日本の未来を破壊する「原発ゼロ」シナリオ――
パブコメに参加し、時代の逆流を押しとどめよう!
[HRPニュースファイル344]転載
2012年7月24日
政府は、東日本大震災及び福島第一原発の事故を踏まえ、
2030年時点のエネルギー・環境に関する三つの選択肢を取りまとめ、
現在国民の意見を募集しています。
三つの選択肢とは、発電電力量に占める原発の比率に応じた、
(1)ゼロシナリオ(原発依存度0%)、
(2)15シナリオ(原発依存度15%)、
(3)20~25シナリオ(原発依存度20~25%)です。
震災前(2010年6月)に制定されたエネルギー基本計画では、
2030年までに少なくとも14基以上の原発の新増設(54基→68基)を行い、
原発依存度45%まで引き上げるとしていました。
これに比べると、3つのシナリオはいずれも、大幅に原発依存度を
下げており、現状からも大きく原発を減らすシナリオとなって
おります。
これは「原発依存度を可能な限り減らす」という菅前首相の
「脱原発路線」を踏襲した恣意的なシナリオです。
政府は上記3つのシナリオについて、「パブリックコメント」
(パブコメ: 国民からの意見)を募集し、その意見をもとに
政府が8月中に2030年までのエネルギー政策を正式決定します。
パブコメは国民投票的意味合いもあり、原発ゼロを目指す
左翼勢力は「『原発ゼロ』1000万人パブコメ」作戦を展開しています。
我々も、パブコメを通じ、
しっかりと原発の必要性を訴えて参りましょう!
■パブリックコメント 8月12日(日)18時締切⇒
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf
経団連は7月10日、上記3つの選択肢全体に反対する見解を
まとめました。(7/10 産経『原発比率の議論、政府の前提おかしい』
と経団連 月内に独自案作成へ」)
いずれの案も、政府の成長戦略と整合性がなく、再生可能エネルギー
の普及も予定通り進むか疑問で、電力料金の値上げなど経済への
悪影響を当然視していると指摘。
「議論の前提条件がおかしい」と批判しています。
具体的には、昨年末に閣議決定された「日本再生の基本戦略」
は2011~20年度まで名目3%、実質2%成長を目標にしているのに対し、
各選択肢は実質経済成長率を2010年代に1.1%、20年代は0.8%と
低く想定されており、矛盾しています。
これはエネルギー需要量を低く抑えるための悪質な数字操作であり、
政府の成長シナリオが実現すれば電力が大幅に不足します。
これら3つのシナリオが実現した場合の経済への影響について、
私たち国民はしっかりと認識しておく必要があります。
政府は4つの研究機関・大学が分析した試算結果を公表しましたが、
いずれも実質GDPが押し下げられる結果となっています。
地球環境産業技術研究機構(RITE)は最も厳しい数値をあげています。
ゼロシナリオならGDPを45兆円押し下げ、20~25%シナリオでも
28兆円の減少となります。45兆円といえば名目GDPの約1割に相当し、
その分、雇用が縮小し、失業が増大します。
RITEの分析は、電力コスト上昇で企業が海外に移る空洞化なども
考慮し、産業界では「現実的な試算」(鉄鋼大手)との声が多く、
信頼されています。(7/22 産経「原発比率の3シナリオ」⇒ http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120722/biz12072208260001-n1.htm )
こうした原発ゼロリスクに加え、消費税増税、復興増税などの
増税ラッシュも、不況の要因となり、確実にGDPを押し下げ、
失業増大の原因となります。民主党政権の政策は、日本経済を
沈没に導くものです。
民主党政権の暗黒思想で日本の未来を破壊してはなりません。
ぜひとも、パブリックコメントに参加し、原発ゼロへと向かう
時代の逆流現象を押しとどめようではありませんか!
(文責・加納有輝彦)
。
あなたは何人ですか。もしかして朝鮮人。たしかに朝鮮では電力使用制限令が出てますよね。
しかし日本では計画停電も、節電もせずに電力は余裕です。
なぜ節電していないか分かるかって。でんき予報の電力使用量が平年並みだからです。
さらには日本では原発はほぼゼロ、脱原発状態です。
これが日本の現実で、あとは完全な脱原発にし維持してけばいい話でしょ。
電気料金は電力会社が市場価格で買えば現在より10分の1とまでは行きませんが半額になります。
電力会社は市場価格の10倍で買っているという現実はどうするのでしょうか。
http://blogos.com/article/44102/
どこの国の総理だったか・・
【民主と北朝鮮】菅「献金先」と総連関連ビルの“怪しい関係”
http://d.hatena.ne.jp/kata-san/20110805/1312533995
http://blog.goo.ne.jp/bluezenon/e/0e3a66f1a45f872a4d6cc6490fdc944d