世界の眼がわかる! ヘラトリ・トピックス
〔第47号〕
〈スペシャル版3〉
『さあ、これで、第4コーナー、まわったでぇ!』
わしも随分、検察の事件見てきたけど、
「事情聴取」が、あらかじめ予告されて、ホテルで
マスコミが待ち伏せした、なんてぇのは、今回が
初めてや。思えば小沢さんも、偉うなったもんやな。
まあ、事件の核心がどこにあって、今、何を争って
いるんか、ちゅうような話は、マスコミが散々報道
しとるから、ここで取り上げるつもりもないけど、
小沢さんの釈明の中で、おかしなところを二つだけ
あげるとすればだなぁ、
一つは、よりによって政治家がだよ、
「10年近く前や、古いものでは、20年近くも前に
銀行から引き出したという、数億円ものお金をだよ
、ずっと手もつけずに、自宅の金庫の中に現金で
しまっておいてだなぁ、それをある日突然持って
行って、土地の購入代に使いました」
なんて、そんな子供ダマしみたいな話、誰が信じます
かいな。
しかもだよ、ついこの間まで、これについては別の
説明しておったよな。それをここに来て、突然説明
変えた理由については、ダンマリ決め込んで、押し通
しよったクセに、よう言うわっ、という感じやね。
それから、もう一つおかしいのは、家族名義のお金で、
たかが土地のひとつ買うのに、なんであんなに、
お金を分散させたり、集約させたり、それこそ
マフィアの資金洗浄みたいなこと、せなあかんねん。
まったく、もうちよっとマシな説明すると思っとっ
たさかい、アホらしゅうて、この先は検察に任すけど、
それにしても、子供ダマしもええとこやでぇ、これは。
結局、この問題は、どう考えたらええかと言うと、
「検察がどういう“見立て”をして、どういう構成
で犯罪を組み立ててくるのか」
というところに対する、“読み”の問題なんやな。
そしてこれは、ただ単に、法律を知っとるだけで、
分かるもんではなくて、過去何十年かの検察の捜査
の中で出来上がってきた、ある種の“相場観”
ちゅうものがあるんやけど、それに通じてないと、
なかなか見通せるものではないんよね。
そやさかい、記事を書いとる記者や、テレビに出てくる
専門家と言われる人であってもやなぁ、そこまで
見抜いて、分かった上で発言しとる人っちゅうのは、
まあ、わしの見たところ、ほんの極く一部しかおらんよ。
あとは、結構、ええ加減なことを言っちょる。
で、「その相場感とは何か」ちゅうのを知りたいん
やろうけど、
そりゃぁ、あんた、ここでわしが、捜査妨害するわけ
にいかんし、こういうのがわかるっていうのが、
「ヘラトリ」の競争力の源泉でもあるさかいな、言う
わけにもいかんが、
まあ、あと一ヶ月も見とりゃ、何のこと言っとるか分かるよ。
おそらく、「在宅起訴」か「逮捕」までは、行くと思うよ。
穏便な「在宅起訴」で済まそう思うたら、再度の「事情聴取」
は不可避やろな。そして、今度来る次の「事情聴取」からは、
結構キツくなるやろぅな。
今回の事情聴取は、言わば、退路をふさぐために、
「言わせるだけ言わせる」のが目的やったから、追い込
まなんだけど、次からは、回りを固めておいて、ジワジワ
締め上げてくるでぇ。
そして、それを拒んだ場合には、(小沢さんは
「今回が最後だ」と言うちょるらしいが)、次なる奥の手
としては、小沢さんの深沢の自宅の「強制捜査」が
あるやろうな。
「悪質性」に自信を持ったら、在宅起訴ではなく、
「逮捕」で勝負かけてくるやろうから、そのときは、
国会開会中やし、いわゆる衆院への「逮捕許諾請求」
ちゅうのが出されるから、コレ、見ものやでぇ!
鳩山さん以下、民主党の国会議員全員が、
「小沢逮捕、飲むのか飲まないのか」
踏み絵を踏まされるさかい、そしてその頃には、
小沢さんの悪事が、マスコミに暴かれまくってる
やろうから、逮捕請求に反対でもしようもんなら、
その議員は、マスコミの集中砲火浴びて、火ダルマや。
これで民主党は、去年秋に、悪魔小沢の手を借りて、
身分不相応な勝利を手に入れたカルマを、一気に
刈り取らねばならなくなるわけや。
そして、こういう未来に怯えて、変な動きでもしよう
もんなら、あっと言う間に、「強制捜査」や「逮捕」
の口実を与えることになるから、今や、袋の中の
ネズミなんよ。
日曜のテレビ朝日「サンデー・プロジェクト」の
特集の最後のところで、面白いこと言うとった。
ずーっとシビアな話を聴いておった司会(男性)が、
最後のところで、
「でも(贈収賄でもないのに)、「収支報告書の不実記載」
というだけで、(秘書はともかく)小沢さんまで
起訴しますかね?」と聞いたら、
「起訴するに決まっとるやろ!!」
と田原総一朗が吠えて番組が終わりよった。 これ、
少し解説すると、
「検察は、ここまで大立ち回りを演じておいて、
今さら“小沢の起訴まで持ち込めませんでした”では、
完敗やで!」ということを言っとるんやけど、
もっと言えば、
「ここまで踏み込んでしまった以上、もう後戻りできん
のやさかい、しっかり仕留めておかんかったら、次は、
自分達が皆殺しにされるでぇ!」
ということを言っちょるわけじゃよ。
まるで、「エイリアン(宇宙人)V.S.プレデター」
みたいな言い方で、検察には申し訳ないんやけど、
まあ、今日は元々、ここまでで話終わるつもりじゃったが、
乗りかかった舟やさかい、最後に一つだけ、付け加えておくな。
「なぜ、プレデターが頑張らんといかんのか」
ということやけれど~
前回のスペシャル版で、
「小沢一郎の正体は、人食い宇宙人(レプタリアン)や」
言うて、まあ、それはそうなんやけど、検事さんの中には、
直ぐにはこの話、ついて来これなんだ人もいるかも
しれんので、もう少し解りやすい説明をするとな~
「現代における“人食い”の意味とはなんや」いう
ことやけど、結局、こういうことなんじゃよ。
以前、これも偉い神様から教えてもろうたことやが、
昔、オウム事件ちゅうのがあったやろ、あの時も、
随分わしらは、警察には協力したが、あの時、
「人をさらってきては殺してた悪い連中」
がいたやろ。あの連中は、死ぬと、地獄の鬼になって、
地獄で人をムシャムシャ食っとるそうじゃよ。
だから、「人食い」というのは、現代風に言えばだな、
「人さらい」のことじゃよ。
山陰地方に行くと、「鬼伝説」ちゅうのが、
いっぱいあるが、この間、神様も言うとったけど、
あれは、「人さらいする海賊がいっぱいおった」
ちゅうことの名残りやそうだ。
そう言えば、現代にもおるのう、日本海地方で沢山
「人さらい」して、拉致しちょる、「現代の鬼ガ島」
があるやろ。
小沢さんは、結局、その「鬼ガ島」に“魂の郷愁”
を感じておるんよ。
わしが何を言わんとしとるか、わかるやろぅっ、
そういうことなんよ、結局な。
だから、鬼ガ島の鬼を退治して、現代の桃太郎に
なれんようだったら、検察は、存在意義はないでぇ!
まあ、検察が頼りにならんようなら、最後は、
わしら自身で退治するさかい、と言っても、日本は
法治国家やから、わしらの場合は、「宗教的に折伏」
してしもうがの。
これは2500年前にも一度やっておるから、その気に
なったらやれんことないけど、(法力つよいで~!)、
まずは、検察で頑張ってみいや!
ここまで分かれば、ハラも据わるやろ!
そういうこっちゃ。
じゃぁ、またな。
(2010.1.24)http://pooh777.blog.so-net.ne.jp/