを廃棄し、武装解除すれば、凶悪犯はいなくなる」と言っているようなものであり、「空想的平和主義」に過ぎません。
「悪意」を持つ国家が武力を持っている場合に、どうやって日本を守るというのでしょうか。
確かに日本は戦後、平和と繁栄を満喫してきました。
しかし、実際に日本の平和を守ってきたのは憲法9条ではなく、日米同盟と自衛隊であることは明らかであり、それを直視することなくして日本の安全保障は成り立ちません。
日教組の「平和・反戦」運動は「戦時中に自ら教え子を死地へ向かわせてしまった」という痛切な反省の気持ちから来るものでありましょう。
しかし、日教組はそれがトラウマとなり、「国家」「国防」というものを直視をせず、空想的平和主義に偏っているように思います。
日本有事の際には、日本を守るために同盟国であるアメリカの若い青年兵士達が戦場へ送られることになりますが、
その際に自らの「教え子」さえ戦場に行かなければアメリカの若者が戦場で戦い、血を流しても良いということなのでしょうか?
マキャベリは「自らの安全を自らの力によって守る意思を持たない場合、いかなる国家といえども、独立と平和を期待することはできない」と述べています。
日教組の教師は歴史に学び、二度と同じ悲劇を繰り返さぬよう、日本の平和と独立を守るためには、何が必要なのかを真剣に学んで頂きたいと思います。
大林 まこと
HP: http://www.obayashi-makoto.net/
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