処刑された英国人の遺体確認 中国当局が拒否
【大紀元日本1月5日】先月29日に英国人男性アクマル・シャイフ死刑囚が麻薬密輸容疑で中国の新疆・ウルムチで処刑された。イギリスから現地に駆けつけた親族は中国当局に対して遺体の検分及び葬儀の出席を求めたが、拒否された。 英「デイリー・ポスト」紙によると、処刑後のシャイフ氏の遺体はムスリム墓地へ運ばれ、イスラム教宣教師と法廷関係者、係員が立会で簡単な葬儀が行われたという。英政府関係者は、シャイフ氏の親族は同氏の臓器が盗まれていないことを確認するために遺体の検分を求めたが、中国当局に拒否されたことを明らかにした。 シャイフ氏の遺物と共に英国に帰国した同氏の親族は、英政府が英中貿易の妨げになることを懸念したため、シャイフ氏の救助に尽力しなかったとし、「これこそが、いかに英国が無能で軟弱な国であるかを表したものだ」と非難した。 中国の死刑囚の数字は、その他の世界中の死刑囚の総数よりも遥かに多いが、西洋人が処刑されたことは非常に稀である。シャイフ氏の処刑を受け、ブラウン英首相は予定されていた訪中の日程を遅らせた。 (翻訳編集・余靜)
(10/01/05 07:45) |
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/01/html/d63625.html
,絶句
同氏の臓器が盗まれていないことを確認するために・・・