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スペースデブリ(宇宙ゴミ)を銛(もり)で串刺しにし、大気圏に突入させて銛ごと燃やし尽くすという作戦 2019年02月23日

2019年02月24日 10時54分21秒 | 災害 事件・医食・自然・癒し・超常現象・宇宙人など・・

スペースデブリ(宇宙ゴミ)を銛(もり)で串刺しにし、大気圏に突入させて銛ごと燃やし尽くすという作戦

 
0_e0image credit:youtube

 アメリカ政府は50万個ものスペースデブリ、つまりは宇宙のゴミを監視している。それらのうち2万個はソフトボールよりも大きな物体だ。 
 こうしたスペースデブリは、使われなくなった人工衛星やその打ち上げに使われたロケット本体、あるいはそれらの部品などだ。弾丸よりも高速で移動しており、直径10センチもあれば宇宙船を破壊できるほど危険な代物だ。
 イングランド、サリー大学の研究者が開発したのは、こうした宇宙のゴミ問題に対処するために使われる特殊な銛(もり)である。
 動画で紹介されているのは、RemoveDEBRIS衛星が行なった実験で、1.5メートルのポールの先に取り付けたソーラーパネルめがけて銛が発射されたシーンだ。

動画では銛がターゲットを貫いた瞬間をばっちり確認できる。


Harpoon successfully captures space debris (Slow motion)

 今回の実験はここまでであるが、最終的には帆を膨らませて、デブリを貫いた銛ごと地球大気圏に突入させる。こうして、銛もろともデブリを燃やし尽くしてしまおうというのだ。
 この最終実験も3月に予定されている。

増加する人工衛星とスペースデブリ問題

 スペースデブリのリスクは、打ち上げられる人工衛星の数が増加するにつれてますます高まっている。
 たとえばイーロン・マスク氏のスペースX社は、数千ものスターリンク衛星の打ち上げ許可を政府に申請している。
 それらを実際に開発し、打ち上げるために必要な膨大な資金を集めることができさえすれば、おそらく2020年代半ばまでには実行されるだろう。
 結果、軌道を飛行する人工衛星の数は2、3倍に膨れ上がることになる。

・地球が見えない・・・1957年から現在まで58年間の地球を覆う宇宙ゴミの変化を可視化したタイムラプス動画 : カラパイア


The amount of space junk around Earth has hit a critical point


 NASAで軌道に漂うデブリの調査を行なっていたケスラー氏は、こうした状況について「未曾有の事態」と話す。
 このまま数が増えていけば、スペースデブリの1度の衝突が連鎖的な衝突を引き起こし、宇宙開発が不可能になってしまう危険性すらあるのだ。
 こうしたシナリオはただの絵空事ではない。
 2009年、ロシアの廃棄された人工衛星「コスモス2251」が現役の通信衛星に時速42000キロで衝突した。この事故のせいで、新たに20万個のものデブリが誕生したと推定されている。
 さらに2007年には、中国が老朽化した気象衛星をターゲットにミサイルを発射し、その破片が地球軌道に撒き散らされた。 

References:Watch a space harpoon impale a chunk of space debris/ written by hiroching / edited by parumo



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