http://blog.livedoor.jp/kaigainoomaera/archives/46769719.html より
ついに日本で上映開始、アンジー監督作「アンブロークン」(海外の反応) 2016年02月07日
第2次大戦中に旧日本軍の捕虜になった元米軍人の体験を基に、女優アンジェリーナ・ジョリーさんが監督した映画「不屈の男 アンブロークン」が6日、東京都渋谷区のシアター・イメージフォーラムで公開初日を迎えた。陸上5000メートルで五輪に出場したルイ・ザンペリーニ氏が、第2次大戦中に日本軍の捕虜収容所で伍長から執拗な虐待を受ける姿が描かれており、ネット上では「反日的」との批判もあった。以下略(共同通信)
http://www.sankei.com/premium/news/160206/prm1602060006-n1.html 抜粋
日本でお蔵入りしそうだった米映画が上映された。6日公開の「不屈の男 アンブロークン」だ。第二次世界大戦で日本軍の捕虜になった米空軍兵士で元五輪選手、ルイ・ザンペリーニ氏(1917~2014年)の半生を映画化。執拗な虐待場面が続くことから“反日映画”というレッテルが貼られ、日本での上映阻止運動に発展した。監督した女優のアンジェリーナ・ジョリーも「反日家」と後ろ指をさされている。なぜ公開されることになったのか。
なぜ「不屈の男」がこれほどまで反日映画と呼ばれるようになったのか。それはローラ・ヒレンブランドの原作小説に一因がある。捕虜が「人食いの風習で生きたまま食べられた」などという誤った記述があるからだ。
映画は太平洋上で爆撃手のザンペリーニ(ジャック・オコンネル)が搭乗したB24が零戦と交戦する場面から始まる。いきなりのアクションで、つかみはOKといったところか。
「不屈の男」で渡辺伍長を演じたMIYAVIは、ジョリーから「私は2つの国(米日)をつなぐ懸け橋となる映画を作りたい」と言われた。だが彼女の作風からいって、この映画で日本軍の非道さを告発しようとしたのは明らかだ。それでもジョリーは問題になりそうな描写を抑えているように感じた。ブルーレイには「削除されたシーン」が収められていて、渡辺が三味線を弾いて歌う人間的な顔を見せる場面や、玉音放送が流れる場面がカットされていた。
「削除されたシーン」には米兵捕虜が日本軍兵士に食われる場面はなかったが、本編にとても気になる描写がある。捕虜になったザンペリーニが連行された島の独房から初めて外に連れ出される場面だ。彼がそこで断片的に目にするのは、大ナタ数本と転がっている幾つもの“丸い物体”。一瞬“頭蓋骨だ!”とゾクッとした。
何度か見直してみると、どうやらヤシの実らしい。「らしい」と書いたのは、一瞬なので判別が難しいのだ。ザンペリーニは後日、全裸になって座れと命令され、号泣する。“処刑される”と思ったのだ。なぜそう思ったのか。ナタと“丸い物体”を見ていたからだ。そこに「日本人は人肉を食う」というミスリードはなかったのか?
ジョリー監督には直接話を聞きたいことがたくさんある。ぜひ、来日してください。(伊藤徳裕)
海外の反応をまとめました
・映画館で見終わった後、返金を求めることを考えさせる映画の一つだ。
・悪い歴史映画ではない。
いずれにせよ、どこが反日的なんだ?
被害妄想か過剰な劣等コンプレックスにしか思えない。
・私の祖父は捕虜だったが、彼らはそんなことは起きなかったと言い出した。
・歴史は勝者によって書かれる。
でも敗者が自分たちの過ちを目にすることは良いことだ。
・...それにしても、日本はほとんどの映画の公開が遅い。
今週、オデッセイが劇場公開された。
・これは別に反日をテーマにした映画ではない。
勇敢な心を持つ男についての映画だ。
ただ見てみろ。
・俺はこの映画を見た。
この映画を反日だと言う連中は、この映画を見たことがないはずだ。
「ザ・バード」という男だけが意地悪のように見えた。
・少しだけハリウッド風に変えられた。
一人の看守とそれに立ち向かう一人の捕虜を描くことは簡単だ。
看守があそこまで酷く殴られたなんて信じることが出来ない。
・ハリウッドが日本人を良い風に描いていることを暗に示しているね。
・ザンペリーニは彼を痛めつけた男と会おうとした。
でもあの臆病者はザンペリーニと会うことを拒絶した。
・「ザ・バード」が今でも生きていて、この映画を見られなくて残念だ。
この映画の中で、主人公が、漂流中に、
爆撃機で、攻撃されるシーンがあるが、
実はこのシーンは、
日本の「大日本帝国」という映画の1シーン
とそっくりだ。