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20キロ圏内の放射線はもう下がっている!(連載第7回) 2016年6月6日

2016年06月08日 15時03分25秒 | 災害 事件・医食・自然・癒し・超常現象・宇宙人など・・

20キロ圏内の放射線はもう下がっている!(連載第7回)

線量マップ(μSv換算)

20キロ圏内の放射線はもう下がっている!

前回は、福島県内の放射線レベルよりも中国の上海の方が、5倍も6倍も高いという事実をお伝えしました。

今回は、20キロ圏内の放射線レベルです。

福島県内の都市の放射線が十分に安全なレベルだというと、「では20キロ圏内は?」「さすがに第一原発周辺は

放射線が高いのでは?」という質問をよく受けます。

私は、実はこの2年間で4回ほど実際に20キロ県内に入り、放射線を計測してきました。

その結果、20キロ圏内も、すでに十分に安全なレベルまで放射線は下がっていることがわかりました。

例えば、今年3月の計測では、昨年9月に避難指示が解除された楢葉町で1時間当たり0.07マイクロシーベルト。

富岡町で1時間当たり0.87マイクロシーベルトと、東京と変わらないレベルか、多少高い程度でした。

 

20キロ圏内の大部分の地域は、年間の放射線量は、わずか2~3ミリシーベルトと政府が

住民の「避難指示」を解除する条件として打ち出している「年間20ミリシーベルト」の10分の1の値でした。

線量マップ(mSv換算)

こうした計測値は、専門家でもない私が無責任に勝手なことを言っているわけではありません。

放射線防護学の専門家である札幌医科大学の高田純教授は震災から2年後の2013年、

20キロ圏内の浪江町末森(すえのもり)の山本牧場で2泊3日の調査をし、

この地域で人間が暮らしたとして1年間で受ける線量を算出しました。

その結果、実線量は年間17ミリシーベルトと、政府の指定する放射線レベルの安全範囲内におさまっていました。

今から3年前の時点で、すでに浪江町も安全なレベルまで放射線量は下がっていたのです。

第一原発の正面玄関近くは「秋田の玉川温泉と同じレベル」

さらに、衝撃の事実もお伝えしましょう。2016年3月末、私は役所の許可を得て20キロ圏内に入り、

福島第一原発の近くの放射線も計測してきました。 現在、国道6号線は全面的に開通しており、

第一原発の正面玄関から約1.5kmまで近づくことができます。

その地点の放射線は、1時間当たり、7マイクロシーベルトでした。

この放射線の値は、果たして高いでしょうか。

低いでしょうか。

実は、この数字は、なんとラドン温泉で有名な秋田県の「玉川温泉」の放射線レベルと同じレベルなのです!

ご存じのとおり、秋田の玉川温泉はラジウムの放射線によってガン治療にも効果があると評判の、

ラドン浴のできる健康に良い温泉です。

この玉川温泉の放射線レベルがだいたい1時間当たり1~15マイクロシーベルトなのです。

詳しく知りたい方はこちら。

http://kadoyasan.com/radium-world.html

ラドン温泉の線量

そうなのです。20キロ圏内は、「体に危険」どころか、実は「健康に良い放射線レベル」なのです。

笑い話のようですが、これが、今の20キロ圏内の「ほんとうの話」です。

ですから、現在、福島県内で大規模に行われている「除染」の大部分は、実際には行う必要はありません。

日本の年間の自然放射線は1.48マイクロシーベルト(世界の平均は年間2.4マイクロシーベルト)です。

自然界には宇宙線や鉱石が発する放射線などが存在し、人間は普通に生活しているだけでも、放射線を浴びています。
福島県では除染の目標値を年間1ミリシーベルト以下に設定しています。

それは、自然放射線レベルまで県内の放射線を下げようとしているわけです。

ですから、現実的には、全く意味のない目標設定です。

1314125_024

どうしても県民の安心のために除染が必要というならば、

20キロ圏内の「避難指示解除」の基準に政府が指定している、年間20ミリシーベルトに除染目標を改めるべきでしょう。

しかし、現実には、そこまで放射線レベルが高い地域は、福島県内には第一原発近隣のごく一部の地域を除いて、

ほとんど存在していません。

しかもその年間20ミリシーベルトという基準も、国際的な安全基準では、全く人体に影響のないレベルです。

そうです。

それだけ、福島県の放射線は、

すでに「安全なレベル」なのです。
(次回に続く・・・)

 
 
 
 
 
 

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