東アジアの安定化
2012-09-03 21:45:42
井原義博 氏 ブログ転載
1. 混乱をもたらす中韓の動向
李明博大統領の竹島への上陸に続いて尖閣諸島に
中国人活動家が上陸したことは、日韓、日中の間に大きな
摩擦を生み出しています。
李大統領は自筆による記念碑を建てたり、我が国の天皇に対して
「訪韓するなら謝罪せよ」と要求するなど、日本に対して
挑発的な言動を繰り返しています。
一方中国国内では多数の反日デモが起きたり、中国人活動家が
10月にも尖閣諸島への再度の上陸する計画を明らかにするなど、
事態は沈静化するどころか、ますます混乱する様相を呈しています。
こうした中で野田政権は、韓国に対しては竹島の帰属について
国際司法裁判所への提訴の動きを見せ、また経済制裁とも
言えるウォンとの通貨スワップ協定の延長停止の意志を表明しています。
尖閣諸島については、海上保安庁の職員の逮捕権限を陸上でも
認めるよう、法改正にとりかかるなど、海上警備機能の強化を
図っています。
このように政府はこれまでの歴代の政府が為してきた
「弱腰外交」とは一線を画すような対応をしています。
竹島も尖閣諸島も日本の固有の領土である事から、日本が
その領有権を放棄する選択肢はありません。
しかしながら、このまま対立がエスカレートしてゆくと
日中、日韓間の亀裂が深まり、最悪の事態にまで
陥る可能性も否定できません。
2. 韓国と中国の日本に対する非難
韓国と中国のこれまでの主張には共通点が見られます。
両国とも日本の太平洋戦争の時の犯罪行為を糾弾し、それらを
政治的な圧力の手段としてきました。
今回も李大統領は従軍慰安婦の賠償問題を取り上げていますが、
そもそも日韓の国交が1965年に正常化した際にすべての戦争に
係る賠償問題は両国間では決着していますので、それ以降の国民への
戦時賠償には韓国政府が行うべきものです。
しかも
「日本軍の強制連行によって多くの韓国婦女子が従軍慰安婦にされた」
という全く事実に基づかない非難を繰り返して行ってきました。
一方中国は日本軍の南京後略の際、30万人が虐殺されたという、
こちらも事実に基づかない主張を繰り返しています。
日本は戦後経済発展を成し遂げましたが、その過程で、
円借款を行ったり貿易を拡大することで、韓国や中国の経済的な
発展にも大きく寄与しています。
韓国の財閥企業は日本をしのぐほどにもなりましたし、
中国のGDP は昨年日本を抜いています。
経済的にはお互いに重要なパートナーとなってはいますが、両国とも、
日本が太平洋戦争で許すことができない非人道的な行為を行った、
という非難を繰り返しています。
これは日本人に「罪の意識」を植え付け、彼らが政治的に有利な立場に
立とうとしているからです。
3. 日本の取るべき態度
アジア諸国で日本のいわゆる「戦争犯罪」を今だに声高に言っている国は、
韓国、北朝鮮、中国の三ケ国だけです。
日本は太平洋戦争の火ぶたを切りましたが、結果的に欧米の植民地と
化していたアジアを開放したことに対して、アジア諸国からは多くの
感謝の声が上がっています。
朝鮮半島も不安定な状態がずっと続いていました。
日清戦争後にロシアが朝鮮半島への支配を目指して南下の動きを
見せたため、日露戦争が起きているのです。
朝鮮半島を政治的に安定な地域にすることが、朝鮮人達のためにも
なるし日本のためにもなる、ということで朝鮮併合が行われたのです。
もし日本に組み込まれていなければ、朝鮮半島はロシアに支配
されていた可能性があります。
要は、歴史認識の違いなのです。
日本としては、事実に基づかない議論や、すでに解決済みの問題に
ついては、何と言われようとも、断固としてはねのける気概が必要です。
戦争そのものを引き起こしてアジア諸国に多くの苦しみを与えた、
という「原罪意識」を持たされてはなりません。
日本の言うべき事を言った上で、韓国との関係をできるだけ
速やかに修復しなければなりません。
「韓国は日米間の間に自ら楔を打ち込むようなことを
してはならない」と諭さねばなりません。
http://ameblo.jp/muggle1009/entry-11345491572.html
転載、させていただいた記事です
。
いい動画みつけました✩
「多くの慰安婦は、韓国人によって動員された。」
という動画です*
http://www.youtube.com/watch?v=9bOw0uhgfrY