理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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「バリ宣言」採択――日本はアジアの「海洋安全保障」に貢献せよ!

2011年11月23日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

「バリ宣言」採択―

―日本はアジアの「海洋安全保障」に貢献せよ!

 黒川白雲氏、ブログ転載

2011年11月21日 日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国
による首脳会議が18日開催され、海洋の安全保障を
めぐる日本とASEANの協力を大幅に拡充する共同宣言
「バリ宣言」が採択されました。

宣言では、中国とASEANの一部加盟国が領有権争いを
抱える「南シナ海問題」について、
「海洋の平和と安定が地域の繁栄に不可欠」とし、
「航行の自由」の必要性が強調されています。

日本は海洋国家であり、海洋における交易で成り
立っている国です。

例えば、日本人の生活の基盤となるエネルギー源である
石油は、タンカーによって中東からアラビア海、インド洋、
南シナ海、東シナ海を通って日本本土に入ります。
 
 ↑日本のシーレーン(出典:『海の生命線 シーレーン』明成社刊)
 
したがって、「海洋における安全を保障すること」は、
日本という国の基盤を守ることでもあるのです。

「バリ宣言」の中に「海洋の平和と安定が地域の繁栄に不可欠」
「航行の自由」という文言を並べることは素晴らしいこと
なのですが、それを実現するために「日本ができることは何か」
「日本がしなければならないことは何か」ということに考え
が及んでいないのは問題です。
 
「バリ宣言」を実効性のあるものとするために、日本は
多国間外交でイニシアティブを握る必要があります。

ただ外国からの求めに応じてやるというのでは、国家
としての主体性がなさ過ぎると言えます。

日本の利益、「国益」についてしっかりと考え、日本
が選択するべき道を決めておくべきです。
 
では、日本が選択するべき道とな何でしょうか?
そのためには「日本の国益」を再確認する必要があります。

日本の「国益」は、「安全保障」
「経済における繁栄を維持、発展させる」
「国民に受け入れられる価値を維持・発展させる」という
3つに分類できます。

「バリ宣言」の項目を確実に履行することは、最も
重要な国益である「安全保障」の中でも核の部分である
「国家の生存」に直結します。

なぜなら、日本の生存に不可欠な生命線は、
「シーレーン(海上交通路)」に依っており、その海上に
おける交通路を守ろうとするのが、「バリ宣言」の目的であるからです。
 
しかし、多国間外交ならではの問題もあります。

「バリ宣言」では「行動規範の策定」への期待が明記されて
いますが、行動規範を作る作業を先頭に立って進める国が
いない限りは、「バリ宣言」は絵に描いた餅になってしまいます。

この行動規範を作る先頭に日本が立って、アジアにおける
プレゼンスを高めると共に、行動規範の策定を通じて中国の
動きを牽制すべきです。

http://kurokawa-hakuun.hr-party.jp/news/


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