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2017.12.18
【バノン氏講演】 中国の一帯一路「成功は絶対的支配権掌握」米報道機関「トランプ氏を茶化している」http://www.sankei.com/world/news/171218/wor1712180029-n3.html より
トランプ米大統領の有力側近で首席戦略官兼上級顧問を8月まで務めたスティーブン・バノン氏は17日、ベルサール渋谷ファースト(東京都渋谷区)で開催された米保守系政治イベント、CPAC(シーパック)の日本版「J-CPAC」で講演した。中国について「戦略的な競合」「経済的に侵略している」などと強い口調で警戒。また、トランプ氏が「フェイク(偽)ニュース」と非難する米国内外の報道機関について、大統領の実績を正当に評価していないと批判した。(外信部 板東和正)
中国は、競合相手
バノン氏は講演で、中国の習近平国家主席が進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」や南シナ海での軍事拠点化などについて言及した。一帯一路については「成功すると、(中国は)絶対的な支配権力を掌握することになる」と懸念を示した。「(中国は)われわれを経済的に侵略している」と指摘し、「中国は米国や同盟国にとって戦略的な競合(相手)になる。私たちの世代が立ち向かわなければならない」と話した。
講演では、中国による知的財産権の侵害の問題についても言及。「米国の知財をこれ以上、中国に明け渡すことができない」などと話し、中国を米通商法301条で制裁する必要性を訴えた。
また、「トランプ氏は(知財などの問題について)中国と対話を続けてきた」とした上で「報道から得た情報だが、トランプ氏はフラストレーションがたまってきているようだ」と打ち明けた。
北朝鮮の核・ミサイル問題については、北朝鮮に影響力を持つ中国に「日米が協力して圧力をかけ続けることが重要」と指摘した。
「トランプはミラクル」
一方、バノン氏は、大統領就任後のトランプ氏の実績について「ミラクル(奇跡)を起こした」などと絶賛。「変革の騎士はまず破壊者でなければならない」とした上で「(トランプ氏は)経済や安全保障面などで前例のないことを成し遂げた」とたたえた。トランプ氏の実績の例の一つとして、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦が成功裏に進んだことを挙げた。
その上で、トランプ氏を報じる一部のメディアについて「ひどい」と言及。「トランプ氏の就任を受入れられないメディアがあった」と振り返り「彼の習慣やちょっとした言動を批判し、嘲り、茶化している。(トランプ氏の実績を)称賛していない」などと批判した。
また、トランプ氏が主張する「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」について誤解があるとし「孤立主義でも、一国主義でもない」と話した。
「魔女狩り」するな
バノン氏は、ロシアによる米大統領選への干渉疑惑や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの米国の離脱についても持論を披露。モラー特別検察官によるロシア疑惑の捜査について「(捜査に)反対はしていない。自由にしたら良いと思う」としつつ、「魔女狩りのようなやり方はするべきではない」とも話し、クギを刺した。
米国がTPPを離脱した理由については「米国は2国間協定にしたいと考えている。このことについては最初から一貫して主張し続けている」と話した。
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