朝鮮有事は３月か？
井原義博 氏、ブログ転載
2012-01-20
アメリカと韓国は過去最大級の合同上陸訓練を３月に実施する、
と今朝の日経新聞が報道しています。
韓国軍の関係者は「北朝鮮の軍事挑発を抑制し、確固した
米韓同盟を誇示する」と述べています。
北朝鮮はこれに先立ち、米国がアジア太平洋地域を重視した
戦略に関して「武力で征服しようとするなら我々も自衛権を行使
して武力で対応せざるを得ない」と警告しています。
金日成の生誕１００周年の４月１５日を直前に控えた今回の
上陸訓練の発表を受けて、北朝鮮は反発の度合いを一層
高めることが予想されます。
軍事的な衝突について、アメリカがどこまでシナリオを描い
ているかは不明ですが、共和党の大統領候補の報道が大統領選の
中心的な話題になっている時期ですので、オバマ政権が
「強いアメリカ」「頼りになるオバマ」を演出しようとしている
ことは十分に考えられます。
一方でイランの問題もありますが、ホルムズ海峡を封鎖するという
イランの脅しは実際には実行されないだろう、という観測が強く
なっていますので、「北朝鮮 終わりの始まり 」（幸福実現党発行）
の第２章にあるように、北朝鮮の「優先順位が上がっ」ていると
いう事でしょう。
金正恩の守護霊は４月１５日に「花火を打ち上げる」と、何らかの
軍事的な行動を起こす事をほのめかしていましたが、３月の
上陸訓練に対し、ミサイル発射訓練など具体的な対抗策を
打ち出してくるでしょう。
もしかすると、米韓の艦船に何らかの攻撃を
（北朝鮮側が仕掛けたとわからないように）行うかもしれません。
ひとたび軍事紛争が起きたなら、日本も無関係ではいられなく
なります。
沖縄の米軍が訓練に参加しているため、「報復」と称していきなり
長距離ミサイルを撃ち込んでくる可能性は否定できません。
ちょうど３月から４月にかけては消費税増税問題が国会の議論の
中心になっている時期でもあります。
経済的国難と防衛上の国難が同時に発生する事態に、民主党政権が
まともな対応をできるとは思えません。
国難が迫っています。
国難から国を守り、国民を守る使命が、私たちに託されています。
今何をするべきなのか、何ができるのかを一人一人が考え、
行動に移して参りましょう。
http://ameblo.jp/muggle1009/entry-11140767040.html
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