Q: 天上界で光明皇后様はどのようなお仕事を
なさっておられるのでしょうか。
過去は日本:神道と仏教を結びつける役割を果たした。
今は、幸福の科学を、日本古来の伝統
や宗教と結びつけてこの国に定着させつつ、海外に
広げていくことが、主とした関心事。
一当時、女性リーダーとして、どのような使命感を持って
、お仕事をなさったのでしょうか。.
信仰と、国家の鎮護及び安泰を祈る気持ちとを融合させた。
その姿勢を示すことが、全国民
を御仏の信仰の世界に入れる意味で、大きな影響力はあった。
今、国のトップに信仰心が十
分ないことが大変残念。強く天皇の心を支え、よき参謀、
相談役として、国政に対する企画
やアドバイスを申し上げた。
一聖武天皇と築かれていたようなパートナーシップは、
現代では非常に難しくなっています。
小さな会社であれば夫婦のパートナーシップでやれるが、
国家の規模までいけばかなり難し
い。家族・血縁が能力主義社会に適応するかどうか。
男性が国家レベルや、大きな事業に関
わった時にイコールパートナーシップとして活躍するのは、
現実には厳しい。公的な立場が
重くなればなるほど、親密な夫婦関係が取れなくなる。
また、公人の立場ではお互いに口を
出していけない領域が増える。
現代、女性のリーダーは独身であることが多いのは事実。
パートナーや子供がいると、そち
らにかなりのエネルギーを取られ、自分の専門的な能力を
生かしきれないことがあるため。
よほど恵まれた星の下に生まれない限り、
何かが犠牲になる可能性が高い。
女性としての出処進退の部分はある。小さく始めた事業が
大きくなってきたときに、適当な
ところで身を引いて、自分の適性に合ったところに生きがい
を見出すことができるかどうか。
夫を凌駕する才能が出てくると、いずれパートナーシップは壊れる。
夫婦で勝ち負けが出てくると必ず不幸が生じる。判断基準としては、
押さえてもタケノコのように伸びてくる力があるなら、それは才能、
天命として受け入れるべき。
そうならない場合には中間的な幸福で断念する覚悟が必要。
公人として高い立場に立つ女性は、世情から疎くなりやすく、
間接情報が非常に多くなる。
現場に出て行くことは、マネジメントを正していくのに一番大事。
宗教団体では、信者さんに会う機会を努力してつくらねば、
正しい情報は入ってこなくなる。なるべく世間の事情に
精通するよう努力すること。
Q:女性リーダーにとっての信仰、信仰心ある理想の女性リーダー像
についてお教え下さい。
男性はこの世的な地位や名声、年収等への執着から、
完全に逃れることは出来ない面が強い
と思う。
男性に比べて、女性はそういう執着を打ち捨てて情熱的に
突き進むことが出来る場 合がある。純粋な信仰心や情熱で
男性を突き動かす女性の力が必要。
天性の判断力として、敵の霊的な力の強さを感じ取る能力や、
夫の身を案じる所で非常に才覚発達している女性は、よき参謀に
なれる場合はある。ただ、この世的な実務として、具体的な
作戦立案や軍事の参謀役ができるわけではない。
一女性がリーダーの使命を果たしながらも、女性の美徳である
「愛」、「献身」、「慎み深さ」を失わずに成功し、
本当の幸福を得ていくためにはどうしたらよいでしょうか。
女性の幸福感の問題。勉強に投資するとそれを使わないと
自己実現として満足できないところがある。
性別によって人生を決定されるのを、改善していくこと自体は、
神仏の御心にかなっていると思う。
ただ、道としてはいくつか選べる可能性は必要。
伝統的な考え方の女性が差別されて生きにくくなるのはよくない。
大臣や宇宙飛行士になるなど、極端なところまでの成功を
収めた場合、従来型の夫婦や親子のスタイルを持ち続けるのであれば、
どこかに盃みが出てくる可能性は高い。
同性婚で、遺伝子技術によって子供も作れるようになってきている。
女性にとってはある意味では非常に危ない時代。
ここは未知の領域。「生まれることに対する倫理観」と
「死とは何かという倫理観」で問題が多々生じている。
男女の区別が無くなるのが良いとまで断言できない。
男女で違った魂経験ができることも、転生輪廻を実り豊かにする
一つの方法。
ここ500年ぐらいの未来に関しては、価値観の多様化を
受け入れるしかないだろう。その後一定の淘汰が起こる。
時代は変わっていこうとしているので、これからの宗教は大変。日々
最先端の問題とぶつかっていかねばならない。
再生医療や性の倫理の問題などが生じてくる。
また、クローン技術で子供が生まれるようになり、男女の
結婚の意義が揺らいでくる。
未来テクノロジーと、宗教が一緒に発展していかねばならない。
これからの宗教は、自由に力点を置きながら、新しい価値秩序を
作ることができるかどうか、考えを練らねばならない。
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